小学校受験では塗り絵や
色塗りの課題が良く出題されます。
そのため、入試までに
塗り絵がきれいに塗れるように
練習される方が多いです。
そもそも
塗り絵が「きれいに塗れる」
塗り絵が「雑」というのは
どういう状態なのでしょうか?
良くある「雑」な塗り方というのが
はみだしていたり、
縁取りをしないで塗っている
白いところが残っている
塗る方向や筆圧がバラバラで
塗り方にムラがある
ということです。
これらを
一度に全部直そうとすると
とても大変ですので、
ひとつずつステップを踏んで
練習なさると良いと思います。
まずは白いところが無いように
塗る練習をします。
お子さまが白く残っているところに
気がついてないこともありますので、
お母さまが一緒に塗って差し上げても
良いと思います。
次に塗る方向を一定にしたり
筆圧をコントロールする練習をします。
手首を固定し肘から下全体を動かすようにすると
自然に斜め方向に塗ることができます。
肩やひじの力を抜いて細かく動かすように塗ると
むらなく塗ることができます。
最後に、はみ出さないように塗る練習をします。
筆圧をコントロールし
細かく塗ることができるようになると
徐々にはみ出さなくなってきます。
我が子もそうでしたが、
中には縁取りをしてから
色塗りをすることに
抵抗のあるお子さまもいらっしゃいます。
縁取りは、はみ出さないように
塗るためのものですので
縁取りをしなくても
はみ出さないで塗れるようであれば
縁取りはしなくても良いと思います。
縁取りをせずにある程度塗ってから
縁の近くに白く残った部分を埋めていくように
塗るという方法もあります。
塗り絵は一朝一夕には上手くはなりませんが
練習をすると必ず上手になることの
ひとつです。
お子さまが飽きないように
教材を工夫しながら
練習なさってみてくださいね。
お読みくださり、ありがとうございました。
また書きますね。
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