キムブログ
 
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¥078「アンニョン、FTCはCか否か?」

最近食欲が止まらない、どーもキムです。

どうもお昼にご飯をしっかり食べても、夕方になるとペッコペコにお腹が空いてしまうのは、秋のせいでしょうか?どうにも最近、過食気味です。

寒くなってきたので体がエネルギーを溜め込もうとしてるのでしょうが、もともと結構備蓄済みなはずなので必要ないはずなんですけどねぇ。

食べられるのは健康な証拠ですが、COMPLEXの『Don't Stop My Love』くらいの勢いで、食欲がとまりません。キム川です。


さて、そんなボクですが、お昼は基本的に外食です。最近は550円のチキンカツ定食、立ち食いソバ、ワンコインハンバーグ定食、アキバのGoGoカレーが中三日のロ-テーションで回ってる感じで体に悪いことこの上なしですが、今日は趣向を変えて久々に松屋へ。

実は大のトマト好きである僕は、迷わずFTC=フレッシュトマトカレーをチョイス。

$キムブログ

でも、あれ?これって…、カレー?カレーなんですか?

チキンのトマト煮ぶっかけご飯。

食べたことある方は分ると思うのですが、あれってまったくカレーじゃないですよね?僕らが期待してたカレー感、まったくもって皆無ですよね?

いや、不味いわけではない。スパイシーでトマトも結構主張してて、悪くはないんです。チキンなんかごろごろ入っちゃったりしてて、290円にしちゃぁ出来た子だと言えるでしょう。

ただ、ただあれはカレーじゃナイツっ!

トマトも好きだけど、カレー好きな僕としてはちょっとガッカリしてしまったのでした。

¥077「アンニョン、発掘されし映画たち」

最近めっきり映画にはまっている、どーもキムです。

前回のエントリーも映画でしたが、なんだかこの頃映画を観てるなぁと思います。全然時間をもてあましたりしてないんですけど、忙しいと余計に時間を作って観てやろうって気になるもんで不思議です。ギンギラギンにさり気なくくらい裏腹です。

さて、最近観た映画といえば『THE DARK NIGHT』です。前々から面白いという話を聞いていたので、近所のTUTAYAでちょっと前に借りてみました。

$キムブログ-The Dark Night

ジョーカー役の故ヒース・レジャーの演技は確かにすごかった。バットマンというよりもジョーカーの映画ですね。そして単純な勧善懲悪とは程遠い深いテーマを演出とストーリーでみせきってくれた。CASTの演技もさることながら、画や音楽もしっかり作りこまれてて引き込まれます。

何作も出ているバットマンシリーズの中でもオススメです。僕は元々アメコミが好きだということもありますが、ちょっと時間ができたときなどレンタルしてみてください。


でも、やっぱり映画と言えば、韓国映画!

言葉の勉強にもなるってこともありますが、2000年代中盤頃に公開された韓国映画は良作が多いと思っているのは、けっして僕だけではないはず。一番良く観てたからっていうのもあるからでしょうが、やっぱり何度も観ちゃう、観たくなっちゃう作品が多いです。

で、実は最近部屋の掃除をしていたら、出てきたんですよ。その頃の韓国映画のDVDの束が!

前にも書いた僕の心のベスト5に入っている分断の悲劇を描く『JSA』をはじめとして、民族やイデオロギーを朝鮮戦争で骨太に描いた『太白山脈』、僕の活動とも大いにつながりのある金大中拉致事件を描いた『KT』、軍事独裁政権下で個人の生が歪められてしまったことを独特の手法で描いた『ペパーミントキャンディ』など。

いや、一番有名な韓国映画ともいえる『猟奇的な彼女』を筆頭に、ラブコメとかもたくさんあるんですよ。個人的にはとっても好きな誰でも必ず泣ける夫婦愛の映画『ラスト・プレゼント』とか。

けど、やっぱり現在の韓国社会の根本的な矛盾を下敷きに描かれた映画の方が好みというか、僕は観る価値があると思っちゃうんですよね。


ということで、ちょっと古めですがたくさんの韓国映画を僕は発掘してしまったので、忙しいとかいってられません。しっかりシゴトして、時間を作らなければ。

とりあえず、ちょっと古いですが僕が韓国映画にはまるきっかけになった名作、『ペパーミントキャンディ』からまた観はじめたいと思ってます。

$キムブログ-PMC

¥076「アンニョン、SING FOR DARFUR」

久しぶりにまったくフリーの日曜日を満喫した、どーもキムです。

それで本当に久しぶりに日曜日に出かけてみた場所が、渋谷。そう、若者の街、渋谷です。

実は高校生の頃は毎月一回以上渋谷の有名な洋服屋たちを流行チェックしに行ってたりした過去を持つ僕としては、その頃のお店とかってまだあるのかなぁということも気になったのですが、今回の目的は映画鑑賞だったので脇目もふれず映画館へ直行しました。

