アシュラム正面門から入るといきなりガネーシャの像がある。


みんな熱心にお祈りしてます。


まず正面でお祈り。そして時計回りに回って背後からお祈り。そして正面に戻ってお祈り。


もちろん俺もやってみた。


「宝くじ当たりますように」・・・邪心だ。


「給料上がりますように」・・・神に頼むな、自分でがんばれよ!




「ここから無事出れますように!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これしかない!!




アシュラム内は男女一緒に行動してはいけない決り。


男性がはいっていはいけない場所、女性が入ってはいけない場所がある。


何回か間違えて怒られた。


「サイラム、サイラム!(ここは男はだめだよ!あっち行って!)」みたいな感じ。


もちろん食事も別々である。


聞いた話によると、夫婦で宿泊するといい部屋でいっしょに泊まれるらしい。


でもここに夫婦で来るって・・・・・。       イカすやん!


食事は完全にベジフード。殺生した物は一切無い。


殺生した物はアシュラム内には持ち込んではいけない。


カツオだしを使ったものなどもその範疇。


内容はいたってシンプルなターリー(南インドの定食のようなもの)。


まずバナナの皮をひき、ライス、カレー、ヨーグルトなどが盛り付けられた物。


味はごく普通、いや、結構いける。と思う。


食べる前にお祈りを忘れてはいけない。


「ここから無事出れますように!ここから無事出れますように!ここから無事出れますように!」


完璧。


スプーンやフォークなんてないので右手で食べる。


インドに来て最初に抵抗があったのは手で食べること。


トイレは中東行ったときにマスターしてたから問題なかったんやけど。


慣れるまではとても食べ辛い。マスターするまで3食かかった。


逆になれるとスプーン等を使うのがめんどくさくなる。


親指、人差し指、中指でライスとカレーをこねくり回す。そしてパクッ!!!!


親指、人差し指、中指でライスとカレーをこねくり回す。そしてパクッ!!!!


親指、人差し指、中指でライスとカレーをこねくり回す。そしてパクッ!!!!


作業に近い。


サイババも同じ食事してるのかな?・・・まさかね。


ちなみにサイババ信者はサイババのことを<スワミ>と言います。


もし誰かとサイババの話をして<スワミ>と言ったら「サイラム」と言いましょう!


朝まで盛り上がるの必至!!!!

ダルシャン終了後、入り口でソフィーを待つことに。


しかし、5分くらい経っても、出てこない。


寒いのでホテルに戻る。


ホテルに戻ると、ソフィーがいた。


「今までどこ行ってたの?」と彼女。


「え???サイババのとこだけど・・・」


「今まで??ずっと???」


「うん、今まで、ずっと。」


「何してたの?」


「いや、だからサイババを見るために待ってたんだけど・・・、ソフィー帰ったの?」


「うん、30分くらいで」


・・・もう少し我慢しろよ。。


「で、サイババは?」


「うん、見たよ、すごく近くで!」


「えええええええええ!」


確かに男が先に入るので彼女が諦めたのも無理ないかも。


この後、ソフィーはホテルを変えるといってホテルのオッサンと超もめてたな。


うるさすぎて寝れなかったそうだ。


この日俺はアシュラムに。


荷物を持ってアシュラム入り口に行くとさっそく係りの人が


「宿泊希望者か?それなら奥に受付があるからそっち行け」と。


受付に行くと」パスポートチェックなどの検査がある。更に写真も提出らしい。


写真は万が一パスポート無くした時用を渡してOK.


部屋の鍵を渡されて、いざ内部へ。


割り当てられたのは外国人用の宿泊施設。


5人ほどいたな。


部屋に入ると「サイラム」と皆笑顔。


あやしいって。。。


気にせず、自分の場所を確保。


隣の人は座禅を組んで目をつぶっている。


と、その時、


ピョン、ピョン、ピョン、ピョン!


飛んでるし。。。


後で聞いた話だけど、ダルシャンの後はよく飛べるらしい。


・・・俺も飛んでみよう。


ピョン、ピョン、ピョン、ピョン、ピョン、ピョン。


ハァ、ハァ、少し多い目に飛んでみた。


隣の彼曰く、修行が足りないから高さが低いらしい。


でも、明らかに俺のほうが高い。まちがいない。


でも、ここで彼のプライドを傷付けるのもよろしくない。なんせ俺は新米だからな。先輩は立てないと。


「いや~、すごいですね~、どれくらいここにいるの?」


「半年位かな?」




帰れよ!


