¥075「アンニョン、世界の車窓から」 | キムブログ

¥075「アンニョン、世界の車窓から」

一昨日のこと。
久しぶりに家に早目(といっても10時台)に帰っていたので、
何とはなしにテレビをつけていた。

そうしたら、まだやってるんですね。「世界の車窓から」。
で、昨日はたまたま僕の故郷である韓国を走る電車だったんです。

まぁそれだけなら大した感慨も覚えないのですが、
その時BGMで流れていた曲が琴線に触れたんですね。

『이등병의 편지(二等兵の手紙)』 by김광석(キム・グァンソク)




집 떠나와 열차 타고 훈련소로 가는 날
부모님께 쿤절하고 대문 밖을 나설 때
가슴 속에 무엇인가 아쉬움이 남지만
풀 한 포기 친구 얼굴 모든 것이 새롭다
이제 다시 시작이다 젊은 날의 생이여…
家を立って列車に乗り 訓練所へ向かう日
両親におじぎして 大門の外へ出る時
胸の中に何やら 惜しさが残るが
草一株 友達の顔 すべてのものが新しい
さあ もう一度始めよう 若い日の人生よ…


친구들아 군대 가면 편지 꼭 해다오
그대들과 즐거웠던 날들을 잊지 않게
열차 시간 다가올 때 두 손 잡던 뜨거움
기적 소리 멀어지면 작아지는 모습들
이제 다시 시작이다 젊은 날의 꿈이여…
友達よ 軍隊に行ったら 必ず手紙を出してくれ
君たちとの楽しかった日々を忘れないように
列車の時間が迫る時 両手を握った熱さ
汽笛の音が遠のいていくと 小くなる面影たち
さあ もう一度始めよう 若い日の夢よ…


짧게 잘린 내 머리가
처음에는 우습다가
거울 속에 비친 내 모습이 굳어진다
마음까지…
短く切られた僕の頭の毛は
初めはおかしかったが
鏡の中に映る私の姿がこわばって行く
そして心まで…


뒷동산에 올라서면 우리 마을 보일런지
나팔 소리 고요하게 밤하늘에 퍼지면
이등병의 편지 한 장 고이 접어 보내오
이제 다시 시작이다 젊은 날의 꿈이여…
裏の山に上れば 故郷の村が見えるだろうか
ラッパの音 穏やかに夜空に鳴り響いたら
二等兵の手紙一枚 大事に折りたたんで送るよ
さあ もう一度始めよう 若い日の夢よ…



僕の好きな韓国映画『JSA』の主題歌でも使われた曲で、
映画同様僕の大好きな曲なんです。
386世代を象徴、代表するような曲です。

久しぶりに耳に飛び込んできて、
何かいろんなことを思い出してしまいました。

たまには家でテレビも、悪くない。