サッカー審判TIPS(7)
審判七つ道具(副審編)
昨日は主審の七つ道具を書いた。
副審はどうか。
タイムキーパーや得点記録などは主審がやるから副審は不要だろうと思ってはいけない。
副審も時計を2つ持つ。
万万が一主審の2つの時計に何らかのトラブルがあった場合、スタジアムの時計を頼りにするのか、ベンチのコーチが持つストップウォッチが鳴らすアラームを頼りにするのか。
当然信頼するのは副審だ。特に第1副審は主審が怪我や具合が悪くなった場合には主審を担当するケースもあるので基本的には主審と同じ道具を準備して臨む。
ゴールがあった場合、警告が出た場合、手元の紙にメモをする。
コイントスはキックオフ前にしたから副審はコインを持たんでもよかろう?
いやいや、延長戦やPK戦のときには再びコイントスを行なうのでやはり副審もコインを準備しなければならないのだ。
そして、主審が持たず副審だけが持つもの。
フラッグだ。
このフラッグの持ち方や上げ方については別途機会を設ける。
さて、もう一人。第4の審判は何を持つのか。
事前打ち合わせ次第だが、主審にアクシデントがあった場合第4の審判が主審を務めるということもある。その場合はもちろん主審の持ち物と同じものが基本だ。
第4の審判だけが使うものとして交代ボードがある。
またこのボードはロスタイムを表示するのに使われることもある。
第4の審判の仕事についても別途機会を設けて書いていこう。