【加計疑惑】これが設計図だ 「水増し請求詐欺」裏付ける安普請
http://tanakaryusaku.jp/2017/08/00016511
工事関係者から流出した加計学園・獣医学部棟の設計図は、A3版52ページから成る。
建築材料すべてが一つ一つ指定されているため、建設コストがわかる。
急ピッチで建設が進む加計学園・岡山理科大学今治キャンパス。
『田中龍作ジャーナル』は、キャンパスの中心となる獣医学部棟の設計図を入手した。
実験施設や教室などが入る建物は、鉄骨造7階建て。
設計図はA3版52ページに及ぶ。
ひとつひとつの材質、工法に至るまで全てが指定されている。
建設会社は設計図を見て入札価格を決めるという。
果たして192億円もする施設の中心棟なのか?
著名な1級建築士に日数をかけて解析してもらった。
「図面番号A‐02(図面名称・仕上表)」に床、壁、天井などの材質が指定されている。
建築士は「ここがミソ」と力を込める。
「ビニル床シート、ビニル床タイルは一番安い。
壁のビニルクロス塗装も安い。
天井の化粧石膏ボードは廉価なオフィス仕様」…
建築士は「安い」を連発した。
「図面番号A‐16(断面図)」を見た時は「えっ!ホントかな?」と呆れたという。
「床下に電線やインターネットLANを通すための床上げをしていない」のだそうだ。
「倉庫レベルの仕様。安い。最低限」
と吐き捨てた。
建築士は、「坪単価70万円から80万円。どの建築家に見せても同じようなことを言うと思うよ」。
加計学園の提示は坪150万円。
建築士の見積もりの2倍である。
「安普請であることは確か」。
建築士は締めくくった。
「図面番号A-34」:最上階にはパーティールームも。
ワインセラーはパントリーの中に置かれる。
原資は今治市民の血税だ。
酒好きで鳴る加計孝太郎理事長の指示があったのか、どうか分からないが、最上階はパーティールームとなっており、ワインセラーもある。
このまま上手く、悪巧みが成功すれば、
今度は最上階のパーティールームで、
バカな庶民を見下ろし、
ワインで、また乾杯できますなぁ~
流出した設計図が示す結論はこうだ ―
施設費は192億円もしない。
最大で80億円も水増し請求がされているのである。
(著名な1級建築士の見積もりが正しければ)
獣医学の専門家と農水省の元技官にも設計図を見てもらった。
5階部分には実験設備もある。
加計学園側は「BSL(バイオセイフティーレベル)3」の施設を作ると説明している。
レベル4まであり、数字が高くなるほど扱うウイルスの危険度は増す。
ところが設計図を見るなり2人とも「これレベル2ですね」と指摘した。
「レベル2」だとしても雑な造りだという。
「(外にウィルスが出ないようにするため実験室の気圧を下げる)陰圧の設備もありませんね」
「とても(定員の)160人が実験に出席できる設備ではない」
獣医師の国家資格を取得するには偏差値が65程度は要る。
すでに開学している加計学園の学生たちを見る限り、65は夢のまた夢だ。
国家戦略とはまったく不釣り合いのお粗末な学校の建設に、愛媛県と今治市は96億円も援助しなければならないのだろうか。
文科省の大学設置審が認可した場合は、私学助成金として国民の血税が注ぎ込まれることになる。
「図面番号A-08」:実験室がある5階の平面図。
「実験室はふつう端っこに置かれるのにここは中の方にある」と獣医学会関係者は首を傾げた。
〜終わり~
【新局面】ついに加計学園獣医学部の設計図が本格的に流出!各メディアが専門家に分析を依頼、80億円もの建築費巨額水増しの疑いも!
http://yuruneto.com/kake-sekkeizu/
どんなにゅーす?
・以前より噂が出ていた加計学園獣医学部の設計図が本格的に流出。
週刊朝日や田中龍作ジャーナルなどがこれを大々的に報じた。
・各メディアは第三者の専門家に分析を依頼。
その結果、
バイオセーフティーレベル3(BSL3)のウィルス研究施設は、その規定に遙かに満たないずさんな作りになっていたことが分かった他、
建築費が最大で80億円ほど水増しされている疑いがあることが判明。
これにより、巨額補助金詐欺事件に発展していく可能性が出てきており、市民団体は近く本格的に検察に告発することを検討しているという。
加計疑獄が新たな局面に突入!疑惑のキーとなる設計図が本格的に流出し、前代未聞の巨額補助金詐欺事件に発展していく可能性も!
(以下は元ネタで)