ある程度大きくなり、自分でパソコンやタブレット端末を使った方が楽だと気付き、それを使いこなせるまでに至ればいいのですが、まだ文字を読み書きするという学習に入ったばかりの子供は、自分でどう読みにくいのか、書きにくいのか説明もしにくいと思います。
鉛筆で書く気マンマンかもしれない。
読みにくい場合、ものさしを文字の横に当てたり蛍光ペンで囲ったり、数行分切り抜いた紙を
上にかぶせることで読みやすくなる子もいます。
書きにくいとき、鉛筆の濃さを変えたり太さを変えたり、マスを大きくしたり、いっそ書き順を変えることで書きやすくなる子もいるようです。左利きの場合、たいていの文字が左から右の流れなので書いた自分の文字が見えにくく、右から左に引いたら分かりやすかったということもあるようです。
ビジョントレーニングで読みやすくなる子もいます。
しかし、そんな工夫でも乗り越えられなかったときはIT機器の出番です。そこは遠慮しないで良いと思います。
どっちにしても、本人の意思を尊重して欲しいです。
まだアナログな方法でトライする気ある子に対して「教えるほうが面倒だから」みたいな理由でデジタルに走るのはやめてくださいね。
でも、子供が無理していないか?大人の期待に応えようとして頑張りすぎていないか?そこもよく見てあげてください。
そしてデジタル機器で文字入力するにもまずはひらがなかアルファベットが読めないとやりにくいのです。音声入力したとしてもそれが合っているのか確認せねばならないし。
ひとりひとり違う特性を考慮して、その子に合ったやり方、その子がやりたい方法を一緒に考えてあげてくださいね!
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