台風が近づいて来てるせいで、せっかくの休暇なのに天気が優れなくて残念。

さて今日は尿カテーテルが取れる日です。
朝7時頃に外してOKと言うことだったので、言われた通り起きて、教えられた通りに抜きました。
その後水分補給して、菓子パン1個だけ食べて薬を飲み、またちょっと寝て11時くらい?に起きて自力で排尿できたのを確認。
そういえば胸オペの時は麻酔から覚めてしばらくお菓子やら水やらせっせと摂った後、1人でトイレ行けたら帰ってオッケーだったのは、尿カテ抜いた後に排尿に問題ないか確認するためだったのかと今更納得。
去年SRS未遂で麻酔だけやって退院した時、半日くらい尿意があるのに全然出なくて焦ったから、今回は何事もなく終わって一安心。

これで安心したのと、これまで色んな管が付いたりして眠りが浅かった事もあったのか、すっかり爆睡して16時頃まで寝てました。その間痛み止めと整腸剤もすっ飛ばしてしまいました。
とりあえず起きた時点で薬を飲み、食欲は全然ないけどなんか食べなきゃと思って牛タンのねぎしをウーバーイーツ。食欲ないくせにガッツリ飯です笑
気持ち悪さは全然なくて、すんなり完食。昨日ケンタッキーで胃もたれしたので今回は一応胃薬も飲みました。
いままでより外面的な傷の痛みが強かったんで、また横になりました。
その後しばらくすると、18時頃にお腹がゴロゴロ鳴って、お腹壊した時と同じような痛みが起こったのでトイレへ。普通に下痢でした。出し切ったら痛みは和らいだので再び布団へ。
食欲も戻らないし、腸の調子も万全じゃないのが病人感出てます笑

腸と子宮は接してる?のか、腸が動くとなんとなく鈍い痛みというか不快感みたいなのを感じます。
便はある程度緩い方が腹に力入れなくて済むんで助かりますが、こうもしっかりとお腹壊すと外出する気にもならない。幸か不幸か台風なんであんまり外に出る予定も入れておりません。
昨日までは「今日からデスクワーク復帰しても平気そう」とか思ってましたが、さすがにちょっとしんどいです。在宅ワークだったら可能かも。

卵巣しか取ってないので膣からの出血はないもんかと思ってたんですが、トイレットペーパーで拭くと割としっかり血液があってびびりました。一応ナプキン付けて過ごしましたが、なぜかそこには何も付かず。なんだったんだ…?尿道からの出血ではないのは間違いない。

この調子で明日明後日と何事もなく回復に向かってくれることを願います。
起きてても楽に感じる時間が長く続くといいな〜。


先ほど無事に自宅にたどり着きました。
まだ3日目も半分くらいですが、退院から帰宅までの間をまとめたいと思います。

6:30血圧測定、採血
特に問題なし。背中から入れている麻酔のチューブも外します。
7:00エコー検査
術前検査でやったような膣に突っ込むタイプではなく、腹の上から当てるタイプのものでした。
最初傷口の辺りに当てられて痛がっていたら脇腹の方でやってくれました。それでも若干は痛かったですが…
傷口のテープを剥がし、付着している血液を拭き取ってテープ貼り替え。これが中々痛いんです…拭く時が特に。
「めちゃめちゃ痛いですか?」と聞かれましたが、そこまでではなく。まぁ安静にしてる時と比べたら痛いだけで、耐えられないことはないです。不思議と刺すような痛みではなくて、青タンをめっちゃ強く押されているような痛みに似てます。
そんな感じの処置が終わって、あとは退院してOK!
昨日貰った薬の朝の分を飲んで退院準備。

