ZM-S22S リグ・シャッコー 1/144 U.C.0153年
ようやく完成!ザンスカールのベスパ製では初!
なかなか時間がとれず、着手から5カ月あまり経ってしまったけど当初の目的通りGフレームを仕込み、HGレベルの質感は出せたかな、と思ってる。
「あなたがここまで来なければ、こうはならなかったし、こうもしなかったのよ!【27話:宇宙を走る閃光】」のシーン↓。
いじったところは、中にGフレームを仕込んだこと以外に、頭部を全面的に改修している。
特に頭部下半分は、1.2倍ほどに太らせて、後部に張り出すように大型化している。
一般的な改修に見られる頬を削り込んでシャープにするのとはま逆のアプローチ。
また、肘のみグフイグナイテッドから流用。肩、二の腕はキットのままだけど、二の腕は一回り大きくしている。拳はGフレームのもの。あとはバックパックのスラスターをバーニアに替えているとこと。それくらいかな。でも結構力尽きて適当になってしまったところがあった。特に腿の裏側は当初塞ぐ予定だったけど、想定以上にGフレームが内側に入らなかった。Gフレームは、腰部で5mm、腿で5mm、脛で5mmと計15mm詰めている。
カラーについては、俺的正史仕様。コクピットの箇所を赤くしたり色を変えるのは、もしミノフスキー粒子があったと仮定した場合、必ず光学技術が進み、パイロットの居る箇所だけをトレースする照準装置が開発されるからあり得ない。だから黄色のまま。
やっぱ腿裏は塞ぐべきだった。
Gフレーム15mmも詰めたのに、ザクと背格好が変わらない(T T)
大きさだけで言ったら大嘘やな。頭丁高がザクの肩くらいじゃないといけない。
あと10mm小さくしなければならなかった。
でも楽しめた!
リグ・シャッコー、もう1回チャレンジするかも!
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リグ・シャッコー解説:
ザンスカール帝国の軍事部門ベスパは、建国時に周辺サイド各地の企業や工廠を接収し、その技術を取り込んでいった。中でもサイド2とサイド4占領によりサナリィの技術や工廠を手に入れたことは大きな影響を与えている。
ベスパ製モビルスーツの外見上に共通する特徴として、『複合複眼式マルチセンサー』があげられる。通常遮光土偶器のようなカバーで覆われたこのセンサーは、展開時に猫の目のような虹彩が走り、戦闘エリアにて必要な情報を即座に収集する。従来型センサーに比べ戦場での走査性が格段に向上しており、ゾロアットで採用されて以降ほとんどの機体に引き継がれ、ベスパのMSの象徴的存在となった。
リグ・シャッコーは、ゾロアットの後継としてベスパに制式採用された最新鋭量産型モビルスーツである。宇宙世紀シリーズにおいて、最後年代モデルの一つであり、その優れた性能は、ハイエンド機と遜色の無いレベルにあり、リガ・ミリティアの量産機ガンイージと比べても劣る所は無い。オプションも豊富で、特に武器の種類も多く開発された。
この時代のビームライフルは、ラプラス時代に比べてビームの密度が大きく上昇し、シャッコーのビームライフルをラプラス時代のシールドで防御することはできない。逆にラプラス時代のモビルスーツ等のビーム兵器は、ザンスカール時代のビームシールドを撃ち抜くことは出来ない。特にザンスカールのザンネックは、冨野監督が言う宇宙世紀最強のモビルスーツの名の通り、かのライフルの威力は、まぐれで心霊パワー全開した神コーンであっても容易に撃ち抜く。
リグ・シャッコーは、まさに宇宙世紀の頂点に立つ高性能制式量産機だが、ザンスカール戦争が早期に終結した為に生産数はそう多くは無かった。
もし、このリグ・シャッコーがもう少し早く前線に登場していたら、工業力に劣るリガ・ミリティアが押されたのは確実で、戦争の行方は変わっていたであろう。
Vガンダムの主人公であるウッソがこのシャッコーのプロトタイプに搭乗した。