このブログは、子育ても自分のことも、
モヤモヤしていたあの頃から、
少しずつ取り戻した心の余裕を綴っています
去年、息子が通信制高校に転校してから、
課題もオンライン授業も精力的に取り組んでいました。
通信制高校といっても、
年に数回の「スクーリング(対面授業)」があります。
息子は途中入学だったので、
数回分が1日に集約され、
朝から晩まで×3日間のカリキュラムだった。
大人が見てもひぃぃぃってなるくらい詰め詰めの3日間。。
そのスクーリングで、息子は1日目は参加できたものの、
2日目からは行けなくなりました。
救済処置の授業にも行けず、結果は留年か退学か。
・・・我が家は退学を選びました。
この経験から感じたのは、
息子自身は「よくなった風」
という状態であったということ。
部屋から出て、
お風呂にも入るようになり、
着替えて出かけられるようになったりしたら、
学びへの意欲が出てきた。
想像していなかった通信制高校転校し
課題や業をこなせる日が増えたりすると、
親の目には回復したようにうつりました。
普通にいけると思ったスクーリングで
数ヶ月前の息子に逆戻りしたとき、
(あ、、、私やってたわ、、、、)
心や体のエネルギーは
まだ回復途中であったのです。。。。
この時期に留年を選んでじっくり進んでいくのか、
退学して新しい道を選ぶのか。
正解は家庭によって違います。
ただ、元気そうに見える=完全回復ではないことを
頭に置いておくことは大切です。
長年の自分の思考や期待が邪魔をすることもありますが(笑)、それでも意識しておくだけで、親の気持ちに余裕が生まれます。
焦らず、その子のペースを大切に。
元気そうに見えるその姿こそ、大切にしたい時間です