タクシーで姉に迎えに来てもらい、姉の宿泊するホテルで約3日ぶりのシャワーを浴び、同じく約3日ぶりの固形物を摂取しました。
最初はドーナツを食べ、その2時間後くらいにケンタッキーを食べました笑
中々に最初から重いもん攻めてます。そこから姉と別れて1人になり、電車で約1時間半を経て、ようやく家に辿り着きました。尿バッグ持って飲食店や電車に入るのはちょっと勇気がいりますね。
ケンタッキーのせいなのかほんの少し胃もたれをしてる感覚がありましたが、それ以外は痛みや気持ち悪さもなく、問題なく1人で帰宅できました。
食事を取らなかったせいで昨日までは大便は出ませんでしたが、帰宅してからやや緩いのが一度出ました。尿カテのせいで不衛生になりやすそうで心配なんで、さっさと外したい。
カテーテルは明日の朝7時頃に外してOKみたいです。

背中の痛み止め外してから7時間くらい経ってるんでもう効果は切れてると思われる。けど痛み具合は変わってないんであんまり心配しなくて大丈夫なのかな?ロキソニンはちゃんと朝と昼で飲んでます。

とりあえず、横になって休養と言う名の堕落した日々を少しだけ送ります!

手術日の夜から手術翌日の事を書きます。

夜は思ってたよりは眠れました。2〜3時間に一度目が覚めましたが、痛みによるものではなく、30分に一度ある血圧測定や不慣れな環境、寝返りが打てない不快感によるものです。

6:30採血
ここで検査結果に問題なかったので心電図モニターは撤去。
傷の上に貼ってるガーゼ?を取りました。動かなければ痛みは全然感じませんが、傷口付近を触られると結構痛みます。

9:00ベッド起こし
ちょっと角度を上げてしばらく様子見を3回くらい繰り返して完全に体が起きた状態にしました。
飲まず食わずで低血糖になっているので、ブドウ糖タブレットとヴェルターズオリジナルを頂いて糖分補給。
ベッドから下りて椅子に移動します。ベッドの角度がついてるとはいえ、完全に下りるためさらに起き上がる時に腹筋を使うのでこの時は中々痛かったです。痛すぎてどうしようもないほどではなかったので、痛い痛い言いながら移動完了。激痛というほどではないですが、めっちゃ強い筋肉痛のもう一歩先の感覚です。
まだちょっとふらつく感じがあるので15分程椅子で休憩。
その後点滴がぶら下がってるキャスター付きの棒(名前が分からん)を杖代わりにして廊下を歩きました。
とりあえず前屈みでも歩けはしたので、ミッションクリア。その後部屋に戻り、水分補給のための点滴を外しました。
カテーテルに繋がっている尿バッグの中の捨て方も教わり、お部屋で休憩。

腸の状態を整える薬と、退院後から飲む痛み止めのロキソニンをもらい、尿カテーテル抜去のやり方をレクチャーしてもらいました。

この頃から自分で持ってきた飲み物、ゼリーを摂取できました。

12:00歩行練習その2
最初の歩行練習からだいたい2時間おきぐらいに看護師さんが来て一緒に歩きます。

14:00歩行練習その3
この頃には前屈みにならなくてもだいぶ歩けるようになりました。それでも積極的に歩こう!という感じにはならなかったです…やっぱり座ってたり寝てた方が圧倒的に楽。

そのあとは先生、看護師さんが時々様子を見にきてくださるくらいで、歩行練習はやりませんでした。
21:00頃を最後に、あとは就寝するだけ。
何か取りに行くのに歩いた後座ったり、ベッドの角度を変えたりしたあとなど、姿勢を一度変えるとしばらく動きたくなくなります。

2日目は初日よりは快適に眠れました。
明日は退院です。

こんにちは。これを書いているのは手術翌日です。
昨日の流れを振り返って書いてみます。

9:10病院入り
検査時は2人と聞いていたものの、3人手術するそう。そして順番は最後なので午後。
お呼びがかかるまで、病室を整えて仮眠。
待てど暮らせど誰も来ない。

13:30痛み止めと点滴の処置
手術室まで行くも、背中の硬膜外麻酔を入れるための管と、水分補給のための点滴を打って終わり。
スタッフの皆様のお昼休み待ち。
朝7時からは水分補給もNGと言われており、ホテルで目が覚めたときにはその時間を過ぎていたので、水分断ちして12時間ほど、断食して24時間経っていました。病院にいながらにして脱水症状になりそうでした笑

