アメリカのムーニーと戦うトランプ 3-1 | きなこのブログ

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[2368]米中間選挙の結果を見て。 トランプは、このまま突き進む。
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/
 
アメリカの中間選挙(ミッドターム・エレクション 大統領選挙4年ごとの、中間だから)の結果は、昨日の 午後1時(アメリカ現地では、7日の午後11時)には、大方(おおかた)は、判明していた。 
 
あとの方に載せる NHK の 記事の中の、ABCの 記事で、現在、最新のもの(今日の午前8時ぐらい)で、「 下院は、共和党が、201議席、民主党 が223議席で、民主党が8年ぶりに多数派を制した 」そうだ。
 
トランプは、中間選挙で、半分勝って、半分負けた。 
 
勝った半分は、自分を支持している上院議員たちを多く受からせた。
 
州知事たちも。
 
上院では過半数を取った。 
 
負けたのは、下院の議席 である。
 
トランプは、すばしっこく頭の回転が速い、機転(きてん)が利く男だから、さっと、反省した。

自分のいけないところ、欠点、弱点は何か、と。 
 
それで、選挙翌日の11月7日の記者会見では、自分の 敗北と、弱点を認めて、「民主党に 協力を呼びかけ、国民として、団結して、政治をやってゆこう」と、 訴えた。
 
このトランプの 回心(かいしん)、反省の考えは、 compassionate conservative コンパッショネット・ コンサーヴァバテブ と言って、「社会的な弱者や、貧しい者や、移民たちに、憐(あわ)れみの情をもって、接する 保守主義の態度」というもので、どうせ、自分たちは、金持ちで、権力者なのだから、政治指導者として、そういう 虐げられた者たちに、同情と共感の憐れみの気持ちを持たないといけないよ、というものだ。 
 
この コンパッショネット・コンサーヴァティブ「思いやりのある保守」 の気持ちで、国民みんなの大統領だ、ということで、しおらくし、謙虚に選挙結果の 声明文を、読んだ。
 
ところが、このあとが、よくなかった。あーあ、である。
 
声明の読み上げのトランプ演説の、直後に、記者たちからの質問で、、仕組まれたとおり、CNNの噛付(かみつ)き犬の、狂犬の激しい、キャンキャン質問に、すぐに、トランプは、我慢が出来なくて、ぶち切れて、「お前は、もう、いい。ここに来るな」とやった。
 
これで、あーあ。また、ケンカ路線に戻っていました。 
 
指導者にとって、何よりも大事なのは、我慢に、我慢で、我慢こそは、上に立つ者の 寛容(かんよう)の精神だ、と、トランプだって、分かっているけど、それが出来ない。 あーあだ。 

私、副島隆彦、が、選挙結果が出て、今、唯一、不愉快なのは、 これで、ヒラリー・クリントンを、米議会が、議会(による刑事)裁判に掛けることが、遠のいたことだ。
 
トランプは、まだ、一国の政治の、正義を貫いて、ヒラリーの大きな犯罪を追及して、有罪にする覚悟と決意である。
 
だが、なかなかそれが出来ない。
 
米民主党 という、本来は、貧しい者と、労働者、と移民たち(有色人種)を守るための政党なのだが、ここに、恐ろしい政治宗教団体が、強固に、潜り込んでいて、それで、アメリカ政治は、おかしな事になっている。
 
今のアメリカの最大の、権力者は、誰なのか。
 
どの勢力なのか。 
 
正式の米大統領であるドナルド・トランプが、最高権力を握っていないではないか。
 
トランプは、まるで反対派の、野党のようであり、巨大な影の権力 (これが、the deep state ザ・ディープ・ステイト。裏に隠れた政府。今の世界の真の権力者たち )に刃向かい、抗議している、反対派(デシデント)だ。

 

今のアメリカの民衆の 標語は、このディープ・ステイト 「裏に隠れている政府」の他に、「 ドレイン・ザ・スワンプ」 がある。 
 
この下に載せたカリカチュア(政治風刺の戯画)の通りである。

 