で、今回の目的はこの映画を観ること。

『SING FOR DARFUR』
$キムブログ-SFD_Photo

以下引用

【あらすじ】
世界規模のビッグチャリティイベント、“Sing for Darfur”が行われるある日のバルセロナ。祝祭的なムードの中、その一日を、ダルフールとは無関係に生きる人間たちの物語。人が人に“触れる”ことで、物語の主人公は入れ替わり、さまざまな人物の目を通して、その一日は描かれてゆく。その日、その街、その時間の彼方には、ダルフールという事実がまちがいなくある。Sing for Darfur-それぞれの声で、それぞれの言葉で。THE CURE、Underworldなど数多くのアーティストから提供された楽曲、愛する国を失った少年の歌声、そしてスタイリッシュなモノクロ映像の78分間を、あなたに。

【概要】
製作年/国:2007年/スペイン・オランダ合作
監督:ヨハン・クレイマー
CAST:ペール・モリナ/メリーナ・マシューズ/ヴィッキー・ペーニャ 他

【公式サイト】
http://www.plusheads.com/singfordarfur/



スーダン・ダルフール地方で今も続く紛争と虐殺をテーマに非営利で製作された作品で、紛争のためのチャリティーコンサートが開かれるスペイン・バルセロナでの1日を、そこで生活する人やコンサートに訪れる人のバトンリレーでつなぐ実験的な群像ドラマです。学生やチンピラ、日本人夫婦らが登場し、世界の情勢に無関心に生きる人々への皮肉を軽妙なドキュメンタリータッチで描かれています。

そこには「普通」の人びとの営みの積み重ねが描かれ、いかに問題と生活との距離があるのかということ、どれほど目を背けているのかということが描かれ、コンサートとは離れて見つめるべき本質、ラストへとつながっていきます。

強烈なメッセージを伝えるワンシーンのために、実験的でありながらも丁寧に作りこまれた映画である。しかし、そう思いながらも、若干の退屈さも感じました。

でも、その退屈さこそが現実であり、本質との距離でもあるのかと思います。


そしてやっぱり印象的なラストシーン。そこだけに血液が流れているかのように、全編モノクロだった画面に唯一色が入るのですが、本当にこれが美しいシーンなのです。

そのシーンによって何かが救われるわけでも、問題が解決するわけではないのだけど、人が祈り、歌うことの意味、一人ひとりが何かをすることに意味を与えてくれます。僕はそう感じました。とても美しいシーンでした。


監督自体も自分の無関心さに失望して自らこの映画を作ろうってところからはじまったとあるように、観終わったときに感じるのは、やっぱり自分の無関心さに対する失望でした。

と同時に、自らの問題、在日問題や祖国のことに日々向き合うことの意味を見つめなおして、自分の今が間違ってないという感触も得れました。


監督はナイキ、リーバイス、アディダスなどを含む200本以上のコマーシャルフィルムを手がけているオランダのヨハン・クレイマーという人で、『シング・フォー・ダルフール』は初の長編物語作品になるそうです。

実際さすが一流CMディレクターって感じのスタイリッシュな映像でした。映像だけでも見る価値はあるかなと思います。


自分と世界の距離に失望しても、それでも触れることからはじめよう。そんな希望の一歩を踏み出すために、この映画を観てみるのもいいと思います。

¥075「アンニョン、世界の車窓から」

一昨日のこと。
久しぶりに家に早目(といっても10時台)に帰っていたので、
何とはなしにテレビをつけていた。

そうしたら、まだやってるんですね。「世界の車窓から」。
で、昨日はたまたま僕の故郷である韓国を走る電車だったんです。

まぁそれだけなら大した感慨も覚えないのですが、
その時BGMで流れていた曲が琴線に触れたんですね。

『이등병의 편지(二等兵の手紙)』 by김광석(キム・グァンソク)




집 떠나와 열차 타고 훈련소로 가는 날
부모님께 쿤절하고 대문 밖을 나설 때
가슴 속에 무엇인가 아쉬움이 남지만
풀 한 포기 친구 얼굴 모든 것이 새롭다
이제 다시 시작이다 젊은 날의 생이여…
家を立って列車に乗り 訓練所へ向かう日
両親におじぎして 大門の外へ出る時
胸の中に何やら 惜しさが残るが
草一株 友達の顔 すべてのものが新しい
さあ もう一度始めよう 若い日の人生よ…


