そのアドバイス、ちょっと待った! | 例えば子供の引き出しの中

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ある人、Aさんの話です。

就職活動で頑張っている人、Bさんがいます。
今受けている試験の結果を待っているんですが、自分の将来がなんだかどうなるんだろうと不安だと相談されたそうです。
Bさんはいつも一人で行動して、あまり群れるのが好きではない子です。
でも人付き合いが悪いわけではなく、友達はいますよ。

そんな彼女が不安を訴えたわけです。よほど不安なんでしょうね。

Aさんは、「Bちゃんは意志が強いから大丈夫や!頑張りや!」と励ましたと、満足そうでした。

あまりにAさんがドヤ顔なので、何も言わずに別れましたが、なんだろうなー、昭和的というか、ありがちな励ましと言うか・・・ 汗

結局、なんのアドバイスにもなってない。
何が大丈夫なのか?
意思が強い?決めた事を変えるな?ってこと?

信頼して弱みを見せたのに、ハッパかけているだけです。
何も具体的にアドバイスできないなら、
「私には就職のことは何にもわからんけど、いつでも話は聞くからおいで。」
「愚痴はなんぼでも聞くでー。」
位のことは言ってあげて欲しかった。

今以上の頑張りを要求してどうするのでしょう?

でも、こういうの、よくある話です。
「相談に乗ってあげた、励ましてやった(ドヤ!)」と自分だけが満足しているのです。
しかも、本人、良かれと思って言っているので余計タチが悪い。

私も気をつけねば・・・。