サッカー審判TIPS(596) 旗は下から | サッカー審判KenKenのブログ

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サッカー審判TIPS(596)
旗は下から

先日少年団の試合で他チームの指導者の副審を見ていた。
ボールがゴールラインを割りゴールキックを示すときに、旗を持った腕を後ろからグルリと回してゴール方向を指すという仕草をした。
その時は明らかに攻撃側がボールを出した(パスが流れた)ので誰が見てもゴールキックは明らかであった。
このような場合は下から旗を上げて(体の前方向に上げて)ゴールキックを示せばよいと思う。


話は逸れる。
もしボールがゴールラインを割ったかどうかきわどい場合は先に旗を上げて、主審が笛でプレーを止めてからゴールキックを示す。
中には旗を上げてすぐに(笛を待たずに)旗を水平に降ろす人がいるが、慌てる必要はない。
オフサイドの時も上げてすぐに水平あるいは斜めに旗を指すケースをたまに見かける。

(1)オフサイドを確認
    ↓
(2)旗を上げる
    ↓
(3)笛が鳴る
    ↓
(4)選手が副審を見る
    ↓
(5)旗を降ろして位置を示す

上記の順番が通常だが、(2)からいきなり(5)に行く方を数名見かけたことがある。
旗を上げるときはパッと素早く、降ろす時は慌てず、ということですね。