サッカー審判TIPS(4) 審判服 | サッカー審判KenKenのブログ

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サッカー3級審判KenKenの審判経験記

審判の服装

服装はもちろん審判服。
社会人リーグなどで自分の試合の後で審判の割り当てなどがある場合、テキトーな服装で笛を吹く人がいるが、やはり主審がピシッとした服装で登場すると試合もテキトーでなくなる。
逆に審判がダレているといい加減な荒れた試合になる。

基本的には黒一色だ。
大会要項などに、黒の審判服を着用のこと、と書かれていたりすることもある。
しかしながら近年カラフルな審判服が登場してきたためそのような服を着て審判をしたいという人も多い。かく言う私も黄色の半袖、長袖、赤の半袖を2着(色と素材が違う)、オレンジの長袖、を持っている。試合するチームのユニフォームとかぶらなければ基本的に色物を着たいと思っている。

先日(2007年5月)、文京区のリーグ戦で主審をやったとき黄色の審判服を着た。
自分が黄色を着たかったということもあるが、片方のチームのユニがインテル色でパンツも黒だったため審判と紛らわしいと思ったため黄色を着たのだ。
後の試合の主審の方に「一応審判服は黒が基準なんだけど」と言われたが、その方の吹いた試合では一方のチームがオール紺色だったためもっと見づらかった。
一方のチームの色と紛らわしくなければ色物の審判服でも良いのではないかと個人的には思う。
でも、まずその前に紺色のユニフォーム登録を許可しないようにしてほしい。

次にブランド。
6月2日の講習の際にモデルとして聴講生の前に出た私の服装を見て講師から「上と下はadidasだけどストッキングが3本線のadidasではなくて市松模様のasicsですね。」と指摘された。実はadidasの黒ストッキングを買おうと思っていながらまだできていなかったのでちょっと悔しい。
まー私は吹く機会はないだろうが試合によってはスポンサーがadidasだったりPUMAだったりするのであからさまに他社のブランドで固めるのはまずいこともあるようだ。

そう思って先日の少年サッカー大会開会式でずらっと並んだ少年達のユニフォームを見てみた。
adidasが多いが上下メーカーが異なるチームも多い。
私のようにストッキングだけが異なるところも多くある。
こうして見るとメーカーが揃っているほうが美しい。

都リーグのドレスコードだとストッキングのラインも揃えなければならない。
我がチームが都リーグに参加していた頃、白ストッキングにいろいろなラインが入っていたりいなかったりバラバラだったことがある。本来はラインまでそろえなければならない。揃わない場合は全員が上端を内側に折り込むことで3本線を隠したり赤青のラインを隠したりして白無地に統一を図ったものだ。

ということで審判服も本当はメーカーを揃えるのが望ましい。
スパイクまで揃えるのはちょっと無理なこともあろう。
プロの話だが、スパイクメーカーは個人と契約している。
一方、チームはそのユニフォームをやはり特定のメーカーと契約している。
選手の契約スパイクとチーム契約ユニフォームが別メーカーということも発生する。
サッカー雑誌の写真を見るとユニフォームのメーカーと靴がバラバラということが結構多い。

靴まで揃えることはないと思うが、今まで私は上がadidas、下がValsports、ストッキングがasics、靴がNIKE、そして笛がmoltenという、訳わかんない組み合わせで登場したこともあるので、少しは気にしようかと思う。