 

' Drain the Swamp. ' 「ドレイン・ザ・スワンプ」のことを、朝日新聞でも、「ヘドロを掻(か)き出せ」と、アメリカ政治の解説記事で、書き出している。 
 
だが、日本のほとんどの、政治関心人間の、リベラル派の、自分は、ちょっと頭がいいのよ、と 思っている人たちでも、副島隆彦の本を読まない者は理解できない。
  
「(沼の)ヘドロ(スワンプ)を、掻き出せ(ドレイン)」という意味だと、日本では、副島隆彦の読者たち以外は、おそらく、知らない。アメリカべったりの 日本の体制派のアメリカ研究学者たちには、何のことだか理解も出来ない。  
 
swamp スワンプ とは、悪臭を発する沼のことだ。
 
腐った穢(きたな)い水が溜まっている、沼(スワンプ)を、感慨(かんがい。イリゲイション)して、排水溝(ドレイン drain )を作って、大きな川の方に流して、そのきたない沼から汚水を抜け。
 
そうしたら、そのきたない沼の底に、政治で汚れた、害虫の 蛭(ひる)やら、トカゲやら、イモリやら、恐ろしい毒蛇やらが、うじゃうじゃ、にょろにょろと這い回っている。 
 
それらの アメリカの庶民、大衆を 食い物にしてきた、政治都市(首都)ワシントンに巣く食う、政治ゴロたちや、ヒラリー派の、吸血虫の、 蛭(ひる)どもを、 日乾しにして、太陽の日差しに当てて、日光消毒で、すべて殺してしまえ。
 
皆殺しにしろ、という、本当の、アメリカの庶民、民衆の 叫び声 だ。
 
アメリカの血のさけび だ。 

 

私、副島隆彦が、大声で、怒鳴りながら、教えてやる。 
 
これが、本当のアメリカ政治だ。 分かれ!

この 「ドレイン・ザ・スワンプ ! 」 と、 
 
「ロック・ハー・アップ !」 'Lock Her Up !「ヒラリーを逮捕、投獄せよ !」 
 
こそは、今もなお続く、真のアメリカ政治の、アメリカ民衆の、血の叫びだ。
 
どうして、この真に善良なアメリカ人たちの、アメリカ国民の 叫び声が、日本には、届かないのか。
 
日本には、伝わらないのか。  
 
私、副島隆彦は、歯ぎしりしながら、いつも、このふたつの 文句(標語、スローガン)、たった1人で、呪詛(じゅそ)、呪(のろ)いのコトバのように、低く吐きながら、生きている。 

日本に、この私、副島隆彦だけが、報告し続けている、アメリカ民衆の 真の叫び声を、「ああ、いつもの陰謀論(いんぼうろん)ね 」で、片つけられて、たまるか。 
 
人に向かって、「ああ、あの人は、陰謀論者だから」 で、切り捨てて、まるで、自分が、正常な世界に住む、常識人の、良識のある人のように思い込む。
 
その愚鈍さ、こそを、恥じろ!
 
英語の、conspiracy theory コンスピラシー・セオリー を、 ×「陰謀論」 などと、訳すな!

このコトバは、 「権力者共同謀議論」、すなわち、「権力者(たちによる)共同謀議(きょうどうぼうぎ)(は有る)理論」 と、正しく訳さなければいけない。 
 
私は、ずっと、このように書き続けている。
 
トランプ大統領が、行く先々の、政治演説会の会場には、毎回、それこそ、3万人、4万人のアメリカ大衆が集まっている。
 
入りきれない人が1万人ぐらいいて、外の巨大スクリーンで見ている。

そして、アメリカの大衆(本来は、民主党に入れる労働者たちも)は、 この「ドレイン・ザ・スワンプ !」「ワシントンに巣くう、あいつらを 日乾しにしろ !」 と、 「ロック・ハー・アップ !」 ヒラリーを 逮捕、投獄せよ!」を、今も、怒号しているのだ。
 
民主党の集会なんか、どこも数百人が、集まっているだけだ。 
 
みんな、自分の友人の、アメリカ人に、聴いてご覧なさい。
 
一体、何が起きているのか?
 
