サッカー審判TIPS(467) ファウルスローの目安? | サッカー審判KenKenのブログ

サッカー審判KenKenのブログ

サッカー3級審判KenKenの審判経験記

サッカー審判TIPS(467)
 
ファウルスローの目安?
 
 
 
少年団の試合のためにピッチを作っていたときのこと。
あるコーチが、ハーフウェーラインの外側1mのところに旗を立てるにあたり、こんなことを言っていた。
「これって副審がファウルスローの目安にするために立てるんでしょ?」
 
 
ハーフウェーラインの延長線上に立てるフラッグは、単に中間地点がどこから見てもわかりやすいように立てるものだと思っていたが、そんな使い方(というか応用の仕方)があるんだと思った。
 
でもタッチラインから1m離れて投げたらファウルスローになるなんていうルールは無い。
ボールが出たところから投げ入れるとあるだけだ。
だがボールが出た地点のタッチラインから投げ入れるという原則から考えると1m離れて投げるとボールが出た地点とは言いにくい。
 
そういうことでこんな都市伝説ができたのかもしれない。
タッチラインから4~5mも前に進んで投げてしまうことと比較したら、ボールが出た地点から投げ入れるのであればタッチラインから1mくらい離れても目くじらを立てる必要はないかなと思うがいかがでしょう。
 
(KenKenが副審をやっているときに、ボールを取りに行った選手が急いでいたのか3mくらいラインから離れたところから投げ入れたシーンで旗を振ってファウルスローを取ったことがありました)