サッカー審判TIPS(758) 代表選考の感想 | サッカー審判KenKenのブログ

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ワールドカップアジア2次予選のメンバーが発表された。

26人が選出され、そのうち22人が海外組だ。

 

世の中では

・アジア2次予選は格下ばかりだから、長距離移動を伴うヨーロッパ組を招集するのは避け、控え国内組で戦ってはどうか。それでも勝てるだろう。

・国内組で戦うことでJ所属の選手から新しい戦力を探すことができる。代表の層をより厚くすることができる。

 

ということが言われている。

わざわざ三笘や久保を招集する必要はないだろう。

現地ではCLやELを戦っており、そこで活躍してもらうことが彼らのためであり日本人が活躍し注目されることで日本のサッカーの価値を上げることができる。

 

先日のアジア大会のようにU-22で臨んでも準優勝できる実力が日本にはあるのだ。アジア枠が広がったW杯の、しかも2次予選で取りこぼすことは有り得ないだろうし、もしそこで負けるようならベスト8を目指すなどまだまだ先だよとサッカーの女神が言っていると思わなければならない。

 

今回のメンバー、欧州組は中東で行われるシリア戦に合流するのかと思ったら、全員まず日本に集合するとのこと。

時差や気温差を伴う移動で疲労を溜め、自チームに戻ってから調子を崩してしまわないか心配。

もちろん国内組で編成したからといって彼らが疲労して調子を崩しても構わないというわけではない。

ただ、国内組の選手でも代表に招集されたらモチベーションが上がり、良いパフォーマンスを披露してくれる可能性があるのではないか。

監督は自分のやりたいサッカーの実現と、万に一つの取りこぼしを避けたということで良く知るメンバーでやりたいのだろう。

 

ただ、W杯本番はまだまだ先だ。2026年だよ。

今が旬の伊東や三笘がW杯本番時には確実に歳を取っている。新戦力を常に発掘し続けることが代表強化につながるし、Jリーガーのモチベーション向上につながるし、サポーターにしても自チームから代表が出ればますます応援したくなるだろう。

 

私は今回のメンバー選考には疑問符を付けたい。