便秘を放置して10日「繰り返す腹痛を我慢した結果」大腸進行がんの自覚症状と貧血
まず、昨日のブログはこちら。
大腸がんの初期は自覚症状がありません。
便に出血が混じることもありますが、極少量のため肉眼的に気がつかないことが多いと思います。
がんが出来る場所によっても自覚症状は異なります。
大腸でがんが出来やすい場所は便が溜まりやすい場所、つまり便の停留所ががん好発部位となります。
がんが少しずつ大きくなると腸の内腔を狭くするため、便は細くなり「便秘」と「下痢」を繰り返すようになります。
また、がん組織より出血が進行していくため「貧血」に傾く方が多くいらっしゃいます。
氷をガリガリ食べたいのは貧血だから
大腸がんが大きくなって来ると、間欠的な腹痛を起こすようになります。
便の通過障害が引き起こされるからです。
がん組織が腸の内腔を占めるようになります。
便が詰まる→腸の動きが活発になる→腹痛が起きる→下痢になる
この症状を繰り返すうちに、がんより手前の腸がどんどん拡張し血流障害を起こすようになります。
この状態を「腸閉塞」といいますが、放置すると腸管が破裂し命の危険を伴うほど深刻な状況になります。
彼女はまさにこの状態でした。そのため私の携帯に連絡が来たのです。
「いますぐ開腹手術をしないと危険な状況です」
大腸がんの手術は想像するほど大変なモノではありません。
(直腸がんで人工肛門を作る場合を除く)
特にS状結腸がんは一部を切り除くため、術後に後遺症が少ないのが特徴です。
「進行がん」と聞くと、1〜2年で死んでしまうの?
そう想像される方がいらっしゃいますが、大腸がんの5年生存率は他のがんに比べて良好なのが特徴です。
だからいつも私は「大腸がんは助かるがん」と言っているわけで・・・
40歳を過ぎたら大腸内視鏡検査を強く推奨しています。
でもなかなか受けてくれないのが実情でして
便秘や下痢は腸の悲鳴
どうぞ自分の身体の声を聞き逃さないで下さい。
我慢することは決して美徳ではありません。自分が倒れたら必ず誰かに負担をかけます。
自身の健康管理こそが家族の幸せだと言うことを、どうぞ忘れないで下さい。
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