
次男の大事なものの基準が今ひとつ分からないところがありまして、モノにあまり執着しないんです。
自閉症スペクトラムの子供の中には何かを集めまくる子供が多いんですが、次男はそう言う事もありません。一時的に集めることはありますが、すぐ飽きて、手放します。
それが今日、事件を起こしました・・・。
私が2つ前に使っていたガラケー、カメラ機能は充分使えたので、ムスメにあげてデジカメ代わりに使わせていました。けれど、ムスメもスマホを持つようになり、そのガラケーはいまやワンセグで次男がテレビを見るだけのものとなっていました。
SDカードの中にはまだ使っていた頃の画像がたくさん入ったままでした。
私はすっかり忘れていましたが、ムスメは「いつか自分のスマホに移そう」と思っていたそうです。
そんな時、ムスメが半泣きで「画像が消えてる!」と訴えてきまして。
あんなにあった画像が全部きれいに消えています

今これを使っているのは次男だけ。犯人は分かっています。
実は次男、以前も自分が旅行へ行ったときに自分の携帯で撮った風景などを全消ししたんです!
なぜそんなことをしたのか聞いても答えませんでした。
今回も答えません。答えないのはいつものことですけど・・・。
もうムスメは北海道へ行った時のやら、ヒラパーでコナン展を撮ったのやら、全部無くなったので怒り心頭です。
なぜ「要らないもの」と判断してしまうのでしょう?そして自分の撮ったものでもない写真を消すのでしょう?
「他人のもの」=「自分には必要ないもの」という認識で消すのかもしれません。
消された妹の気持ちなんて考えてなかったと思います。
「思い出の写真はもう帰ってこない」という所まで考えは及んでいないと思います。
こういう気持ちをわかるようになるのは難しいのかもしれません。
それならば「自分のものではない物を捨てる(消す)時は必ず誰かに確認する」と教えたほうが良いかもしれない。
色々成長したと思っていたけど、まだまだ失敗、やらかしますね~


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