14:30手術
背中の痛み止めを流し、酸素吸引。その酸素の装置からボーッとするガスを入れ、そのまま意識不明。

目が覚めたら病室におりました。手術にかかったのは40分だったそうです。

確かに意識失って目が覚める感じは一瞬だったけど、100の意識が突然0になるというよく聞く感覚ではなかったです。有名な、全身麻酔経験談の漫画ほどの衝撃ではなかったですね。
最初はあーボーッとしてきたなー…ってなって、名前呼ばれて、終わったんだなーって感じになりました。

目が覚めた時麻酔科医さんに「気持ち悪くないですか?」と聞かれて「少し気持ち悪いです」と答えたら何処かへ行って戻ってきたのできっと何か吐き気止めかなんか入れてくれたのかも。意識が朦朧としてたら気持ち悪さがなくなったので。

その後もあまりにも眠くて何度も寝ては起こされ、「◯◯さん、起きてください、深呼吸してください」と二の腕叩かれながら言われること複数回。電車で駅員さんに起こされるあの感覚。
鼻にチューブが入ってて酸素吸引している状態。

それで看護師さんたちも付きっきりでなくなった辺りからスマホが使えるようになり、友人たちに報告したのが17:40くらい。
手術終わってからも2時間くらいは動けなかったようです。

その後1時間に一度くらいの頻度で看護師さんが様子を見に来てくれました。テレビは付けっぱなしにしてましたが、ベッドが起こせないのでほぼBGM状態。
空腹は相変わらずで、いろんな友達に食べたいものリストを送りつけていました。

寝返りが打てなかったですが、腕や背中、足は動かせたのであまり苦ではありませんでした。
どうしても寝返りしたい場合は看護師さんに言えば手伝ってくれるそうです。

眠気がひどいけど熟睡はできず、浅い眠りについてはまたすぐ起きるを繰り返していました。
下っ腹にちょっと重めの石でも置かれているような感覚で、起き上がろうとしなければ痛みは全然ありません。
尿カテもそんなに違和感なし。流れがたまに悪くなって強い尿意に襲われることはありましたが、しばらくすると治まります。

子宮は取っていないので、痛みが少ないのかな?
当然膣からの出血もなし。

そんな感じで22時くらいには看護師さんの手も一旦離れておやすみの時間。
この時つけてた心電図測定?が死にそうな音を時々出すんでビビりました。

こんな感じで1日目を終えました。
明日は朝イチ採血して、10時くらいから歩行練習するそうです。歩けるんかなぁ。

ではでは。

さてさてやってまいりました!
ついに明日です。

今回も東京へ向かう新幹線の中で書いてます。

手術しようと決心してから、仮予約してた病院が手術やらなくなったり、手術開始してから延期になったり、あまりないような出来事に妨げられ続け、ようやくここまで辿り着きました。
明日こそは無事終えられることを切に願います!
この時期は台風が心配だったんですが、なんとか大丈夫そうで一安心。

前日朝から3回服用する下剤があるのですが、朝飲むよりも前に思いっきり腹を壊しまして…しばらくしたら治りましたが、その後下剤をキッチリ飲んでも全く出ず笑
相変わらずヘンテコな体です。

そして15時からは絶食。昼飯にカツ丼を食べたのが最後で、今現在8時間ほど何も食べてません。確か手術当日も絶食なんじゃなかったかな…
翌日は持って来てと言われたウィダーインゼリーのみで過ごします。病院食経験してみたかったのにな〜。

今新幹線の中で551肉まんの香りが充満してきて地獄です。

下の毛については何も言われてないんだけど、とりあえず膣式と同じように少しカット。尿カテもあるしね。
そしてクマのような腹の毛は脱毛クリームで一網打尽。腹切るんだしきっと腹の方がツルツルにすべきだろう。

