1/144 クルツ・テンプル -06- | Model world

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アマンダラ・カマンダラ(オルドナ・ポセイダル)専用ヘビーメタル『 クルツ・テンプル 』バンダイ旧キット1/144

 

 

  クルツ・テンプルについて調べてみました(その2)

 

前回のリサーチでは、クルツ・テンプルが製造された過程を調査して詳細にリポートしました。
今回は、テンプル・ナイツ(テンプル騎士団)についての考察になります。
 
元々第1次聖戦(ファースト・セント・ウォー)は、ヘッドライナーというHM使い同士の戦いが主流だったところ、第2次聖戦(セカンド・セント・ウォー)では、組織的なHM同士の戦闘へと変化していきました。
 
そこで、ポセイダル朝ガストガルでは、テンプル騎士団という集団戦術用のHM部隊を編成し始めます。
最初に作られたのは、ブラッド・テンプルというHMでした。この機体は24機製造され、25機目に製造されたHMは、ブラッド・テンプルではなく、アシュラ・テンプルと命名されています。
 
26機目以降何が作られたのか、公式な設定は存在しませんが、カルバリー・テンプル、デスティニー・テンプル、エンパー・テンプル、ガスト・テンプル、と公式に設定が存在し、そして11種類目のテンプルシリーズが、クルツ・テンプルとなります。
 
ブラッド・テンプル以外は、基本的に全て1機のみのワン・オフ機となります。
 
皆さま既にお気づきの(というか今更の話なので皆さまご存じの事と思いますが)通り、
 ②A:アシュラ
 ①B:ブラッド
 ③C:カルバリー
 ④D:ディスティニー
 ⑤E:エンパー
 ⑥F:?
 ⑦G:ガスト・テンプル
 ⑧H:?
  :
 ⑪K:クルツ・テンプル
 
と〇〇・テンプルシリーズは、アルファベットが頭文字となっております。
勿論、本編でダバたちが活躍する50年前に製造され、今回私が製作している、クルツ・テンプルは最後に製造されたポセイダル軍のテンプルシリーズとなります。
 
いずれのテンプルシリーズのHMも、表面装甲は全てプラスチックとなります(これは知りませんでした)。
 
少し横道にそれますが、面白い裏設定で、ペンタゴナ・ワールトの公用語は、英語だそうです。また、ペンタゴナ・ワールドは、バイストンウェルのミ・フェラリオの・・・略(この部分は有名ですね)。
 
重戦機エルガイムの本編に登場するのは、ブラッド・テンプル3号機の頭部(勿論エルガイムMk2の頭部のことです)、そして、エンパー・テンプルの脚部のみとなります。
 
アシュラ・テンプルや、カルバリー・テンプルは本編エルガイムには登場していませんが、オリジナルを模倣したA級ヘビーメタルはそれぞれ複数機登場しています。
 
余談ですが、このエンパー・テンプルは、かなりチープなHMだったらしく、ガンダム宇宙世紀シリーズでいう所の、ザンネックのようなHMだったそうです。
リサーチ(その2)は以上です。
疑問に思ったのは、オージェって何?ということ。
今後の製作の際に調べるのが楽しみです(さるこさんのオージェみたいなもの作りたいけど、えぇ無理です)。
 
 
また前置きが長くなりましたが、今までの進捗です。
左右の足首関節や、両肩の関節を中心とした工作と小顔効果を狙った工作をしてきたクルツ・テンプルです。
」印を入れている可動箇所(勿論両側)については、ほぼキットのままでが、やはりプラ間接、プラプラに緩くなってきており、しっかりと保持出来るようにしたいと思います。
 
後方に写り込んでいるパーマネント・マッド・バーニッシュの塗布で済ませても良いのですが、キツクなり過ぎて素材が折れる場合もある為、慎重に考えたいと思います。
 
先ずは股関節です。
 
キットは、2段挟み込みの形式で、股関節軸と、球形部品軸の2軸で、また開きと内また外また可動を実現しています。特に、内また外また軸がプラプラになっており、ここは、プラ棒による回転軸可動へ替えてみたいと思います。
 
まずは股間の玉2つの中のプラ部品をプラサポの部品に変えて接着。
 
これがきちんと接着されるまで今日の目標を達成できません🤣
 
 
 
 
その間、
 
ヘルメットの肉厚に対して薄々攻撃したり、
 
下半身ブロックの表面処理をしていました。
かなりヒケがありました。
それに、何だかパンツの向こう側が見えてしまいます。隙間が気になり出しました。
 
 
そうして、ついに自分の考えが誤っていることに気付きました。
 
股間の玉ですが、プラサポ部品に替えた部分は内股、外股可動を担っていて、玉の貫通穴を挟み込む太股ブロックが股拡がりの可動を担う、ということについてです。
 
即ち、プラ棒軸に替えてしまうと、股が拡がりません。
 
気付いて良かったのですが、股拡がりをどうやって担保するか振り出しに戻ってしまいました。
 
思案のしどころです。
この部分はパーマネント・マッド・バーニッシュで良い機がしてきました。
今現在、外股への可動は滅茶苦茶固くなりましたが(股間軸折れそうなくらい)、股拡がりの方向はプラプラなんです。
 
それにしてもいかり肩可動やって良かったな、と思わせる1コマになりました。
 
肩関節については、プラサポ部品を隠す部品を作る予定です。
 
こうしてちょくちょくとプロポーションの確認をしながら調整するのもまた一興です。
 
 
ところで、
クルツ・テンプルのカラーリングですが、特段設定が無い様です。
永野先生に伺ってみたいなぁ・・・

 

では。

 

お休みなさい😌🌃💤