着物コモノ2008 はじまりました
ギャラリー世田谷233 の中根です。
『着物コモノ2008』の企画展会場オーナーとして、企画賛同者として、当ブログの管理人として、
この展示会を成功させるべくサポートさせていただいています。
最初、発起人&コーディネイターの新井ひでさんからお話をいただいた際は、
テーマ&企画の面白さに加え、これぞ現代のギャラリーがやるべきこと、
サポートすべきこと、と興奮しました。
和装をもっと愉しくしてくれるコモノたちを、作家さんだけでなく、ギャラリーだけでなく、
作家さん+ギャラリーで世に提案していこうという企画。
着物を愉しむことは日本を楽しむこと、今年の夏は熱い。 !乞うご期待。
着物コモノ2008 はじめ
和装の主人公は「長着(着物)」。
人の手で紡ぎ染め織られた布の質感に、過剰な装飾はいらない。けれど引き立てる「小物」は必要だ。
イマドキ風だったらセオリー無視で着崩したり、女の子はレースやビーズでキラキラで乙女っぽくしたり?
でも普通に着たい人には、ちょいとキツい。
着物初心者だったら、「ちょっとだけ」自己主張できればヨシって気持ちもある。
愉しむ着物を演出してくれるのは、気負わずラフになり過ぎないでもキッチリ作られている、程よい「和装小物」。
例えば30代40代が身につけて「お、それカッコいいね」とか「面白い!」と言われるもの。
量産品や工芸品とは一味違う、身につけるアートを提案したい。
そんな考えからスタートした「着物コモノ2008・夏」。
ギャラリー世田谷233
に集う作家で結成されたキモノコモノ連が、233的な和装を提案すべく動き出します。
今回のテーマは「浴衣にも使える夏小物」。
その7月のお披露目まで、この場を通じて作家さんや着物のことをお伝えしていく所存です。
無事に世田谷線を背景に浴衣で乾杯が出来るよう、皆様よろしくお願いいたします。
発起人&コーディネイター 新井ひで