2025年2月14日(金)J1リーグ開幕戦
ガンバ大阪vsセレッソ大阪
前半、セレッソの攻撃。縦パスが入る。落としたボールに香川が反応。ペナルティエリア内に侵入し、左にフリーでいた北野にパスを出す。
パスを出したあとにガンバDFに足を掛けられ転倒。
あ、PKだ。と誰もが思ったが笛は吹かれずプレー続行。
北野がシュートを打ちゴール。セレッソの先取点となった。
ペナルティエリア内でのDF側のファウルはすぐに笛を吹かずに様子を見る方がよいのか。
今回はプレーを流したことにより、サッカーが途切れずに見事な得点シーンを見ることができた。
ナイスジャッジだと思う。
ファウルを宣告し、ペナルティキックを蹴らせても結果としては同じだったかもしれない。
しかしサッカーをぶつ切りにせず一連の流れで得点に結びつくという楽しさを演出できたということは大いに評価できると思う。
もし北野のシュートが外れたり、GKがストップしてクリアされたりしたらどうするのか。
ロールバックしてファウルを取り、PKとして良いのではと思う。
フリーの選手にボールが渡り攻撃側は利益を得ているのだから、その利益を生かせなかったからと言ってその前のプレーに戻るのは甘やかしすぎという意見があるかもしれない。
しかし、アドバンテージ適用によりプレーを流したとしてもその後の攻撃側の利益につながらなかったら戻ってファウルを取るという運用は普通に行われている。もし今回シュートがはずれていた場合、私だったら戻ってファウルを取る。
そして取ったファウルがたまたまペナルティエリアの中だったということになるのだ。
もしシュートがGKにはじかれて転がり、DFがクリア、それを拾ったセレッソがパスを繋いで再びゴール前へ。
などといくつものプレーが続いてしまった後ではロールバックはできない。この場合GKがはじいてDFがクリアした時点でロールバックだろう。