サッカー審判TIPS(597) 旗は下から(その2) | サッカー審判KenKenのブログ

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サッカー審判TIPS(597)
旗は下から(その2)

他の少年団の方に副審をやっていただき笛を吹いたときの話。
その方はボールがタッチラインを割った際に右手でピッと旗を上げて合図をする。

問題はそのあと。
右手で旗を上げたから攻撃側のスローインに思える。(今でこそ攻撃側スローインは右手で、守備側スローインは最初から左手で旗を上げるという決まりは広く認識されているが昔はそうではなかった)

さて彼は右手で上げた旗をおもむろに円を描くように右方向から体の前に持ってきて左手に持ち替える。
そして左手に持った旗で守備側のスローインを指示した。

違和感があった。

また、別な副審の方は右手で旗を上げ、頭上で左右の手で持ち替えて左手で守備側スローインを指示した。

旗を左右の手で持ち替える必要がないようにしたい。
旗を上げる前にどちらの手で上げるかを決め、頭上で持ち替えずに済むように下で受け渡しをしておく。
そのためにほんの一瞬ジャッジが遅れても構わない。
持ち替えたら素早くピシッと上げれば遅延は感じないものだ。