친구들아 군대 가면 편지 꼭 해다오
그대들과 즐거웠던 날들을 잊지 않게
열차 시간 다가올 때 두 손 잡던 뜨거움
기적 소리 멀어지면 작아지는 모습들
이제 다시 시작이다 젊은 날의 꿈이여…
友達よ 軍隊に行ったら 必ず手紙を出してくれ
君たちとの楽しかった日々を忘れないように
列車の時間が迫る時 両手を握った熱さ
汽笛の音が遠のいていくと 小くなる面影たち
さあ もう一度始めよう 若い日の夢よ…


짧게 잘린 내 머리가
처음에는 우습다가
거울 속에 비친 내 모습이 굳어진다
마음까지…
短く切られた僕の頭の毛は
初めはおかしかったが
鏡の中に映る私の姿がこわばって行く
そして心まで…


뒷동산에 올라서면 우리 마을 보일런지
나팔 소리 고요하게 밤하늘에 퍼지면
이등병의 편지 한 장 고이 접어 보내오
이제 다시 시작이다 젊은 날의 꿈이여…
裏の山に上れば 故郷の村が見えるだろうか
ラッパの音 穏やかに夜空に鳴り響いたら
二等兵の手紙一枚 大事に折りたたんで送るよ
さあ もう一度始めよう 若い日の夢よ…



僕の好きな韓国映画『JSA』の主題歌でも使われた曲で、
映画同様僕の大好きな曲なんです。
386世代を象徴、代表するような曲です。

久しぶりに耳に飛び込んできて、
何かいろんなことを思い出してしまいました。

たまには家でテレビも、悪くない。

¥074「アンニョン、ふらっと再開」

最近やっと新しい一歩目を踏み出せそうな感触をえている、どーもキムです。

いやぁ、一年以上ぶりの更新です。

この間個人的にも、僕が責任者をやっている組織的にも、本当に色々なことがありまして、リアルワールドが先に先に進むのもですから、ウェブに向かうってことができなかったんですよね。

もう自分ですらこのキムブログを開くことも少なくなっていたのですが、でもやっとこさバランスが取れてきたというか、自分自身のことにもフォーカスできるようなゆとりがもてそうになってきたので、やっぱり自分のやっていることをちょっとずつ記録していくべきだなという思いにも駆られたのもあり、あらためて筆(キーボード?)を進めているわけです。

でも、特に再開一発目からこれを書こう!と意気込んでいることはなく、思うが侭に打ち込んでいるわけですが、最近僕が持っているコンセプトについて今回は書きたいと思います。

「エスカレーターを駆け上がれ!」


そう、あの動く階段ことエスカレーターです。僕の住む神奈川をはじめとした関東圏で言えば右側、関西では左側になるのでしょうが、空いてたりするあれです。

もともと僕はエスカレーターはあまり好きではないんです。健康のために使わないようにしてたって時期もありましたが、あれって自分のペースじゃないじゃないですか。乗ったスピードで上がっていくでしょ。自分の進むスピードを決められるって感じが、あんまり好きになれないんですよね。

それに一方向を向いてるじゃないですか。みんな一直線に同じ方に向いてるのも、なんだかちょっと気持ちのいいものではないという感じを持ってたんですよね。

なので、もともと一人のときはできる限り階段を使っているんですが、最近、気づいてしまったんですよ。「空いてるところを自分のペースで上ったらいいじゃない!」って。

上がる(下がる)という目的は一緒です。ただ僕にとって大切なのは、自分のペースで、つまり自分の意思で、自分の道でそこにたどり着くということなのです。そして、それはできるだけ早かったりするほうが良いわけです。

一方通行で上りきるまで降りられないというのもあってどうかなという気持ちは拭えないのですが、あまり意固地になっても良くないし、人間が生み出した科学の発展を否定するのは違うなということもこの間考えるようになったので、上手く折り合いをつけることが必要だなぁと思うようになったのです。

それぞれの人生、思想とテクノロジーがうまくリンクしたときに、もっと遠くに行けそうな予感がしませんか?

人間だからこそって部分だと思うし、これを自分の今と照らし合わせてみても、合致するコンセプトだなぁと最近エスカレーターを駆け上がったときに感じたので、こっそり自分のいまのコンセプトにしてたりします。
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