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美は胃腸から・・・
あなたを美腸内フローラで若返らせる！NRサプリメントアドバイザー＆看護師 胃腸良子です。
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看護学生だったころ、カルテも何も見ずに患者さんの病状を推測するというトレーニングをしたことがあります。
患者さんが訴える主訴をもとに患者さんの全身状況を観察するのですが、
お話以外に、顔色、体の様子（むくみがあるか？血管の様子、皮膚の乾燥など）を一生懸命観察します。
患者さんの病状を観察する時に大切となる指標は「臭い」。
病気によって臭いが違うんです。
いまだにその癖は抜けません。
電車の中で「臭う人」がいると、ついつい「この人は体のどこが悪いのか？」なんて考えてしまう。
看護師の職業病？
それとも私だけ？
どちらにしてもとても悪趣味な癖には違いない。
止めよう、気にしないようにしよう、特別な時以外は・・・
でもどんな病気がどんな臭いを発するのか？
気になりません？
気になりますよね！
うちの主人は大丈夫かしら？とか、私臭わないかしら？とか。
本日は・・・病気による体臭の特徴についてお伝えしますね！
体が臭くなる病気とは？「体調不良が生み出す体臭、口臭」腸内腐敗臭は汗が臭くなる！
糖尿病の人は、果物の腐ったような臭いがします。
糖質は体内に入ると消化されてぶどう糖になります。ぶどう糖は血液中を巡り全身のエネルギー源として使われます。しかし、インスリンの分泌量や機能が低下すると、ぶどう糖はうまく取り込まれずエネルギーが不足します。
このエネルギー不足を補うために、肝臓は中性脂肪を分解して脂肪酸を作ります。この脂肪酸からケトン体というエネルギーを合成するのですが、このケトン体が臭いの元となります。
ケトン体は、甘酸っぱく果物の腐ったような臭いがします。糖尿病の方が独特な甘い匂いがするのはそのためです。
肝臓が悪い方の臭いは、ツンとしたアンモニア臭です。
肝臓にはオルニチン回路というものがあります。タンパク質を分解する過程でアンモニアが生じます。アンモニアは肝臓中のオルニチンと反応し、無害な尿素に変換されます。
しかし、肝機能が低下しているとアンモニアの分解能力が低下します。分解されなかったアンモニアの一部は血液中から汗となり、ツンとしたアンモニア臭となるのです。
しかし、アンモニア臭がするようになったら相当危険！かなり肝機能が低下しているかもしれません。血液検査は毎年行って下さいね！
コレステロールが高い、太り気味、などの生活習慣病がある方は、古い本のようなかび臭い臭いがします。
この臭いをいわゆる「加齢臭」と呼びます。
年齢を重ねると、皮脂を分泌する皮脂腺の中でパルミトレイン酸という脂肪酸や過酸化脂質という物質が増加します。
これらが結びつくと加齢臭の原因となる「ノネナール」が増えます。
血液検査で「中性脂肪が高い」と言われた方は要注意。
血管内で悪玉コレステロールの量が増えるほど、皮脂腺でも脂肪分の量は多くなり加齢臭は酷くなります。年齢を重ねると汗までも「おっさん臭がする」のはこのためです。
胃腸の悪い方の臭いは、イオウのような腐敗臭。
この臭いの人はとても多い。
胃腸の機能が低下すると、食べた食べ物を消化吸収する能力が落ちてしまいます。特に肉類などは消化しきれず腸内で長く停滞してしまいます。便秘が続き何日も腸内に留まると腐敗がすすみイオウのような臭いを発します。
その臭いが腸から吸収され、血液へと流れ込み、イオウのような腐敗臭となって出てくるのです。
自分ではなかなかわからない臭い。
その臭いを指摘できるのは家族しかいません。
他の人から不快に思われてしまう前に、家族内で注意しあうことが必要だと思います。
体臭が変わって来たと感じたら・・・早めの対処を。
それは、あなたの体の病気を知らせるサインかもしれません。
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NRサプリメントアドバイザー
胃腸良子