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あなたを美腸内フローラで若返らせる！NRサプリメントアドバイザー＆看護師 胃腸良子です。
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お腹が下りやすい人はナーバスなのか？
ナーバスだからお腹が下りやすいのか？
消化器病棟に勤務しているとき、
「排便状態のお悩みによってキャラが違う」
謎のひとつでした。
でも腸内細菌を勉強していると納得出来ることが多々あります。
生息する腸内細菌叢が変われば生産するホルモンも変わる訳ですから。
そりゃー、キャラも変わりますよね。
例えば下痢型の人の特徴は、
細かいことが気になるナーバスなところがあったりするため、
電車にのるとお腹がグルグルしてしまったり、
大事な用事の前日は調子が悪かったりするようです。
本日は、過敏性腸症候群下痢型について。
下痢型の腸内細菌叢について調べてみましょう。
過敏性腸症候群IBSとは？「下痢は腸の悲鳴！」下痢型の人の腸内細菌叢はビフィズス菌が少なく乳酸菌が多い
過敏性腸症候群とは？
過敏性腸症候群には、下痢型、便秘型、混合型がありますが、
ここでは下痢型について触れてみたいと思います。
電車の中や会議中など、トイレに行けない状況に置かれると、
急激な腹痛や便意を感じてお腹が下ってしまうのが過敏性腸症候群下痢型です。
また下痢型は便意が強いのに充分排泄できず残便感が残るのが特徴です。
下痢についてもっと詳しくは
下痢型タイプの腸内細菌叢
下痢型の人にはビフィズス菌が少ないのが特徴です。
常に水様便が排出されるため菌が定着できないのではないかと考えられていました。
過敏性腸症候群下痢型は、感染性腸炎の後に発症することが多く、
ウイルスや細菌に感染することによって腸内細菌叢が変化してしまうため起こるのではないかと考えられています。
IBS過敏性腸症候群下痢型の腸内細菌叢について
わが国の IBS の腸内細菌を分析し，IBS 患者 では，健常者よりも Lactobacillus ならびに Veillonella が多いことを見出した（19）．IBS 患者では，糞便中の 短鎖脂肪酸（short chain fatty acid: SCFA）の中でも 酢酸，プロピオン酸，総有機酸の濃度が健常者よりも高 かった（19）．Lactobacillus はグルコースを乳酸に代謝 する菌である．Veillonella は乳酸を酢酸，プロピオン 酸に転換する．また，酢酸，プロピオン酸量が多いほど IBS 症状が重症化した
ラクトバチルス（ Lactobacillus ）やベイロネラ（Veillonella）という乳酸菌は善玉菌として知られる乳酸菌です。
しかしこれらの菌が異常増殖すると酢酸やプロビオン酸が生成されすぎてしまい、腸の動きが亢進しすぎてしまうようです。
下痢が頻発すると粘液や絨毛が減少し腸の透過性が亢進します。
つまり腸が薄くなり「腸漏れ」を起こしやすくなってしまいます。
過敏性腸症候群IBS下痢型の方にお話をお聞きすると
「腸活のために毎日ヨーグルトを食べています」
とおっしゃる方が多くいますが・・・これ逆効果かもしれません。
乳酸菌入りヨーグルトに使われている乳酸菌はラクトバチルス系のものが多いためです。
過敏性腸症候群のかたがヨーグルトや発酵食品を摂るとお腹が張る原因はここにあるのかもしれません。
下痢を抑えるためには腸内の水分をゆっくりキープするような水溶性食物繊維がお勧め。
たばこやコーヒーは悪化の原因となります。
下痢を放置するとうつ傾向に陥りやすくなるのはセロトニンが不足するから。
早めの対処を心がけましょう。
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NRサプリメントアドバイザー
胃腸良子