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こんばんは。
今回は何かの役に立つような内容や参考になる内容ではなく、ふと気になった事をただ書き連ねてるだけなので、
いつも以上に面白くないと思います。そして長いです(笑)
●FTM向け情報商材の市場規模を推定してみた
ツイッターを眺めていた時、有料でトランスジェンダーに関する手術などの情報を提供するアカウントを目にした事があります。
こうした商売に対しての僕の考えは、別に反対はしないというスタンスです。
勝手に色々情報をDMなどで送り付け、「有料情報をお送りして既読がついたので○○円です」などと悪徳な事をしているわけではなく、あくまで「○○円でこんな内容の情報を提供します」と言っているものに対して同意した人が購入するシステムなわけで、不要と思っている人には何の迷惑にもなっていないはずです。そこで得た利益を反社会勢力に流していたりしたらアカンですが・・・。
お金になる算段がある事を行動に移して商売にする事は、むしろいい事だと思っています。
合法であれば、当然自分の持ちうるものでお金稼げる方がいいですから。
ただそうは言ってもこの商売を批判する人がいたり、タダで情報を提供する人もたくさんいる中でどの程度の売り上げが見込めるのか気になったので、簡単に推定してみました。
下記のように仮定します。
僕が実際に見た情報提供業者はFTMに関する内容だけだったので、ここでもFTMのみに限定します。
①購入者は日本国内のFTM当事者のみに絞る。
②国内には4万6千人の性別違和を抱えている人がおり、既に戸籍変更を済ませたのはこのうち1万人。
③ゆえに戸籍変更までに至る情報が欲しいと思っている人口は3万6千人。
④このうち半分(1万8千人)を戸籍変更前のFTMであると仮定。
⑤1万8千人の年齢別人口分布を下記のように仮定。
10代25%(4,500人)
20代30%(5,400人)
30代25%(4,500人)
40代10%(1,800人)
50代以上5%(900人)
⑥有料情報の存在を知り、購入が期待できる層は20代~40代と仮定。
⑦購入に至る者はこの層のうちの20%と仮定。
⑧情報単価は1個あたり1,000円。
⑨購入者は平均して2つ購入するものと仮定。
以下、仮定をもとに計算
A.購入者人数
20~40代の20%=(5,400+4,500+1,800)×0.2=2,340人
B.売上高
2,340人×2,000円=468万円
この結果は1つの事業者においてではなく、日本国内での市場規模の推定です。
あくまでこの仮定に基づいた推定結果だけ見ると、第一人者となって短期的にビジネスを展開するならいいかもしれませんが、既にそのような業者がいる中に新たに参画するのは賢明ではないのかなと思います。
②の数字は参考にした引用元がありますが、その他はかなり感覚的でざっくりなので推定の精度はあまりよくないかと思います。
当事者以外の人が購入する事や、性別変更が完了している人でも自身が経験した手術の失敗談を見てみたかったりという理由で購入するケースも考えられますが、今回の推定では簡略化のため除外しています。
また、ここで販売している商品は、過去に購入した人がリピートするというような内容ではないと思いますので、ある程度の売り上げで頭打ちになるのではないかと予想します。
多言語に対応した商品にし、タイなどの世界中から手術しに集まってくる病院の情報を豊富にすれば、海外の購入者も増え売り上げ増が見込めると考えます。
●性別適合手術(FTM向け)の市場規模(年間)と需要を推定してみた
さてここで更にもうひとつ推定します。
数字は前述のものを使用します。
以下、今回の課題に対する過程です。
①対象は国内におけるSRSに限る(子宮卵巣摘出手術のみ、胸オペや尿道延長、陰茎形成、ホルモン治療等は含まない)
②手術を受ける層は20代、30代に限る
③上記当事者の7割がSRSを希望するものとする
④実施できる病院は5件と仮定
⑤1年(52週)のうち手術可能な週は40週と仮定
⑥週あたり3人の手術ができるものと仮定
⑦1人あたりの手術費は80万円と仮定
(費用や人数、受ける年齢層など、ばらつきも加味すればもう少しまともな推定になりますが、ご容赦ください・・・)
仮定をもとに計算します。
病院数5×週40×3人=600人(全国で手術できる年間患者数)…★
600人×80万円=48億円(年間の手術費)
日本国内で1年に手術可能な人数(★)に対する、手術希望者数(5,400+4,500)×0.7=9900人
こうしてみると、予約があっという間に埋まってしまう理由がよくわかります。
さらに情報商材と異なり、病院側が処理する間に(言葉悪いですが分かりやすくこの表現にしています)、
コンスタントに当事者が発生しているものとすれば常に需要がひっ迫している事になります。
今回この記事を出そうか迷ったのですが、似たような内容で他の方が書かれている記事が見当たらなかったので思い切って発信してみました。
(フェルミ推定初心者なので、粗が多いのはお許しを…)
というわけで、個人的に密かに気になっていた事を述べただけの長文でした。
最後まで読んだあなたは中々もの好きですね!ありがとうございます。
さようなら。
こんにちは。だいぶ過ごしやすい気候になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ミッドナイトスワンが上映開始されましたね。