前の時は職場に手術って言ってなかったから、1泊2日入院の後即仕事復帰するスケジュールでした。
今回は手術とは言っているのと、代休消化をみんなで交代でするタイミングでもあったので、幸いにして6〜13日という長い休暇をゲットできました。
超繁忙が9月末で一度終わり、10月頭もまたちょっとした山があってそれを超える前に休みに入ってしまうので、繁忙で消耗した体力に追い討ちをかける引継ぎ段取りでもうヘロヘロです。

と言っても胸オペ前と比べたら全然マシな状況な気はする笑
それでも病室着いたらすぐ爆睡できそうなくらいには疲労困憊です。

正直、腹切るのは怖いです。
だからやるなら絶対膣式って決めておったのですが、それが叶わなかったので仕方なく腹を切る。
コロナのせいで付き添いも来てもらえないので孤独な入院生活。
怖い!笑

ところで全身麻酔って浣腸するもんだと思ってたけど、今回やらんのな??姉も親知らずいっぺんに抜くのに全身麻酔したけど浣腸はしなかったって言ってたし、手術時間にもよるのかな。

そろそろ新幹線で眠りたいのでこの辺で。
明日手術終わったら書きたいと思います。無事終りますように。

こんばんは。


今回は何かの役に立つような内容や参考になる内容ではなく、ふと気になった事をただ書き連ねてるだけなので、

いつも以上に面白くないと思います。そして長いです(笑)

 

●FTM向け情報商材の市場規模を推定してみた

ツイッターを眺めていた時、有料でトランスジェンダーに関する手術などの情報を提供するアカウントを目にした事があります。

こうした商売に対しての僕の考えは、別に反対はしないというスタンスです。

勝手に色々情報をDMなどで送り付け、「有料情報をお送りして既読がついたので○○円です」などと悪徳な事をしているわけではなく、あくまで「○○円でこんな内容の情報を提供します」と言っているものに対して同意した人が購入するシステムなわけで、不要と思っている人には何の迷惑にもなっていないはずです。そこで得た利益を反社会勢力に流していたりしたらアカンですが・・・。

お金になる算段がある事を行動に移して商売にする事は、むしろいい事だと思っています。

合法であれば、当然自分の持ちうるものでお金稼げる方がいいですから。

 

ただそうは言ってもこの商売を批判する人がいたり、タダで情報を提供する人もたくさんいる中でどの程度の売り上げが見込めるのか気になったので、簡単に推定してみました。

 

下記のように仮定します。

僕が実際に見た情報提供業者はFTMに関する内容だけだったので、ここでもFTMのみに限定します。

 

①購入者は日本国内のFTM当事者のみに絞る。

②国内には4万6千人の性別違和を抱えている人がおり、既に戸籍変更を済ませたのはこのうち1万人。

③ゆえに戸籍変更までに至る情報が欲しいと思っている人口は3万6千人。

④このうち半分(1万8千人)を戸籍変更前のFTMであると仮定。

⑤1万8千人の年齢別人口分布を下記のように仮定。

10代25%(4,500人)

20代30%(5,400人)

30代25%(4,500人)

40代10%(1,800人)

50代以上5%(900人)

⑥有料情報の存在を知り、購入が期待できる層は20代~40代と仮定。

⑦購入に至る者はこの層のうちの20%と仮定。

⑧情報単価は1個あたり1,000円。

⑨購入者は平均して2つ購入するものと仮定。

 

以下、仮定をもとに計算

A.購入者人数

20~40代の20%=(5,400+4,500+1,800)×0.2=2,340人

B.売上高

2,340人×2,000円=468万円

 

この結果は1つの事業者においてではなく、日本国内での市場規模の推定です。

あくまでこの仮定に基づいた推定結果だけ見ると、第一人者となって短期的にビジネスを展開するならいいかもしれませんが、既にそのような業者がいる中に新たに参画するのは賢明ではないのかなと思います。

②の数字は参考にした引用元がありますが、その他はかなり感覚的でざっくりなので推定の精度はあまりよくないかと思います。

当事者以外の人が購入する事や、性別変更が完了している人でも自身が経験した手術の失敗談を見てみたかったりという理由で購入するケースも考えられますが、今回の推定では簡略化のため除外しています。

