高校をやめた息子が、また高卒認定を目指すということ
去年の今頃、息子が「高卒認定試験を受けてみようかな」と言った。その一言に、正直すごく驚いたのを覚えてる。不登校になって、部屋にひきこもって、「生きてる意味がない」なんて言葉も出てきた時期があって、、そのあとだったからこそ、ぽつんと出たこの言葉が私には希望みたいに見えた。高卒認定試験の会場に一緒に行ったとき、老若男女いろんな人が受けに来てて、「あぁ、いつからでも歩き出せるんだな」って思ったんだよね。結局その後、息子は「通信制高校に行こうかな」とさらに気持ちの変化があった。通信制高校に進んでみたものの、そこも退学することになった。そして、自宅学習をしている息子が、今年また高卒認定試験にチャレンジする。こんな時代だからこそ、もしかしたら何度でもやり直せることが、当たり前になってきてるんじゃないかって。昔だったら「レールから外れた」って言われてたようなことも、今の時代は「違う道を歩いてる」って見え方ができるようになったがする。(個人的考えなのでご了承ください)正解なんてない。人と同じでなくてもいい。何度でも立ち止まって、また歩き出せる。そんなやり直しのチャンスがある時代に、私たちは生きてるんだってことに、ちょっと感謝すら感じてる。歩幅は小さくても、ちゃんと、また前に進んでる。うちの息子が不登校!?我が家の息子のこと私にたくさんの気づきをくれた16歳の息子新生児仮死で生まれてNICUの世界観、生死の世界を見せてくれた。昨年は高校入学2週目からの不登校。そこからの1年についてはこちら▶︎こちらのブログで初めて不登校について書いた記事▶︎はじめて思春期外来行ったときの記事▶︎退学決定!でも、夫の門戸問題は解決しません(笑)