サッカー審判TIPS(757) CKではボールを置く位置をチェック
先日のシニアサッカー練習試合で主審をやったときのこと。
主審サイド(副審と反対側)でのコーナーキック。
いつものように、ゴール前での位置取り争いに目をやりチェック。
親善試合ということもあり、激しい接触はない。
ボールは私の左の方からゴール前に飛んでくるのでキックされる瞬間を見なくてもゴール前で皆が動き始めるので蹴られるタイミングがわかる。
しかし今回、念のためキッカーに目を向けると・・・・
なんだかボールの位置がおかしい。
練習試合ということでもあり、コーナーフラッグを省略していたのだが、フラッグが無いこと以外にどうも変な感じがした。
近寄って見てみると、ボールがコーナーアークから50cmくらいゴール寄りに置いてあった。少しでもゴールに近い位置から蹴りたい気持ちの表れだろう。
「これはダメだよ。コーナーのラインにかかるように置いてね」キッカーは知ってる顔なので優しく指摘。
言われた選手は「バレちゃった~、テヘペロ」という顔で『だってコーナー(の芝生)が剝げちゃってるんだもの』と言い訳。
もちろん置きなおしてもらってから再開。
昔のブログに書いたこともあったかもしれない。
こういうシーンに遭遇したのは2度目だ。
練習試合だから大目に見たが、もし公式戦だったら「反スポ」で警告だろう。