 

また、ここで販売している商品は、過去に購入した人がリピートするというような内容ではないと思いますので、ある程度の売り上げで頭打ちになるのではないかと予想します。

多言語に対応した商品にし、タイなどの世界中から手術しに集まってくる病院の情報を豊富にすれば、海外の購入者も増え売り上げ増が見込めると考えます。

 

●性別適合手術(FTM向け)の市場規模(年間)と需要を推定してみた

さてここで更にもうひとつ推定します。

数字は前述のものを使用します。

 

以下、今回の課題に対する過程です。

①対象は国内におけるSRSに限る(子宮卵巣摘出手術のみ、胸オペや尿道延長、陰茎形成、ホルモン治療等は含まない)

②手術を受ける層は20代、30代に限る

③上記当事者の7割がSRSを希望するものとする

④実施できる病院は5件と仮定

⑤1年(52週)のうち手術可能な週は40週と仮定

⑥週あたり3人の手術ができるものと仮定

⑦1人あたりの手術費は80万円と仮定

(費用や人数、受ける年齢層など、ばらつきも加味すればもう少しまともな推定になりますが、ご容赦ください・・・)

 

仮定をもとに計算します。

病院数5×週40×3人=600人(全国で手術できる年間患者数)…★

600人×80万円=48億円(年間の手術費)

日本国内で1年に手術可能な人数(★)に対する、手術希望者数(5,400+4,500)×0.7=9900人

 

こうしてみると、予約があっという間に埋まってしまう理由がよくわかります。

さらに情報商材と異なり、病院側が処理する間に(言葉悪いですが分かりやすくこの表現にしています)、

コンスタントに当事者が発生しているものとすれば常に需要がひっ迫している事になります。


今回この記事を出そうか迷ったのですが、似たような内容で他の方が書かれている記事が見当たらなかったので思い切って発信してみました。


(フェルミ推定初心者なので、粗が多いのはお許しを…)


というわけで、個人的に密かに気になっていた事を述べただけの長文でした。

最後まで読んだあなたは中々もの好きですね!ありがとうございます。


さようなら。

こんにちは。だいぶ過ごしやすい気候になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ミッドナイトスワンが上映開始されましたね。

上映初日に見に行きましたが、個人的にはうーん・・・・微妙。

トランスジェンダーという所に重きを置いてみてしまうと、ガッカリしてしまう気がします。

 

さてさて今日の内容は普段の治療記からは離れます。

ちょっとネットニュースを見て気になったものがあったのでブログにしてみました。

 

●トランスジェンダーの日常撮影写真展示会

ニューヨーク在住の写真家が24人のトランスジェンダー当事者の日常を撮影した写真を浅草で展示しています。

モデルの当事者はアメリカ、スコットランド、チェコ、オランダの方々で、年齢も5歳~72歳と幅広い。

日本の当事者の撮影も計画していたそうですが、コロナの影響により断念したそうです。

 

対象が日本人ではなく、しかもトランスジェンダーだけというのは中々珍しいので、当事者としては興味を持ちました。

写真家のポーレさんはモデルの方にじっくりお話を聞いた上で撮影に臨んだようで、写真自体に興味があるのはもちろんですが、このような展示会を実施するに至ったポーレさんともぜひお話してみたいです。

たまたまこの期間中にSRSで東京に滞在しているので、術後の調子が良ければ足を運ぼうかと思います。

 

入場無料ですので、興味があればご覧になってみてください。

 

展示会情報

毎日新聞掲載記事→トランスジェンダーの日常撮影「彼らの本当の姿見て」 米の写真家、東京・台東で展示

展示会HP→ポーレ・サヴィアーノ写真展「Embrace」

会場:カフェバー「ギャラリーエフ」浅草駅最寄り

会期:2020年9月2日(水)~10月25日(日)12:00~18:00(最終日は17:00まで)火曜日定休。

料金:入場無料

 

