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私は数年前にピロリ菌の除菌をしました。

母を胃がんで亡くしていますし、萎縮性胃炎が進行していたので選択肢はないと考えたからです。

でも今では時々これで良かったのだろうか?と考えることがあります。

 

 

 

なぜなら除菌をしたあとから食道カンジダが見られるようになったからです。

いまは完治していますが、数年間はカンジダが散見している状態でした。

 

 

 

食道カンジダがあるということは腸内環境にも影響は現れます。

症状がでる程ではありませんでしたが、少なからず除菌に使用した強い抗生剤によって腸内環境は影響を受けているでしょう。

 

 

 

だから自分の子ども達も陽性かもしれないけれど、いまはまだ検査も除菌はせずに様子を見ようと待っていました。

医学の進歩は素晴らしいです。

ピロリ菌を除菌せずに炎症を起こさない治療法が見つかりそうなのです。

 

 

 

本日は、ピロリ菌と共に共存する新しい治療法のお知らせです。

 

 

 

自分はピロリ菌を除菌したけれど、子どもはどうする?ピロリ菌がいても抗生剤を飲まず共存する治療

 

 

 

  日本国民がピロリ菌を除菌しきった結果

 

 

日本国民の多くが「ピロリ菌」という細菌が胃がんの原因になるということを知るようにりました。

世界人口の約半数が感染しているといわれ、国内では井戸水の影響で50代以上の世代に感染者が目立っていましたが、最近では若年層の感染は減少傾向にあります。

しかし、まだ約6000万人近くの感染者がいると言われています。

 

 

ピロリ菌を除菌し胃がんのリスクが減ったと安心したのもつかぬ間。

ピロリ菌の一次除菌二次除菌が完了した方から、こんな除菌後の合併症が報告されています。

 

 

逆流性食道炎(胸焼け、ゲップなどの症状が増えた)

・下痢、便秘(腸内細菌バランスが乱れてしまった)

・体重増加(胃酸の分泌が増えたため、食欲が増進して食べる量が増えた)

食道カンジダを指摘された(強力な抗菌剤の使用によって真菌が増殖した)

 

 

ここでもまた抗菌剤による細菌叢によるバランスの破綻が問題となっています。

 

 

 

 

  ピロリ菌が炎症を起こす機序を解明

 

 

日経メディカルのニュースによると大阪大学微生物研究所の山崎晶教授グループがこんな発表をしています。

 

 今回、同研究グループは、ピロリ菌から抽出した脂質成分の中から、宿主(マウス)の炎症性サイトカイン産生を誘導する物質を同定し、さらにその物質がMincleと呼ばれる宿主の自然免疫受容体によって認識されることを見出した(Nagata M, et al. J Exp Med. 2021;218:e20200815.)。同定された物質α-コレステリルグルコシド(αCAG)は、ピロリ菌が持つ酵素によって宿主のコレステロールが修飾され産生される糖脂質だ。


 αCAGの受容体であるMincleの遺伝子を欠損させたマウスにピロリ菌を感染させたところ、野生型のマウスに感染させた場合と比較して、体内の菌体数には差は認められなかったにもかかわらず、免疫細胞の活性化が抑制され、胃炎が軽減することが分かった。

 さらに、αCAGと構造が類似するα-コレステリルホスファチジルグルコシド(αCPG)も、DCARと呼ばれる自然免疫受容体に認識され、宿主の免疫系を活性化することが見出された(図1)。次に、同研究グループは、αCAGとαCPGの合成に必要な酵素コレステリルグルコシルトランスフェラーゼ(Hp0421)の遺伝子を欠損させたピロリ菌を作出。このピロリ菌を感染させたマウスでは、野生型のピロリ菌を感染させた場合と比較して、胃炎が軽減していた。

 

 

ここは腸難しいのでスルーしましょうてへぺろ

つまりこれは、除菌をしなくても胃炎を抑える治療法が見つかったという内容です。

 

 

 

  除菌をするかしないかは胃炎の程度による

 

 

除菌をしないで胃炎を抑える治療法が見つかったことはとても喜ばしいことですが、

すべての方にこの治療法があてはまるわけではないと思います。

実際の治療に実用化されるには時間がかかるでしょうし、

ピロリ菌による炎症度合いによって治療法は変わると考えられるからです。

 

 

私が一緒に働いているK大学の医師はこんな風に患者さんに説明しています。

 

 

「ピロリ菌がいること自体が問題ではありません。

ピロリ菌による炎症が進行することが胃がんのリスクを高めるのです。

ピロリ菌の検査だけをして除菌するのではなく(これだけでは保険が通りません)、

胃カメラをやって炎症が起きていれば、ピロリ菌の検査を行い除菌を検討しましょう。」

 

 

つまり、ピロリ菌陽性者をあぶり出し根こそぎ除菌をする必要はないということです。

これからの治療の主流は

「菌と共存」

へと変化していくことを願っています。

 

 

 

 

 

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NRサプリメントアドバイザー
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