上映初日に見に行きましたが、個人的にはうーん・・・・微妙。
トランスジェンダーという所に重きを置いてみてしまうと、ガッカリしてしまう気がします。
さてさて今日の内容は普段の治療記からは離れます。
ちょっとネットニュースを見て気になったものがあったのでブログにしてみました。
●トランスジェンダーの日常撮影写真展示会
ニューヨーク在住の写真家が24人のトランスジェンダー当事者の日常を撮影した写真を浅草で展示しています。
モデルの当事者はアメリカ、スコットランド、チェコ、オランダの方々で、年齢も5歳~72歳と幅広い。
日本の当事者の撮影も計画していたそうですが、コロナの影響により断念したそうです。
対象が日本人ではなく、しかもトランスジェンダーだけというのは中々珍しいので、当事者としては興味を持ちました。
写真家のポーレさんはモデルの方にじっくりお話を聞いた上で撮影に臨んだようで、写真自体に興味があるのはもちろんですが、このような展示会を実施するに至ったポーレさんともぜひお話してみたいです。
たまたまこの期間中にSRSで東京に滞在しているので、術後の調子が良ければ足を運ぼうかと思います。
入場無料ですので、興味があればご覧になってみてください。
展示会情報
毎日新聞掲載記事→トランスジェンダーの日常撮影「彼らの本当の姿見て」 米の写真家、東京・台東で展示
展示会HP→ポーレ・サヴィアーノ写真展「Embrace」
会場:カフェバー「ギャラリーエフ」浅草駅最寄り
会期:2020年9月2日(水)~10月25日(日)12:00~18:00(最終日は17:00まで)火曜日定休。
料金:入場無料
こんにちは。外出自粛のGWがやってきますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
超久々の投稿です。
今日はネビド7本目を打ってきまして、色々思う事があったので記事にします。
僕は今、仕事の都合で二年前から東京を離れ兵庫に来ています。
社宅、ならびに自身の住民票も東京にあるので、月に2回くらいは東京に帰っておりました。
交通費は会社から支給されます。
そんなわけなので、ホルモンを打つ時はいつも東京に戻って打っていました。
胸オペをしたところでもあり、初めてホルモンを打った病院なので、実家のような安心感があります笑
あと雰囲気も好きですね。半年に一度程度の通院でも、看護師さんが気さくに話しかけてくれて、毎回楽しいです。
しかしこのコロナ騒動により、会社から出張・帰省の自粛を求められました。通院はその限りではないですが、近隣の病院でもホルモンが打てるなら、わざわざ東京に移動するリスクを取る必要はないですね。当然、代えがきくなら交通費の支給もありませんし。
せっせと病院を探し、ネビドを打ってもらえる確認を取った上で東京の病院から紹介状を取り寄せ、予約をして今日行ってきたわけです。
値段はそんなに変わらないだろうと全然気にしておらず、どちらかといえば注射する看護師さんが変わる事で今まで感じなかったような痛みがないかが不安でした。
そして医師による問診。色々聞かれました。家族構成、治療歴、パートナーの有無まで。
結構お話好きなお医者さんなんだなと思いながら答えていました。GID治療を看板に掲げていない病院だと、的外れな事やデリカシーに欠ける事を平気で言ってきたりするものですが、このお医者さんはそんな事もなく。(パートナーの有無は余計な質問じゃ!)
よくよく話を聞くと、とある有名なGIDクリニックで働く医師が同級生なんだそう。
ほんで問診は終わり、いざ注射。そして採血。注射は心配するほどでもなく、東京で打ってる時と変わらない痛み。
採血もすんなり取れました。なんかいつも東京で採血してもらうより、あの小さいビンみたいなやつの数が多かったような気が。確か今回3本とりました。
そしてお会計。
財布の中には45,000円。
「3割負担の初診料と自費診療合わせまして、48,400円です。」
足りないじゃん!!!ってか高くね??なんでそんなにするん???
クレジットカードで支払えたので、ATMにダッシュせず済みましたが・・・
帰ってきてお値段比較してみました。
・東京のかかりつけ医
ネビド 28,000円
血液検査 3,500円
合計 31,500円
・兵庫の今日行った病院
ネビド 33,000円
血液検査 14,300円
合計 47,300円(初診料除く)
その差15,000円以上・・・・
ネビドはまぁ百歩譲っていいとして、血液検査高すぎません??
そんな色々調べなくてもいいんですけど。いつもより血抜いた数多かったけど、そのせい?別に手術前の検査でもなければ、持病があるわけでもないのに。
この病院に来るために紹介状も発行して頂いてるので、その分も差額に含めると約2万円もの差になりました・・・。
いやーやっぱり遠くてもかかりつけ医に行き続けるって大事ですね。まぁ自費診療なんだからちゃんと自分でお値段確認しとけよ!って話ですけど。
たまたま高いところに当たってしまっただけで、場所によってはもしかしたらたまたま東京のかかりつけ医より安く済んでたかもしれませんけどね。
この記事で何が言いたかったかというと、この血液検査費用の差は何によるものなのか、知ってる人がいたら教えて欲しいな〜という事です。
次打つ頃には兵庫の仕事終わって東京に戻ってるだろうから、ここでお世話になるのは今回だけです。
手術と違って病院・医師によって効果が変わるもんじゃないから、そういうところはなるべく安く抑えたいですね。
以上!