僕の戸籍が変わる前に総理大臣が変わってしまいます。どうもみなさんこんにちは。

今日は!!!!
ついに!!!!!
第二回SRS術前検査です!!!笑

ブログを見返して頂けると過去に何が起こったのか分かりますが、こちらでもざっとまとめると下記の通り。

・2019年10月に膣式による子宮卵巣摘出のための術前検査を実施
・同年11月に手術のため麻酔をし、器具を入れると膣、子宮口が2つある事(重複子宮)が初めて発覚し、手術中断、次回は精密検査ののち開腹式で実施予定
・MRIを受けるため関西近隣の大きな病院に検査を依頼するも、断られる
・東京でMRIを受け、今日再度術前検査実施、来月に手術を控える

とまぁこんな感じで、およそ1年待ちました。

そんなこんなで、昨晩のうちに神戸から東京に移動してきて朝から検査に備えて断食。
メディカルスキャニングという、MRIやCTなどの検査だけを実施してくれる施設があり、紹介状の内容に則り検査してくれます。

10時からの予約に対し、4時間前から食事はNG、水分補給のみOKでした。
生まれて初めてのMRI検査、少しワクワクします。
過去にCTは撮った事があり、造影剤を入れた時の体全体が熱くなる感じが面白かったので今回も期待しましたが、どうやらMRIの造影剤は特にそういう事は起こらないそう。

検査着に着替え、造影剤を注射。
MRIは工事現場みたいな騒音がすると聞いていました。確かにそんな音がする時もありましたが、大半はバグって変な音出すPCみたいな感じでした笑
一応ヘッドホンつけてくれ、和やかな音楽を流してくれます。
そのヘッドホン越しに「息を大きく吸って、止めてください」などの指示が出ます。
健康診断でやる胸部レントゲンでも息吸って止めて撮影しますが、その比にならんくらい長いこと息止めてます笑
しかも何度も!!いやー覚悟してなかったのもあって結構しんどかった。
15分くらい?あの狭いトンネルの中にずっと入ってました。
自費検査ということもあり、お値段なんと60,500円。それに結果データの送料660円が別途かかりました。

そして次は手術して下さる先生の病院へ。
ここでは空腹状態での血液検査もやるので、MRIに引き続き断食継続。
待合室に入ると、他にも検査される方がいたのでしばらく待機。その間に手術に関する流れが書かれた紙を渡され、軽く説明を受けました。だいたい前受けた説明と同じでしたが、一番の違いはやはりコロナ。
手術、入院する施設は妊婦さんや新生児もいるため、PCR検査が陰性でなければ入れてくれないようです。
検査キットを15000円ほどで購入して検査できるそうなので、言われるがまま買って届くのを待ちます。
そして当然面会、付き添いもNGです。
病院前までの送迎はいいみたいですが、病院の中までは入れないようです。

ほんで肝心の手術ですが、
今回なんと開腹式により卵巣のみの摘出になるようです。
重複子宮だと尿道が複雑に通ってる可能性もあり、傷つけてしまうリスクも高いからだとか。
戸籍変更の要件のひとつも「生殖腺がないことまたは生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること」なので、卵巣がなければ子宮はあってもなくても性別は変えられるんですね。


先生とお話しした中で理解した、子宮が残ったままであるデメリットをまとめます。

・子宮がんなど、婦人系の病気になる可能性は残ったまま
・子宮からの分泌物は低減はするがゼロにはならないため、膣閉鎖はできない
・性別を男性に変えた後の婦人系の病気は保険適用で治療できるかは断言できない
(例えば、MTFは前立腺が体内に残っており、性別を女性に変えた後の前立腺に関する病気の治療は自費診療になる場合もある、と自由が丘MCクリニックのHPには記載があるため、今回の僕の場合もそれと似たような状況になるのかと思います)

