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あなたを美腸内フローラで若返らせる！NRサプリメントアドバイザー＆看護師 胃腸良子です。
ミキ・昴生が結腸炎で入院「芸能人に腸炎が多い理由」精神的なストレスが腸の動きを悪くする
病状については「結腸炎」という情報しかないため詳細は分かりませんが、ここでは一般的な虚血性腸炎についてまとめてみたいと思います。
虚血性大腸炎とは、大腸の血流障害によって腸の粘膜に炎症や潰瘍が発症し、激しい腹痛と下痢、下血がおこる疾患です。
これは血管と腸粘膜の問題が関係し発症すると考えられています。50歳以上に好発すると言われています。
腸側の問題としては、慢性便秘や浣腸などによる腸管内圧の上昇があります。
常に大量の便で腸が膨満していたり、急激に大量の浣腸液を注入することによって、腸の中の圧が上がり腸が血流障害を起こします。
血管側の問題としては、動脈硬化や血栓などがあり、高齢者や糖尿病、高脂血症などの動脈硬化や血流低下をきたす疾患を持つ方に発症しやすいといわれています。
その重症度から、一過性型、虚血型、壊死型と3型に分類され、壊死型は緊急手術で腸を切断する必要がありますが極めて希です。
好発部位は便が蓄積する大腸の脾彎曲部から下行結腸、S状結腸です。
虚血性大腸炎が疑われる場合は、血液検査、腹部超音波検査、大腸内視鏡検査、必要によっては腹部CT検査を行い重症度を判断します。
虚血性大腸炎が疑われる場合は、身体診察と同時に、血液検査や大腸内視鏡検査、必要に応じてCT検査を行い、重症度を評価します。軽症であれば、外来にて経過観察、軽快する場合がほとんどです。
◆腹部超音波検査・・・大腸の壁が厚くなっていないか？腸の周りにも炎症が広がっていないか？などを確認します。
◆大腸内視鏡検査・・・腸粘膜に血液が行き届かなくなると、粘膜が赤くなったり出血したりします。また重症になると粘膜が壊死するため腸の一部が狭窄します。粘膜の状態を直接肉眼的に観察できるため非常に有効な検査ですが、穿孔（内視鏡の刺激によって穴があくこと）のリスクがあるため注意が必要です。
◆血液検査・・・虚血性大腸炎は、大腸に広範囲な血流障害が起きるため炎症を示す値が高くなります。治療の効果を確認するためにも血液検査は必要となります。
虚血性大腸炎の場合は、基本的には絶食をして腸を休めます。
それでも改善しない場合は、虚血を引き起こしている原因を探しその治療をしなければなりません。
緊張、ストレス、睡眠不足は腸の動きを悪くします。
ミキのお兄ちゃん、ゆっくり休んで早くよくなりますように。
体があってのお仕事です。
便秘、下痢が続いたら・・・腸が悲鳴を上げているサインです。早めの対策を心がけましょう。
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胃腸良子