【「地検に信用失墜!」安倍前総理を不起訴へ、秘書も略式起訴(裁判なし、罰金のみ)で真相は闇の中へ➠東京地検特捜部の国民の信用失墜した。日本は確実に「法と正義」では存続していないことも分かった】

 「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部は、政治資金規正法違反などの容疑で告発状が出ていた安倍氏について、年内にも不起訴処分とする方針のようだ。
 本来なら、罪は2つある。「政治資金規正法違反(政治資金収支報告書への不記載)」と、「公職選挙法違反(有権者に対する寄付)」である。 前者の法定刑は禁固5年以下、後者は罰金50万円以下。公選法違反は不問に付し、政治資金規正法違反は秘書だけ立件して、政治家安倍元首相本人には不起訴である。 そんな検察の姿勢では、今後も国民の信頼を得られない。

 まったく解せない。 証拠や証言があるのに不起訴とは。もうこの日本に正義はない。 
これで、間違いなく東京地検特捜部の国民の信用失墜するのは確定的だ。もう、今後も検察はどのような案件でも、不信感が持たれる事になるだろう。

 ネットでは #安倍前首相の起訴を求めます (115,665件のツイート)が、昨日の報道から続き今朝もトレンドになり不満が爆発している。
これではまた、地検の権威は地に落ちる。 本当にこれでいいのか? 東京地検特捜部よ! 

 


 

【安倍前首相を不起訴処分へ 本人聴取踏まえ、年内にも最終判断 東京地検特捜部 毎日新聞 2020年12月19日】

 

 

 安倍晋三前首相(66)の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部は、政治資金規正法違反などの容疑で告発状が出ていた安倍氏について、年内にも不起訴処分とする方向で上級庁と最終調整に入った模様だ。
 安倍氏本人の聴取結果を踏まえ、刑事責任の有無について最終判断する。開催費の費用補塡に関わった公設第1秘書らについては、同法違反(不記載)で略式起訴する方針とみられる。
 関係者によると、公設第1秘書が代表を務める「安倍晋三後援会」は、前夜祭を2013年から東京都内のホテルで開催。安倍氏側がホテル側へ支払った開催費用は15~19年の5年間で約2300万円だったが、1人5000円だった会費の総額は約1400万円で、差額が生じていた。

 安倍氏は国会答弁で「後援会としての収入、支出は一切なく、政治資金収支報告書への記載の必要はない」と説明していたが、捜査の結果、実際には、安倍氏側が差額分を補塡していたことが判明したという。

 告発状の提出を受けた特捜部は今秋ごろから本格的に捜査を始め、安倍事務所関係者ら100人前後から聴取を重ねてきた。
会費収入と、補塡分を含めた支出を、収支報告書に記載する必要があるとみている。


 特捜部は安倍氏本人の関与も捜査しているが、安倍氏本人が費用の補塡や収支報告書への不記載を指示していた明確な証拠は得られていないといい、刑事責任を問うのは難しいと判断している模様だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Twitterの反応ーー。


【「安倍が無罪では検察に正義は無い」というのを地検自らが立証したようなも】

 

 告発対象の被疑事実は二つある。
①政治資金規正法違反(政治資金収支報告書への不記載)
公職選挙法違反(有権者に対する寄付)
①の法定刑は禁固5年以下、後者は罰金50万円以下である。 ②の公選法違反は不問に付し、政治資金規正法違反は秘書だけ立件して、安倍は不起訴。
こんな検察の姿勢でよいはずがない。 国民の信頼を得られるはずもない。

検察に正義は無い」というのを地検自らが立証したようなもである。

 


 

 

【全国の弁護士グループ941人が「安倍氏の起訴」を求める要請書を東京地検に提出し、「桜疑獄の徹底捜査」を求める声が周囲からも高まっていた  2020-12-02 】

 12月1日、安倍前総理による「桜を見る会前夜祭」をめぐる「公選法違反」および「政治資金規正法違反容疑」の東京地検特捜部の捜査が進められている中、これまでにも安倍氏や秘書を告発した全国の弁護士グループが、安倍氏に対する徹底した捜査や安倍氏の起訴を求める要請書を同地検に提出した。

 これまでは「秘書のみの罰金刑や不起訴で終わるのでは」との見方も出ている中で、要請書では「前首相に対する忖度から捜査の手を緩め、不処分や略式起訴のような軽い処分を選択するようなことがあれば、検察に対する信頼が地に落ちるであろうことは確実だ」などと踏み込んだ主張をしている。 



これは、つまり全国の弁護士グループは「地検が安倍氏へ忖度して不処分などを選択する」ことを、推測しているのだ。
 国民からも、「東京地検特捜部の本気度次第」との見方がある。

疑惑の真相を徹底的に明らかにすることを求める声が高まっていたのだ。


安倍シンパのNHKですら、以下のように報じていたのだ。

【「桜を見る会」懇親会めぐり 弁護士ら安倍前首相の捜査を要請 NHK2020年12月1日 17時45分】

 

「桜を見る会」の前日、夜に開催された懇親会をめぐり、政治資金規正法違反などの疑いで、安倍前総理大臣らに対する告発状を提出している全国の弁護士らのグループが、徹底した捜査や安倍氏らの起訴を求める要請書を東京地方検察庁に提出しました。
要請書では「前首相に対するそんたくから捜査の手を緩め、不処分や略式起訴のような軽い処分を選択するようなことがあれば、検察に対する信頼が地に落ちるであろうことは確実だ」などと主張しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【問題は、最終的に「東京地検特捜部の本気度」がためされていた 「検察の独立性」を示すときだからだ。だが、見事に東京地検特捜部は、上記弁護士941人や国民の期待を裏切った】

