京都の着付け教室 きものシャン
レッスン会場:烏丸御池教室 (京都市営地下鉄烏丸御池駅すぐ)
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土曜日曜祝日のレッスンは現在満席が続いており、新規の募集は再来年度から行います。
※2024年の7月および8月のレッスン開講はございません。
(講座やイベントの開催はございます。)
予約先着順で埋まってゆきますので、はやめのご予約をお願いいたします。
ドアノブや机類など室内のアルコール除菌、また換気も徹底しております。
講師はマクスを着用いたします。
経糸本数と筬の関係
経糸を通すこの隙間のことを「筬目」といい、筬目の粗さ細かさの単位を「羽(は)」と表します。
筬羽ひとつには経糸2本が入ります。
どんな織物を織りたいかによって、織物の設計を決めて、それに沿った筬を選びます。
①つまり、出来上がった織物をルーペで確認することによって、使用している経糸本数が計算できます。
②そして、各産地のあるタイプの織物がどんな筬を使用して作られているのか?それを知っていれば、織物の産地を特定する際の手助けになるのです。
琉球絣の経糸を数えよう
沖縄県でも現在この数え方を採用しています。
さて、琉球絣は15ヨミの筬を使用します。
日本の竹筬の基本通し巾は鯨尺の1尺5分が規格となっています。
鯨尺の1尺は約37.8cmなので、1尺5分は約40cmとなります。
15ヨミの筬を使って経糸の通し巾が1尺5分(約40cm)の場合
15×2本×40cm で経糸本数1200本が導き出されます。
それを1cm間隔になおすと約30本。
目盛り1cm×1cm 倍率10倍のルーペで見た際に、約30本の経糸を数えることができるはずです。
ちなみにルーペの向きは開いている方を外側に、壁になってる方を自分側にして覗きます。(たまに逆にして見えないって言ってるひといます笑 気をつけてください。)
さてタテヨコ方向確認して布を机の上に置きます。
その上にルーペを真っ直ぐのせます。
布を持ち上げたりせず、机に置いた布の上に、真っ直ぐルーペを載せるのも基本です。
上からスマホで撮影すると、ゆっくり数えるのことができますよ。
何度も言いますが、撮影すると画像のどっちが縦だったのか横だったのかわからなくなるので、ルーペのタテヨコどちらかにマジックで印をつけるなどして気をつけてください。また、画像のオレンジになっている部分(この場合上下に対して左右の部分)に影が入らないようにしてください。影ができると数が読めません。
どの段でもいいので、経糸を数えてみてください。30本、31本、多少差はありますが、大体30本が数えられるはずです。
今回の記事について、もっと詳しく知りたいという人に向けて、8月、9月あたりに本格的な講座を予定しています。また決まり次第、こちらで募集告知します。
今後の講座&イベント予定
6月9日(日)キャンセル待ち対応中
リユース着物目利き講座<レベルアップ紬編>
(京都)
6月29日(土)キャンセル待ち対応中
リユース着物目利き講座<着物編>(大阪)
*過去の開催募集記事です。どんな内容なのか詳細ご覧いただけます。
9月6日(金)および9月7日(土) 募集前
「長襦袢のプロに学ぶ 品質と楽しみ方講座&販売会」(京都)
10月12日(土) 募集前
「リユース着物目利き講座 着物編」(大阪)
堺筋本町・船場センタービルお買い物ツアー付き
*過去の開催募集記事です。どんな内容なのか詳細ご覧いただけます。
10月26日(土) 募集前
「リユース着物目利き講座 帯編」(大阪)
堺筋本町・船場センタービルお買い物ツアーは開催未定
*過去の開催募集記事です。どんな内容なのか詳細ご覧いただけます。