どうして、この簡単で、大きな、このひとつの事実さえ、日本には、全く伝わらないのだ。
 
誰たちが、邪魔しているのか? 
 
一体、 何が、起きているのか?

ヒラリーたち 今の世界の凶悪な政治集団である、ムーニー Moonies 統一教会 を作ったのは、ローマン・カソリック(ヴァチカン)の反共(はんきょう)主義 と、CIAと イスラエルだ。 
 
だから、そろそろ、この 「ディープ・ステイト !」「ドレイン・ザ・スワンプ !」と、「ロック・ハー・アップ !」ヒラリーを逮捕、投獄せよ を、分かってください。 
 
これだけが、大事なのだ。 
 
大きな真実を、分かることだけが、優れた人間に出来ることだ。それだけで、いいんだ。
 
他に、何も、私たちは、出来はしない。今のところ。
 
「一体、いまの世界で、誰(たち)が、最高権力者なのか?」 この 謎を解くことが、現在の 政治研究で、一番、大事なことだ。
 
一体、今のアメリカで、真に権力を握っている者たちは、誰なのか? 
 
日本の学者、有識者、専門家、国際問題のジャーナリスト、アメリカ研究学者たちも、すべて、この大きな、影に隠れた 権力者たちの、手先として、動かされている人々だ。
 
私は、自分を、彼らを、厳しく区別している。
 
朝日新聞の記者たちでさえ、グローバリズム(地球支配主義)、グローバリスト(地球支配主義者。ちきゅうしはいしゅぎしゃ)の ことが、政治思想の研究として、分かっていない。
 
共同通信(電通)や、AFP時事通信 などの、昔から、ロックフェラー財閥系グローバリストの 手先、子分 をやってきた連中とは、毛並みは、違った。
 
それでも、‘世界皇帝’デイヴィッド・ロックフェラーが、昨年、102歳で、死んで、 「 ヘンリー。あとはよろしく頼む」と、 言い遺(のこ)して、それで、ヘンリー・キッシンジャー(今95歳)が、プーチンと、習近平も含めて、トランプをも、抜擢して、育てて、 今の世界政治体制 が、有るのに。 
 
それなのに、ロックフェラーとキッシンジャーが、抜擢した、トランプだから、正式の米大統領なのに、彼に、実質の権力が無い。
 
一昨日、キッシンジャー(95歳)が、もう、今にも死にそうな、ヨボヨボ声で、「世界は、それでも、なんとか、うまくいっている」としゃべっているのが、公表された。
 
トランプに、正式の、そして実質の権力があれば、彼は、大(だい)悪人となって、現実の世界を、残酷に、動かす ‘ 悪の皇帝 ’になって、私たち日本人からも、「ヘンな人なんじゃないの」を通り越して、激しく憎まれているはずなのだ。 
 
日本をイジめる、悪いアメリカの大統領として。 
 
ところが、そうはなっていない。
 
トランプに、記者団会見(プレス・コウ)の時に、けしかけ犬となって、トランプに噛み付いてゆく、 CNNやNBCやワシントンポスト紙、ニューヨークタイムズ紙 の、ホワイトハウス詰め の記者たちも、 おかしな宗教団体の、メンバーなのだろう。
 
トランプ共和党は、上院では、53議席 ぐらいを取り、民主党は46議席だろう(50州かける2人で、定数100人)になる。 
 
上院を押えれば、外交と 高官人事は、行える。
 
下院は、共和党204ぐらいで、民主党226ぐらいになる( 定数435のうち、あとの5人は、無所属とか、ずっとはっきりしないまま、となる。そういう国なのだ)。
 
下院で、共和党が負けたので、トランプ政権は、政策の実行が困難になる。
 
 

 

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