メリットとしては…手術自体が単純であるため、子宮卵巣摘出と比較したら全体的にリスクが少ないというくらいでしょうか。

開腹式になるので、麻酔も全身麻酔になります。恐ろしい。硬膜外麻酔との併用で、術後の痛みも抑えられるみたいです。よくタイのオペ体験記で見るペインフリーってやつですね!
裏話ではコロナ治療でも筋弛緩剤の需要が逼迫しており、危うくまたもや手術延期になる可能性があったとか。

気になるのは追加のお値段。
メールでのスケジュールのやり取りの中で教えてくれず、今日までビビりながら予算確保してもう一度膣式SRSが丸ごと受けられるだけは準備していましたが…

税込220,000円

あれ、意外と安い!笑
前回の支払いで消費してしまった内容と言えば、術前検査費、入院費、薬剤費くらいかなと思うんですが、1泊入院費が増えたと言ってもその程度で済んで一安心。
60万円くらいまでは何も言わずに言い値で出そうと思っており、それを超えたら明細出してもらうつもりでいました笑

MRI検査費用含めても、トータルで28万円ほど。

最初からの合計をすると、たった卵巣を取るだけで結果100万円以上かかってしまう事になるので考えるのをやめます。

あと3週間、コロナには絶対かかるわけにはいかないので、無駄に遊び歩かず健康的に暮らします。

ではでは、次はまた手術前日あたりからレポート致します。
最後までご覧頂きありがとうございました。

こんにちは。外出自粛のGWがやってきますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

超久々の投稿です。

今日はネビド7本目を打ってきまして、色々思う事があったので記事にします。

 

僕は今、仕事の都合で二年前から東京を離れ兵庫に来ています。

社宅、ならびに自身の住民票も東京にあるので、月に2回くらいは東京に帰っておりました。

交通費は会社から支給されます。

 

そんなわけなので、ホルモンを打つ時はいつも東京に戻って打っていました。

胸オペをしたところでもあり、初めてホルモンを打った病院なので、実家のような安心感があります笑

あと雰囲気も好きですね。半年に一度程度の通院でも、看護師さんが気さくに話しかけてくれて、毎回楽しいです。

 

しかしこのコロナ騒動により、会社から出張・帰省の自粛を求められました。通院はその限りではないですが、近隣の病院でもホルモンが打てるなら、わざわざ東京に移動するリスクを取る必要はないですね。当然、代えがきくなら交通費の支給もありませんし。

 

せっせと病院を探し、ネビドを打ってもらえる確認を取った上で東京の病院から紹介状を取り寄せ、予約をして今日行ってきたわけです。

 

値段はそんなに変わらないだろうと全然気にしておらず、どちらかといえば注射する看護師さんが変わる事で今まで感じなかったような痛みがないかが不安でした。

 

そして医師による問診。色々聞かれました。家族構成、治療歴、パートナーの有無まで。

結構お話好きなお医者さんなんだなと思いながら答えていました。GID治療を看板に掲げていない病院だと、的外れな事やデリカシーに欠ける事を平気で言ってきたりするものですが、このお医者さんはそんな事もなく。(パートナーの有無は余計な質問じゃ!)

よくよく話を聞くと、とある有名なGIDクリニックで働く医師が同級生なんだそう。

 

ほんで問診は終わり、いざ注射。そして採血。注射は心配するほどでもなく、東京で打ってる時と変わらない痛み。

採血もすんなり取れました。なんかいつも東京で採血してもらうより、あの小さいビンみたいなやつの数が多かったような気が。確か今回3本とりました。

 

そしてお会計。

 

財布の中には45,000円。

「3割負担の初診料と自費診療合わせまして、48,400円です。」

 

足りないじゃん!!!ってか高くね??なんでそんなにするん???

 

クレジットカードで支払えたので、ATMにダッシュせず済みましたが・・・

 

帰ってきてお値段比較してみました。

 

・東京のかかりつけ医

ネビド 28,000円

血液検査 3,500円

合計  31,500円

 

・兵庫の今日行った病院

ネビド 33,000円

血液検査 14,300円

合計  47,300円(初診料除く)

 

その差15,000円以上・・・・

ネビドはまぁ百歩譲っていいとして、血液検査高すぎません??

