サッカー審判TIPS(779) 審判にボールが触れる | サッカー審判KenKenのブログ

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サッカー3級審判KenKenの審判経験記

パリ五輪女子サッカー、日本vsスペイン

 

主審にボールが当たる事象が2度あった。

スペインのパスが主審に当たり、別なスペイン選手に渡り攻撃が続いたのに笛が吹かれてドロップボールとなった。

競技規則上は、審判に当たってボール保持チームが替わる場合にドロップボールとなるわけで、フォローした味方が拾ったことにより攻撃方向が変わらず、そしてボールは持っているけど相手が詰めてきてより不利な状況になったわけではない。

 

主審に当たったら必ずドロップボールにする、と誤解されていないか。当たったがボール保持側が変わらないのであればプレーは続けるべき。当たったのにドロップボールにしないと文句を言ったりプレーを止めたりしてしまうという場面をたまに見るのでそんなことを考えた。