Panzer-Abteilung Müncheberg
SS-Panzer-Abteilung 503 Panzer Kampfwargen 6
ミュンヘベルク装甲師団
第503SS装甲大隊 第3中隊 第1小隊 4号車
ケーニヒス・ティーガー ゲオルグ・ディアーズ伍長乗車車輛
パンツァーリート(ドイツ軍戦車兵歌)
アルデンヌに押し出すドイツ軍の新型戦車(ケーニヒス・ティーガー)の戦車長として集められた者が皆少年だったことから、嘆くへスラー大佐に対して少年が自発的に歌うパンツァーリート
月姫さんに捧ぐ
ティーガー祭:
このfestは、めぐみさんの機会提供によりお送りいたします。
1945年ベルリン攻防戦において、ボリシェビキ赤軍の迫りくる戦車を相手に無双した最後のティーガーをモチーフに、『The last Tiger』と題して作りたいと思います。
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前回工作は、ついに1/49ケーニヒス・ティーガーに試行塗装をしたところまで。
ひたすら人間の塗装を進めてはいます。
PAK40 75mm Anti Tank Gan 付属の国防軍兵士。
肌の表現に新しい方法を確立させることができて、より綺麗に塗れる様に少し技術が向上できたと思います。
牛歩で進む記事を上げても仕方ないので、本日は実話を元にした映画のご紹介です。
ネタバレは・・・史実なので、既知ではありますが、感想が主です。
2004年公開で20年が経過しようとしていますが、私も初めて視聴しました(お陰で睡眠不足が限界)。ドイツとイタリア、オーストリア合作の映画。
1945年4月20日から物語は始まり、ベルリン陥落の日までの12日間を史実に基づき、忠実に描いています。
かなり製作にお金もかけており、ベルリンの廃墟となった市街地はどうやって再現しているのだろう、と思うくらい広範囲を再現しています。しかしながら実際の物語はヒトラー総統の地下壕中心で進んでいきます。
迫る共産党に対し、ベルリンのドイツ社会主義労働者党の高官がどのように最期を迎えていったのかについて、ヒトラーの秘書であたトラウドゥルという若い女性の目線でストーリーが展開していきます。
印象的だったのが、ヒトラー・ユーゲントの少年少女達。
最大の激戦地である、国会議事堂(エスターライヒ)周辺に配備され、最期まで戦い抜きます。
僅か12~13歳でのヒトラー・ユーゲントの出撃にヒトラー自らが激励するシーン。ヒトラー自身も良心の呵責に苛まれる表情を窺えます。日本でも無かった子どもの出撃。
88mm高射砲で航空機の撃墜や、水平射撃で戦車の破壊に貢献する15~16歳の少女インゲも、斃れるシーンは無いものの、無惨で残酷な亡くなり方をします。右の少年は、肩章からすると、上等兵なんですね。
パンツァー・ファウストを手に、びびって穴から出ない大人の兵士に代わってT34/80に向かって接近を諮ろうとして止められるヒトラー・ユーゲントの少年。こんなにも子どもが戦っていたなんてあらためて知り得ました。
日本でも子どもの出撃はありませんでしたから衝撃です。
子どもも老人も男も女も、故国ドイツを守る為、武器を持って戦いました。共産党も社会主義労働者党(ナチス)もありません。
包囲され、脱出することも不可能なほどになり、ティアガルテンの森に押し戻されたドイツ軍。
最期は、ラスト・ティーガー(ケーニヒス・ティーガー)を先頭に、4/30残された軍でベルリン脱出を計ります。
脱出には、10組の脱出グループに分かれていたそうです。
このベルリン脱出の総指揮は、モーンケ武装親衛隊SS少将が採りました。彼は最後までヒトラーの地下壕を防衛した殊勲者です。また、人格者でもありました。
主人公のトラウドゥル・ユンゲは、このモーンケ少将と行動を共にします。
市民が同行していないことから、ラスト・ティーガーは市民を逃がすために同行し、軍人の大部分は、陽動としてモーンケ少将の第1グループに従いました。
死を恐れず最期迄戦う決意を持つ軍人。
降伏を断固拒否して、突撃して死ぬことを選び、死ねない場合は自決する兵士。
偏光教育に拠って日本人独特の自己犠牲心が特攻だと教えられてきたことが嘘であることが判り、どこの國の人間も追いつめられ、容認できない相手に降伏するくらいなら死を簡単に選ぶであろうことは、この映画を見て知り得たことです。
そして、ベルリンに残り、最期まで戦い、ドイツ国家社会主義労働者党のお尻ふきまでを行ったヴァイトリング大将。彼が一番貧乏くじだったと思います。
映画の最期には、トラウドゥル・ユンゲ本人が出演し、ユダヤ人600万人の犠牲に心を痛めます。
第2次世界大戦での犠牲は、連合国側だけで5,000万人(内300万人は共産党やスターリン・毛沢東による自国民の虐殺)の死者を出し、枢軸国側も日独伊だけで800万人の死者を出して終結。
丁度私が今再現をしようと試みているベルリン1945ラスト・ティーガーの背景を事実に基づき理解するに、大変良くできた映画でした。
やや、ヒトラーを肯定的に描いていることから、批判もありましたが、アメリカでは90%、ドイツでも70%の評論家がこの映画を評価し、低評価が一切無いという評価を得ました。
是非視聴いただくことをお勧めします。
映画は史実を基に描かれる為、残酷なシーンも多くでてきますので、トラウマになる方も居るかもしれません。ただ、目を背けてはいけないし、先の大戦が何であったかを、本当であれば全ての人が知るべきだと思います。
あずなぶるのお勧め度 ★★★★☆
では。
お休みなさい😴💤
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