ピロリ菌を除菌した後に喉がイガイガする!「食道不快と除菌の関係」逆流性食道炎の予防法と対策 | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

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昨日、ピロリ菌除菌後の逆流性食道炎についてまとめたところ

その関係について沢山のお問合せをいただきました。

本日は逆流性食道炎についてです。

 

 

 

 

 

 

先日、私の出身病院である順天堂大学病院浦安へ行って参りました。

私は御茶ノ水の本院で働いていたので、浦安病院には直接お世話になってはいないのですが、学生の頃から出入りしていたのと学会や勉強会によく参加していたのでとても馴染みがあります。

 

 

 

 

今回は消化器外科のF教授にご挨拶。

消化器外科のF教授には若い頃からずっと色々なことを教わってきました。

いまでは有名な教授ですが、その頃はまだ講師の医師だったので私達看護師にも直接講義をしてくれていたのです。

 

 

 

 

「F先生、私のところに問い合わせがくる内容で多いのが、ピロリ菌除菌後の食道不快感なんです。

逆流性食道炎や食道カンジダになる方が多いのですが・・・除菌との関連性はどう考えますか?」

 

 

 

 

「まあ、多いよね、特に逆食は。僕も食道カンジダあるよ、除菌してからなかなか治らなくてね〜。

でもほっとけば良いんじゃない?」

 

 

 

 

ガクっあせる

ほっとくの〜?

まあね、いつもがんを研究している医師にとって、命に関わらないものは病気であって病気でないようなもの。

積極的に治療はしないのかもしれません。

 

 

 

 

しかし、症状が続く人にとっては不快だし、なんとかしたいもの。

先生、そんなこと言わずもっと真面目に教えてくださいよ〜。

なんとか、除菌後の症状対策について教わって参りました!

本日は・・・ピロリ菌除菌後に増える「食道不快感」についてです。

 

 

 

ピロリ菌を除菌した後に喉がイガイガする!「食道不快と除菌の関係」逆流性食道炎の予防法と対策

 

 

 

 

 

 

ピロリ菌除菌後にふえる逆流性食道炎とは?

 

 

ピロリ菌が胃がんの原因となるということが認知され、

積極的に除菌をする人が増えたことによって日本人のピロリ菌感染率は激減しています。

しかしその反面「逆流性食道炎」が増えています。それはなぜなのでしょうか?

 

 

ピロリ菌は自分が強い胃酸の中でも生き抜くことが出来る様に、自分の周りをアルカリ性に中和しています。

また胃酸の分泌そのものを低下させています。

しかし、ピロリ菌がいなくなると、いままで抑えられていた胃酸の分泌がもとの状態にもどり(1日1Lから2Lくらい)、

胃酸の分泌が増え、食道に上がり逆流性食道炎の原因になると言うわけです。
 

 

加えて食生活の欧米化や過食によって、胃酸が過剰に分泌されるようになり逆流性食道炎になる人が急増しています。

逆流性食道炎の問題点は、胸やけ、ゲップ、みぞおちの不快感など症状の他、食道がんのリスクが上がると言うことです。

慢性的に炎症が続いている場所には発がんのリスクが上昇します。

「胃がんのリスクを減らそう」と日本中でせっせと除菌してきましたが、

それが逆流性食道炎を増やし結果的に食道がんのリスクを上げている可能性が出てきているのです。

 

 

 

逆流性食道炎の詳しくはこちら⇩

 

 


 

 

 

抗菌薬の影響でカンジダも増えている

 

 

増えているのは逆流性食道炎だけではないようです。

「食道カンジダ」もピロリ菌除菌後に増えています。

口腔(こうくう)や咽頭、消化管、皮膚にはカンジダと呼ばれる真菌が常在しています。

真菌は一般的にカビと呼ばれていますが、健康な状況では免疫力によって増殖が抑えられます。

しかし、何らかの要因によって免疫力が低下すると増殖して病気を発症します。

 

 

抗生剤などを飲むことによっても、もともといた常在菌のバランスが崩れカンジダが増殖することもあります。

カンジダは無症状のことが多いのですが、のどの違和感、詰まり感、食べ物の飲み込みにくさ、食道の違和感などの症状がでることもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

食道の不快な症状を取るためには?

 

 

食道カンジダの場合は、軽度であれば自然治癒することが多いです。

重症の場合は、専門的に治療する必要がありますので消化器内科の医師に相談しましょう。

 

 

逆流性食道炎の場合の注意点は・・・

ピロリ菌除菌後に胃酸の分泌が増えるのは仕方がないことです。

しかし、除菌の合併症以外に生活習慣も深く関わっていますのでその見直しから始めましょう。

まずは、以下のような点に気を付けて見て下さい。

 

 

・暴飲暴食をしない

・食後3時間以上空けてから就寝する

・肥満の方はダイエット

・腹圧をかける運動はさける

 

 

生活習慣の改善で治らなければ、胃酸の分泌を抑える薬(PPIなど)が有効です。

胃酸の分泌を抑える薬(PPI:タケプロン、オメプラール、パリエットなど)は世界中で大量に処方されています。

それは、世界的にも逆流性食道炎の患者が増えているからです。

 

 

 

 

効果があるから世界中で使われているわけですが、あくまで薬なので副作用に注意が必要です。

長期間服用すると骨粗鬆症、腎臓病、腸炎、心臓病、肺炎、認知症などのリスクが上昇しますので、

きちんと医師の指導のもと服用するようにして下さい。

 

 

 

 

悪い菌だと思っていたものが、じつは良い働きもしていた。

人間と同じですね。

誰しも悪い面と良い面があって、いつもそれがせめぎ合っている・・・

大切なのはバランス。

全てを排除することは、古い病気を治すことはできても、新しい病気を生み出すことなのかもしれません。

菌の世界も人間の世界も奥が深いですねチュー

私も、まだまだ勉強が必要なようです。

 

 

 

 

 

 

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