そんな色々調べなくてもいいんですけど。いつもより血抜いた数多かったけど、そのせい?別に手術前の検査でもなければ、持病があるわけでもないのに。

 

この病院に来るために紹介状も発行して頂いてるので、その分も差額に含めると約2万円もの差になりました・・・。

 

いやーやっぱり遠くてもかかりつけ医に行き続けるって大事ですね。まぁ自費診療なんだからちゃんと自分でお値段確認しとけよ!って話ですけど。

たまたま高いところに当たってしまっただけで、場所によってはもしかしたらたまたま東京のかかりつけ医より安く済んでたかもしれませんけどね。

 

この記事で何が言いたかったかというと、この血液検査費用の差は何によるものなのか、知ってる人がいたら教えて欲しいな〜という事です。

 

次打つ頃には兵庫の仕事終わって東京に戻ってるだろうから、ここでお世話になるのは今回だけです。

手術と違って病院・医師によって効果が変わるもんじゃないから、そういうところはなるべく安く抑えたいですね。

 

以上!

こんばんは。

なんやかんやで一応入院は予定通りして、昨日予定通り退院しました。
麻酔が切れてからは食事制限もなく、ただ病室に引きこもるだけでした笑

膣を大きく広げたので、表面上の出血はありましたが、下着に付くほどでもなく、痛みも全然ありません。
原因不明の排尿困難?な感じがあり、膀胱はいっぱいなのに全然尿が出ないという状態が麻酔して以降丸一日以上続きましたが、その後特に何をしたわけでもなく、退院した日の夜にはいつも通りに戻りました。

千葉の病院を出て、そのままいつもの病院でネビド4本目?を打って来ました。

結局SRSは前回ブログの通りお預け。
予約がいっぱいなのですぐにはできず、8月頃の予定。
開腹になるか、腹腔鏡でできるかは検査次第。とりあえず紹介状を書いてもらい、MRIを撮って詳細を調べてもらいます。



膣式でできなくて延期になった直後はあんまり落ち込まなかったんですが、その日の夜ずーっと考えてるうちにだんだん気が沈んできました。

一番値段が高くても、傷が残らない、入院期間が短い方法にしようと色々調べ、一度はとある病院の予約がキャンセルになり仕切り直して病院探しから再スタート。
やっとの事で予約を取れ、休みの予定が不規則な今の環境の中、カミングアウトしていないからなんとかごまかして平日にねじ込んだ休暇。

胸オペもSRSもローンこそ組まずに払えはしたものの、もうこれで大金を体に払うのは最後だと、この後は普通の人たちと同じように結婚資金やマイホーム資金を貯める事に専念できると思っていた矢先のこと。

一体どれだけのお金と時間を費やし、何度の嘘を重ねれば、生きたいように生きられるのだろうか、と。

考えても仕方ない事だし、この先健康的に生きるには膣式は不可能なのでどうにもならんのです。

超健康な子宮卵巣を医療廃棄物にしてしまうなんてもったいない!と思っていましたが、自惚れでしたね笑
重複子宮でも妊娠出産は不可能ではないので健康と言えば健康ですが、進んでこの子宮を貰いたがる人もいないでしょうね。流産の確率も正常な子宮卵巣と比べるとかなり高いようですし。

そう思うと、子宮奇形になってしまったのが子宮を手放そうと思っている僕に起こった事はある意味好都合かもしれませんね。

話は飛びますが、僕は奥歯の永久歯が3本ないんです。
小さい頃歯科矯正した時、歯を動かすスペース確保のため本来4本抜くはずが、その3本が生まれつきなかったおかげで1本だけの抜歯で済みました。
なんか状況が似てるな〜とふと思い出してしまいました笑

石川県の某有名クリニックでも、膣式から開腹に変更になった人が少なからずいたらしいですが、どんな理由なのか気になるところ。

そんな感じで、しばらくSRSブログもネタがないのでお休みになりそうです笑

ではでは。