ヘリコバクターピロリ菌は大腸がんのリスクを高める?胃がんになった人は大腸がんになりやすいの? | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

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私が看護師になって最初に配属されたのは消化器外科病棟です。

そこで不思議に思っていたことがありました。

「胃がん」になり手術をして無事完治した患者さんが、今度は「大腸がん」にかかり入院してくるのです。

その大腸がんは「胃がん」の転移ではありません。

 

 

 

たまたま?それとも胃がんと大腸がんには何か関連性があるの?

その数はそんなに少なくはありませんでした。

「粘膜にがんができやすい体質というものがあるのだろうか?」

そんな風にぼんやりと考えたりしていたものです。

 

 

 

でもメディカルトレビュー(医学系のWEBメディア)を読んだ時、

「なるほどな〜、それなら納得がいくわ。ピロリ菌除菌に関しては賛否両論色々な意見があるけれど、

やっぱり除菌はする必要があるんじゃないかな〜」

 

 

 

少し前に読者様からもこんな質問をいただきました。

「胃がんになった人は大腸がんになりやすいと聞きますが、なにか関係があるのでしょうか?」

その時は因果関係がはっきり証明されていなかったので、きちんとしたお答えをすることが出来なかったものです。

 

 

 

本日はピロリ菌と大腸がんの関係性。

まだ解明されていないことは沢山ありますが、これからの研究結果に期待が寄せられます。

本日は、皆様にもニュースの内容をお伝えいたしますね。

 

 

 

 

ヘリコバクターピロリ菌は大腸がんのリスクを高める?胃がんになった人は大腸がんになりやすいの?

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  ピロリ菌とは?

 

 

まずはピロリ菌ってなに?という方へ。

ピロリ菌とは胃の粘膜に生息しているらせん状をした細菌です。

胃には強い酸があるため、昔から細菌はいないと考えられていました。

しかしピロリ菌が発見されてからは、ピロリ菌が胃炎や胃潰瘍などの胃の病気に

深く関わっていることが明らかになってきました。

 

 

ピロリ菌は、胃の中で「ウレアーゼ」という酵素を出して胃粘膜の尿素を分解しアンモニアを作ります。

アンモニアはアルカリ性ですから、ピロリ菌はこれによって胃酸を中和し自分が住みやすい環境を作ります。

しかし、アルカリ性は粘膜を傷つけるため胃がんや胃潰瘍が発生しやすくなってしまいます。

 

 

胃炎についてはこちらから下矢印

 

 

 

 

  ピロリ菌感染は大腸がんのリスクにも?

 

 

ピロリ菌と大腸がんに関する研究データーです。

 

 

アフリカ系とアジア系で有意な関連

 これまでの研究からH. pylori感染と大腸がんの関連が指摘されているが、その結果は一貫していない。両者の関連には人口特性によるばらつきがあるとみられ、H. pylori由来の病原蛋白質VacAに特異的である可能性がある。今回、Butt氏らはH. pylori抗体と大腸がんの関連をより詳細に評価しようと試みた。

 米国の10の前向きコホートにおいて、大腸がんを有する4,063人(症例群)と大腸がんがない4,063人(対照群)から血液を採取し、VacAおよびCagAを含む13種類のH. pylori由来の病原蛋白質に対する抗体反応を調べた。H. pylori蛋白陽性および蛋白特異的抗体レベルと大腸がんとの関連は、条件付きロジスティック回帰法を用いて分析した。

 その結果、H. pylori抗体陽性率は白人で低かったのに対し、アフリカ系米国人では症例群71%、対照群65%、ラテン系米国人ではそれぞれ74%、77%と高かった。全体では症例群41%、対照群40%が陽性を示した〔オッズ比(OR)1.09、95%CI 0.99~1.20〕。

 VacA特異的血清陽性は大腸がんの増加と関連しており(OR 1.11、95%CI 1.01~1.22)、特にアフリカ系米国人で強い関連が認められた(同1.45、1.08~1.95)。

 さらに、大腸がんはVacA抗体のレベルの上昇とともに増加。この傾向は、特にアフリカ系米国人で顕著だった。高レベルのVacA抗体はアフリカ系米国人およびアジア系米国人で大腸がんと関連していた。

メディカルトレビューより

 

 

難しくて、なにがなんだかわかりませんよね。

つまりこれは民族性に差はあるものの

「大腸がんを有する人は、ヘリコバクターピロリ菌が生み出す病原蛋白質VacAに特異的に関連性があり、

ピロリ菌抗体と大腸がんの関連性が明らかになってきた」

という内容になります。

 

 

なるほどです。

全く関連性がないような「胃がん」と「大腸がん」にはこんな繋がりがあったのですね。

しかし、大腸内には他にも様々な菌が生息します。

これらの菌との関わりもあるため民族性が出てくるのではないかと考えます

(国によって食文化が違うため、国によって腸内フローラのタイプが異なります)。

 

 

ここでまとめ(今日の内容はさっぱりわからんという方へ)

ピロリ菌が陽性だった方は「胃がん」だけではなく、「大腸がん」のリスクも高いということになります。

大腸内視鏡を受けたことがないという方は、是非一度受けて見て下さいね。

 

 

 

 

 

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