泣いてるぞ?誰かきっと泣いてるぞ?


不思議な人多いです。プッタパルティ。



30日の夜、ソフィーとチベタン料理を食べに行く。


正直、チベタン料理あんまり好きじゃないんやけど、しょーがない。


ハイジの話で盛り上がりつつ、明日の打ち合わせを。


ちなみにスイスではハイジではなくハイディーらしい。


早朝5時半からダルシャン(お祈り?)が始まるので15分前には行こうということで一致。


9時くらいに寝る。


4時半起床、胸高まる。


5時、アシュラムから鐘がなる。たぶん集合の合図。


白装束に着替えて、5時10分出発、5時15分到着。


アシュラムの入り口には人がわんさかいる。


世界広しと言えども朝の5時にこれだけ人が集まる場所はそう無いと思う。


入り口に入ると、男性は右側に、女性は左側に分かれる。


アシュラム内では男女が一緒にいることは禁じられているらしい。


早速、列に並びダルシャンがあるホールに入る順番を待つ。


すると速攻は入れることに。


ホール内はまさに豪華絢爛&ファーーンク!


さらに超デカイ!


天井には無数のシャンデリア、床は大理石、ピンクやブルーに彩られた装飾。


すごいよサイババ!


俺は前から4番目、かなり近い。


脈打つ鼓動。


ホールを囲むように合唱団が大合唱しながら巡回している。それにあわせて信者達も歌う、祈る。


後ろを振り向くと裕に千人を超す信者たち・・・。


これまで色々な殉教者達の祈りをみてきたが、今まで見てきたものは全て無形不視の存在に対しての祈り。


でもここは違う、これから神が現れる。


それを迎える人々のエネルギーは凄まじいものを感じる。


狂気や、歓喜といった感情的なエナジーではなく、もっと動物的で、そして凄くデリケートな求める力。


人の強さと弱さが創り出すカオス。


それから待つこと2時間半、鐘が鳴り響き人々は再び歌いだす。


そして神は降立った。



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右前方からゆっくりと現れた。


弟子にゆっくりと車椅子を押されながら周りを見渡すサイババ。


オレンジの衣を纏い、年老いながらもその眼差しはするどく、それでいて優しくも暖かにも感じる。


人々は祈る、ひたすら祈る。


俺は見る、ひたすら見る、凝視する。


俺の前を通り過ぎる、そして車に乗って消えていく(トヨタ)。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。





それだけかい!!!!!!!!!!むかっむかっむかっ



3時間待ったんやぞ!!


床めっちゃ冷たいの知ってる??? 


んー? んー?



もう無理、限界、寒い、表出よう。


みんなは祈り続けてる、ひたすらに。


神様ってすごいね、いや、まじで。


つづく



今回、インドにいくにあたって会社の同僚に物を頼まれていました。


インドのバービーちゃんです。


結構有名みたいで、バービーがサリーを着ています。


デリー、バンガロールともにオモチャ屋があったら入って聞いてみたんだけど、


「サリー着たバービーある?」


「は?なんだそれ?」


ってな感じ。


旅行最終日、バンガロールに戻ってきてぶらぶらしてたら結構キレイな2階建てのオモチャ屋が。


早速中に入って聞いてみる。


「サリー着たバービーある?」


「バービー?知らないな。」


やっぱりないのか。。。


その後、大きいデパートがあったから入ってみたけどオモチャ屋がない。


疲れたからあきらめて戻ろうと思い、帰り路へ。帰り道もう一度だけさっきのオモチャ屋に寄ってみる。


違う店員に聞いてみる。


「サリー着たバービーある?」


「は?バービー? バルビーならあるけど。」


それだよむかっ!!!!さっきの店員呼んで来いむかっ!!!