 弁護士グループは、これまで、何度の「桜を見る会疑惑」を告訴してきている。
 今回のポイントは要請書で、「前首相に対する忖度から捜査の手を緩め、不処分や略式起訴のような軽い処分を選択するようなことがあれば、検察に対する信頼が地に落ちるであろうことは確実だ」と念を押していることだ。

 正常な地検であれば、こんなことなど要望書に書く必要なおどない。 しかし、これまでの地検では、森加計疑惑でも、「忖度」が働き、地検はまったく捜査に動いていないのだ。
 この桜疑惑も同様に政治家安倍に忖度ばかりしてきている。

 

【国民はこれまでの「安倍忖度」の事実を完全に知っている。だから、「地検法改正反対の大規模なツイデモ」が起き、野党の後押しをして、安倍政権はこれを引き下げたのだ】

 森加計・桜疑惑などで動かなかったのは、自民党(安倍)の守護神の「黒川検事長」がいたからなのは明白で、国民はその黒川検事長を検事総長にしようとした「地検法改正」を反対で大規模なネットでのツイデモが起きた。
これが、野党を後押しして、国会閉幕と同時に、同法案は「廃案」になった。

▼黒川検事長に自民党の議員らは、完全に有罪でありながら「不起訴」にされ以下の議員らは罪問われず、今も議員として収まっている。

 

 つまり、安倍も真っ黒だが、地検も真っ黒だと国民も思っているという背景がある。
 だから、「忖度することなく」となっているのだ。つまり、安倍政権下での、「官邸主導」で「内閣人事局」で、安倍に不利な官僚は無論、検察まで手を突っ込んで来たから、「忖度」という言葉が登場しているのだ。
 

【この毎日の報道では「政治資金規正法違反」と「公職選挙法違反」での安倍不起訴、全国の弁護士も法学者も国民も東京地検特捜部は、完全に信頼失墜だろう】

 問題は、最終的に「同特捜部の本気度」で「安倍の罪」は決まると思っていたが、最初から「不起訴ありき」だったのではないのかという疑いも湧く。 しかも、秘書も略式起訴(裁判なし、罰金のみ)で、真相は闇の中へ葬られる。

 このままでは、東京地検特捜部は、完全に信頼失墜しする。 国民は「この国は本当におかしい世の中になってしまった」と思うの必定である。 

 しかしだ、毎日の記事の「会費収入と、補塡分を含めた支出を、収支報告書に記載する必要があるとみている。」という点では、捜査途中であるとも思われるのだーー。

【地検は、政治権力に負けてはならない。これを許せば、同じ違法行為がまかりとおる事になる】
 安倍氏が、最終的に不起訴となれば、多くの自民党の政治家が「これに習い」同じことをするようになり、政治家連中は、秘書などに責任を押し付け、自分は責任逃れをすることになるだろう。
完全に秩序が乱れることになり、政治家自身は秘書のやったことで「政治資金収支報告書」については、自身は何も知らないで通る事になるのだ。

地検の責任が後になって、どうにもできない状況になることも予想される。
従って、毎日の報道を見る限り、捜査が完全に終わった訳ではないと私は思うのだ。
もはや、内容を国民が知ってる以上、地検も不起訴は妥当ではないと判断せざるえないのではないか。

 


とにかく、前総理とか、そういうものは関係ない。過去にも大きな政治権力を追い詰めた例は沢山あるーー。
【17年ぶりの政界汚職捜査を進める東京地検特捜部:東京地検特捜部:「最強の捜査機関」の歴史】

 
 「ロッキード事件」で元首相を逮捕するなど、「最強の捜査機関」と呼ばれたが、長い政界捜査の空白で「特捜」を知らない人も増えてきた。そこで特捜部の歴史を振り返りたい。(※ 見出しだけ)


◆戦後間もない「昭電疑獄」がきっかけで特捜部誕生
◆佐藤栄作幹事長の逮捕直前に指揮権発動の「造船疑獄」
◆「総理の犯罪」と闘ったロッキード事件
◆リクルート事件で総辞職した竹下内閣
◆特捜検察の怖さを知らない今の政治家たち

 


【こういう巨悪に立ち向かってこそ、「東京地検特捜部」ではないかのか】
特捜部の捜査への国民の期待が大きかったロッキード、リクルート両事件の当時と比べ、検察を取り巻く環境は変化している。
ただ政界などの腐敗をえぐり出し、その実態を明らかにできるのは、特捜検察である。
「巨悪に立ち向かう」伝統を持つ特捜部は、こういう疑惑のデパートの安倍のこの桜疑惑での捜査をやっていくのか?
国民は注目しているのだ。 自殺者まで出している、
森友・加計疑惑なども手がついていない。
こちらのほうが、桜疑惑よりも罪は重いものだ。これにも、本来なら特捜部は捜査をしなけばならない。

 





とにかく、中途半端に終えては完全に「同特捜部」の歴史も、権威も、国民の信頼は地に落ちる。
そこにも、特捜の捜査を期待したい。

 

#安倍前首相の起訴を求めます 

【関連記事】

「地検は本気か?」安倍前首相に東京地検特捜部が聴取要請➠安倍の正式起訴を強く求める地検信頼回復に

全国の弁護士グループ941人が「安倍氏の起訴」を求める要請書➠検察は忖度すれば信頼は地に落ちる!

「桜」前夜祭 安倍周辺も費用負担を認める 領収書は破棄➠ホテル控えがある。問題は地検の本気度だ!

「ウソつき安倍」ー「桜疑獄」に続いて、森友疑惑でウソ再燃➠嘘つきで身から出たサビ、自業自得だ!