その子の良い所は他人と比べて探すものではない | 例えば子供の引き出しの中

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発達障害の子供に自信を持たせるには?という話をあるところで聞いたんですが、その方は


「どんな子にも良いところがあります。そんなんないわー、というお母さん、他の子(健常児)と比べて良いところが必ずあります。それを探して褒めてください。」

「発達障害の子には優れた部分があります。エライ人には発達障害が多かったといいます」


的なことをおっしゃられまして。

どうも私はそこに違和感を覚えました・・・。


どんな子にも良い所はあります。けれど、他の子と比べるのは違うんです。

比べるならばその子自身の過去と、です。昨日、去年、一昨年、数年前・・・。何か出来なかったことが出来ているはず。ほんの些細なことで良いんです。

今のその子を認めてあげることです。他者と比べなくても良いんです。

欠点と思えるところを置き換えるのも良いです。


落ち着きがない右矢印活動的、活発である

物をなくす、忘れ物をする右矢印おおらか

切り替えが出来ない右矢印律儀、真面目

感情の波が激しい右矢印感情が豊か


まだまだありますが・・・。


他の子と比べることはその子に優越感を与えてしまいます。

他の子より出来なければ!と思うようになり、追い詰められる事になるかもしれません。

あなたはあなたで良いんだよ、と認めてあげてください。


ほめるときも結果だけをほめるとそれは単なる評価となり、子供は更に上を求められたと思ってしまうかもしれません。ハッパかけられて伸びる子もいるけど「これ以上は無理だ」とやる気がなくなるタイプもいます。それは普段からお子さんを見ていれば分かるかと思います。


それと、「発達障害の子供は特別な能力を持っている」ということはありません。

なんら健常児と変わらない、「普通」の子です。みんな何らかの能力を持っていると思われると、そうでもない子は困りますから。


特別な能力なんてなくても良いんです。

うちの子はうちの子です。と自信を持ってください。お母さんが自信を持つと子供も自信が持てます。


つらつら書きましたが、これは私の個人的な意見です。

これが正解だとか、他は認めないとかそういうつもりではないです。


ただ、発達障害を十把一絡げにしてはいけない、と思います。


その辺はまた今度。






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