これがバルビー。


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インド版カップヌードルも買ってきました。


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他にもサイババグッズ多数、紅茶多数買ってきたのでほしい人は言ってくださいな。


コメントくれてた人には必ずあげます。


あ、バルビーは予約が入ってるから無理だけどね。

プッタパルティーに到着。


町中にサイババの看板があります。



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村の入り口にはゲートがあります。




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俺もソフィーもテンション上がりまくりww


町の中はかなりファンクな建物ばかり!サイババは相当センスと財力があるよう。



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プッタパルティーはものすごくピースフルな感じ。なかなかいいです。

村に入るとみんな笑顔で<サイラム>といいます。


<サイラム>とはここプッタパルティーでのみ使われる言葉。


挨拶みたいなもんやけど、ものすごく便利。


おはよう、おやすみ、こんにちは、として使われるのはもちろんのこと、


リクシャー乗らない?もサイラム。


そこどいて!もサイラム。


チャイのんでいかない?もサイラム。


何か買って!もサイラム。


これちょーだい!もサイラム。

なんでもサイラム!


すごいぞサイラム!



それにしても、ヨーロピアンの多さにびっくり。


ソフィー曰く、ドイツ人が多いそう。俺には見分けつかんけどねー。


そういえば、ジャーマンカフェって店もありました。


ドイツでサイババはやってるのかな?


日本人はいない様子。いたかもしれんけど見当たらなかった。


とりあえず、ホテルを探すことに。


アシュラムに安く泊まれるけど、いろいろ制限があるようなので1泊はホテルで。


声をかけてきたインド人に適当に着いていく。


そんなにキレイじゃないのに800ルピー。高いよ。


ソフィーも汚いからイヤだとさ!


2軒目、たまたまソフィーのガイドブックに載ってるホテルのオッサンが声をかけてきた。


<歩き方>にはサイババ情報一切ないのに。ヨーロッパではポピュラーなのか?


ソフィーに聞いてみる


「スイスでサイババ有名なの?」


「いや、マイナーよ!フフッ」


だよね。


2軒目のホテル、そこそこキレイで感じがいい。壁、ピンクです。床、水色です。アシュラム目の前です。


多少安くなったのでホテル決定。


少し休憩後、早速アシュラムに!


今からなら夕方のダルシャン(お祈り?)に間に合う。



これが入り口。


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もう一つの入り口。


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が、しかーし、俺の服装がNGらしい。


なんでも、男は真っ白の服じゃなきゃ駄目らしい!


女性はスカーフがあれば良いという。


しかたないので白装束を買いに。


あー、俺、白装束着るのかー、んー微妙。



つづきは後日。

30日、5時に起きる。


蚊に刺されまくって、寝られなかった。


7時まで筋トレして、朝御飯を買いに。


パパイヤ、マンゴー、バナナが安い。毎朝食べよう。


おなかいっぱいフルーツを食べて、早いけど8時にチェックアウト。バス停に向かう。


フロントのオッサン曰く、バス停にインフォメーションがあるらしい。今日は確実に行きたい。


インフォメーションにて、


「ナマステ、プッタパルティーに行きたいんだけど、何時にバス来る?どこに?」


「28のプラットフォームに9時半だ。」


「ん?28?」


昨日のおっさんの言った事はウソじゃなかったのか。


疑ってごめんねおっさん、今度あったらチャイおごるよ!


時間をつぶした後、9時過ぎに28番へ。


おっさんいるしwww


「ナマステ、ミスター!」


「おー、ジャパーニー、昨日行かなかったの?」


「んー、バス間違えて^^ヘヘッ」


残念なことにチャイ屋が近くにはないのでご馳走できない。今度あったらおごるね、オッサン!


まー、いろいろあったけど、今回は無事にバスに乗ることができました。


プッタパルティーまで悪路を4時間。実際には6時間かかりました。


バスの乗客はほとんどインド人(多分)。


旅行者らしきは俺とスイス人の女の子だけ。


スイス人の女の子、名前はソフィー。


彼女もサイババ目的らしい。ということで結局彼女と2日間行動をともにすることとなった。


さあ、サイババのところへ!

