今年は、久しぶりに浴衣を着た方もおられるのでは。


浴衣レッスンを していて
よく ご質問をいただく
「浴衣の洗濯について」
 
わたしなりの浴衣の洗濯の仕方について 
まとめてみました。
 


奈良市の着付け教室『きものABC』

着付け講師 の 新谷さきこです。




 
浴衣の素材も 様々ではありますが、
木綿や 麻、ポリエステルなどは
自宅でのお洗濯が可能です。





 
まず、簡単に 畳んで洗濯ネットに入れて
洗濯機で 洗っちゃいます。
 
 
各ご家庭の洗濯機の設定にもよると思いますが
私は標準モードで洗っています。
 
 
ちなみに、我が家での洗濯機の設定はこんな感じです。
 
標準モードで
洗い 8分、すすぎ 注水 1回、脱水 1分
 
注意するのは、脱水は 短めで‼
 
 
 

大切な浴衣などで 丁寧に扱いたい場合などは
 
ドライモード、おしゃれ着モードなどに されるほうがいいかもしれませんね。

 

そして、脱水が終わったら
ここが大切なところ。
 
ちいさくたたんで 手でパンパンして
シワを取ります。
 
 

干すときの注意点は
脱水が短めなので、水滴がしたたるかもしれないので
 
まずは、浴室に しばらく干しておきます
 
 

着物ハンガーがある方は、それを使ってくださいね。
 
着物ハンガーが ない場合は
バスタオル用のハンガーを代用することができます



 
そして、ある程度 乾けば、
鴨居や、カーテンレールなどに掛けて
室内干しにしています。
 
 
日光に長時間あてると 色が褪せるので 
外にはあまり干さないほうが いいように思います。
 
 
 
最後に 乾いてからの大切なこと、
 
「手アイロン」でシワを伸ばしながら、きっちりと たたむこと‼
 
 
「手アイロン」……意味 わかるでしょうか。
 
実際にアイロンを 出さなくてもいいんです。
 
手でシワを のばすように なでながら
きちっとたたんでいきます。
 
 
ただ、畳むだけではなく
この一手間をしておくだけで、
仕上がりが ずいぶんと違ってきます。
 
 
そして、
布団の下などに敷いて 寝押しをしています。

 
 
こちらが 今回、実際に洗った浴衣です。
 
特に目立ったシワもなく
普段着に着る場合には アイロンの必要はないかと思います。
 
 

 
襟のところ(衣紋)だけ 
着る前に アイロンを掛けるようには しています。
それが、襟元がシャキッとするコツでも ありますね。
 

 
 

とにかく、

ポイントは 脱水をしすぎないこと‼

 

 

脱水をし過ぎて、シワクチャになったものを

アイロンを掛けるのは とても大変です(^^;

 

うっかり 脱水をし過ぎてしまった場合は

もう一度、水に浸して

軽く脱水をしなおすほうが、

結果的には早いと思いますよ。

 

 
 
 

以上が、わたしの浴衣の洗濯の仕方です。


あくまでも個人のやり方ですので、

特に大切な浴衣などは きちんとしたところに

お手入れに 出されることをおすすめいたします。

 

 


お手入れが手軽なのが、浴衣のいいところですよね。
 
夏のオシャレに ぜひとも浴衣を 楽しんでくださいね。


 
 
 浴衣レッスン の詳細はコチラから


 



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