去年の今頃、息子が
「高卒認定試験を受けてみようかな」と言った。
その一言に、正直すごく驚いたのを覚えてる。
不登校になって、部屋にひきこもって、
「生きてる意味がない」なんて言葉も出てきた時期があって、、
そのあとだったからこそ、ぽつんと出たこの言葉が
私には希望みたいに見えた。
高卒認定試験の会場に一緒に行ったとき、
老若男女いろんな人が受けに来てて、
「あぁ、いつからでも歩き出せるんだな」
って思ったんだよね。
結局その後、息子は
「通信制高校に行こうかな」と
さらに気持ちの変化があった。
通信制高校に進んでみたものの、
そこも退学することになった。
そして、自宅学習をしている息子が、
今年また高卒認定試験にチャレンジする。
こんな時代だからこそ、
もしかしたら何度でもやり直せることが、
当たり前になってきてるんじゃないかって。
昔だったら「レールから外れた」
って言われてたようなことも、
今の時代は「違う道を歩いてる」
って見え方ができるようになったがする。
(個人的考えなのでご了承ください)
正解なんてない。
人と同じでなくてもいい。
何度でも立ち止まって、また歩き出せる。
そんなやり直しのチャンスがある時代に、
私たちは生きてるんだってことに、
ちょっと感謝すら感じてる。
歩幅は小さくても、
ちゃんと、また前に進んでる。
うちの息子が不登校!?
我が家の息子のこと
私にたくさんの気づきをくれた16歳の息子
新生児仮死で生まれてNICUの世界観、生死の世界を見せてくれた。昨年は高校入学2週目からの不登校。そこからの1年についてはこちら