今回の旅の総評は後日として、これまでの経過を。


29日、9時半デリー発バンガロール行きの乗るため2時間前に空港へ。


しかし、濃霧のため4時間遅れに・・・。


結局、バンガロールに着いたのは夕方。


ダッシュでシャトルバスに乗り込み市内へ。


約30分でバンガロール市内へ到着。


そこから聞き込みを始める。


なんせサイババの村への情報が何もない。


すると聞き込みをしていたら一人の男性が声をかけてきた。


「プッタパルティーにいきたいのか?」


「プッタパルティー?いや、サイババのアシュラム(修行場)に行きたいんだけど・・・。」


「プッタパルティーにアシュラムがあるんだよ、そんなことも知らんのか?」


「・・・・・。」


「で、あんたは?」


「俺は明日プッタパルティーに行くんだ」


「俺は今日行きたいんだけど、どのバスに乗ればいい?」


「28のプラットフォームだ。」


「ありがとう、ミスター」


とういわけで、プラットフォーム28にダッシュ、ダッシュ、ダッシュ!


とにかくデカイ駅をダッシュしてたらインド人がよく声をかけてくる。


どこいくんだ?とか何番を探しているんだとか。


親切なのはいいんだけど、わからんくせに、「あっちだ!」とかいうのやめてね。


やっと28番発見。


すでにエンジンがかかってて、すぐに出発しそう。


<やった、間に合った>と思って確認せずに乗り込んだのが運のつき。


出発して10分、20分、いっこうにお金を回収しに来ない。


心配になって聞いてみる。


「あのー、お金はいつ払えば?」


「おまえ、予約してないのか?まあいい、160ルピーだ。」


「で、プッタパルティーまでどれくらい?」


「は?このバスはプッタパルティーにはいかないぞ?」






なにーーーーーーー!!!!!



あのおっさん殺す!今すぐ戻って最低3回殺す!!!!!!



ついでに160ルピーも請求してやる!!!!!



クライミングで鍛えている俺はちょっとだけ最強なんだぞ!




「お前、乗り間違えたのか?次のバス停でおりるか?」


「あー、おろして。そのバス停からのバンガロール行きって何時くらい?」


「しらん、でも今日中にはあると思うぞ。」


今日中って。。。


ってことで、バスを降りてさらにバスを待つこと3時間、たしかに今日中にありました。


仕方ないので、バンガロールで宿をとることに。


<地球の歩き方>には高いホテルしか載っていないため、適当に宿に入ってみたけど値段の割りによくない。


どうせ明日はすぐに出発するし、汚くてもいいから安いほうがいい。


疲れていたこともあって声をかけてきたおっさんの知っている宿へ。


んーーん、汚い。まあ、それはいいとして、


「いくら?」


「400ルピーだ」


「高いよ、明日の朝でていくんだよ?半日もいないのに400は高すぎる。」


「じゃあ、300でどうだ?」


「うーん、どうしようかな?」


「もう夜中の1時だぞ、この辺は危ないぞ、泊まっていけ」


「250なら泊まるよ」


「270でどうだ?」


細かいよ。。。あっ、俺もか。


と、いうことで宿決定。翌日はサイババ村へ!期待が高まります!!!



こんな宿でした


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壁にヤモリが2匹・・・。 壁紙はアニエスなんだ!とポジティブに考えることに。

あけましておめでとう

今年もよろしく!!!!

昨日、サイババの村から戻ってきました。

今、南インドーバンガロールにいます。ものすごく暑い。

っていうか今日の深夜の便で帰るんだけど。。。

昨日からずーーーと日本語表記できるネカフェさがしてたんやけど、全然なくて、

さっきやっと交渉してOSのディスク借りて、インストして。。。

まー、いろいろ大変だけど楽しくやってます。

詳しく話したいけど、ネット環境が不十分なので、画像のアップには相当の時間がかかるもよう。

ただ言えるのは

すごいぞ!!!

並みのカリスマじゃない。

さすがサイババといったところ。

ではまた!






メインバザールの動画です。 


泊まっているホテルの前で撮影。


http://vision.ameba.jp/search/user.do?user=kimu-hot


さっき紅茶屋にいってきました。


ここの店主、24歳



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老けすぎwww


ジャパニーズは若く見えるよねー、とか言ってるけど


あんたが老けすぎ。


さらに24歳の若さにして凄まじい商魂。


淹れたての紅茶よりも熱く自分の紅茶自慢をしてくれました。