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美は胃腸から・・・
あなたを美腸内フローラで若返らせる!NRサプリメントアドバイザー&看護師 胃腸良子です。
弟「お姉さん?娘が39度の熱があって・・・どうしよう。いまから救急外来に連れて行ったほうがいいかな?」
胃「熱が出始めたのはいつ頃から?今朝ね。
寒がってる?少し汗をかいているのね。着替えさせて布団を一枚減らしてね。
冷えピタ?それよりも小さめの保冷剤を4コ用意して。ガーゼにくるんで脇の下と太ももの付け根を冷やしてあげて。
水よりもポカリスエットを飲ましてあげて、明日の朝に病院でインフルエンザの検査をしてもらってね。」
弟「そうか、良かった。今から病院に行くところだったよ」
夜に熱が出ると慌てますよね。
無理をしてでも病院に行った方が良いのか?それとも朝まで様子を見た方がいいのか?迷うと思います。
ではどうしたら良いのでしょうか?
熱の上がり始めは寒気がします。その時は布団をかけて暖めてください。熱が上がりきると次は身体を冷やそうとして発汗します。悪寒が終わり、発汗が始まったら布団を減らして、汗を沢山かいたら着替えをし、水分を取ります。解熱剤を飲ませるのはこのタイミングが良いでしょう。
汗をかき終わってからも布団をかけ過ぎていると、うつ熱してしまい熱が下がり難くなります。
ここのところの寒暖差で体調を崩す人も増えていると思います。
本日は、夜中の発熱対処法をまとまてみましょう。子どもが夜中に発熱!病院行く?行かない?「風邪とインフルエンザの違いとは」ゾフルーザの注意点
朝から熱があって夜中にどんどん上がってきた。身体がだるくて痛い。そういえば保育園の同じクラスにもインフルエンザの子がいた。
どうやら怪しいです。インフルエンザかもしれません。
でも、だからといって慌てて救急車を呼んだり、救急外来に駆け込むことはありません。寒い中移動し、長い間待たされるよりも一晩様子を見た方が良いでしょう。汗をかいたら着替えて下さい。そして水分を取り、おでこではなくて太い動脈が走っている腋窩(脇の下)と鼠径部(脚の付け根)を冷やして上げましょう。
でもどのタイミングで病院にいっていいのか?風邪ではないのか?なかなか見分けがつきにくいですよね。
普通の風邪は、喉の痛み、鼻水、咳、くしゃみなどが主な症状です。高熱や関節痛などはあまりみられません。
インフルエンザは38度以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状が突然現れます。また、あわせて風邪と同じような症状も出ます。しかし、インフルエンザの予防注射をしていると高熱がでないこともまれにあります。
インフルエンザは潜伏期間がとても短く、1日か2日です。だから急激に広まって大流行してしまいます。
熱発したら無理に幼稚園や学校には行かせず症状を観察しましょう。
今年のインフルエンザの状況
インフルエンザは発症しても検査結果が陽性になるまで時間がかかります。熱が出たからといって慌てて病院に行っても結果は陰性になり、また次の日に受診しなければならなくなった、ということがよくあります。意識混濁や痙攣などの症状が有る時以外は、発症から12時間から24時間経過してから受診すると良いでしょう。
インフルエンザとわかったときは抗インフルエンザウイルスの薬を開始します。これは48時間以内がベストだと言われています。インフルエンザの検査は保険が3割負担だと2000円程度で受けられます(初診料、再診料、薬剤料はのぞく)。
予防接種を受けた人は症状が軽くなり、38度以上の熱が出ない事もあります。風邪かな?と思ったときでも、周りにインフルエンザの人がいたら検査を受ける事をお勧めいたします。
医師の判断により変わってきますが、一般的には・・・
・タミフル(オセルタミビルリン系)・・・A,B型の両方に効果があります。カプセル剤による経口投与が一般的です。タミフルの副作用として異常行動の報告がありますが、タミフルを内服していないインフルエンザの患者にも一定の割合で異常行動が認められるため、因果関係は明らかにされていません。
・リレンザ(ザナミビル系)・・・リレンザは吸入薬で1日2回、5日間使用します。A,B型両方に効果があります。リレンザの副作用としては下痢、発疹、吐き気、動悸などが報告されています。
・イナビル(ラニナミビルオクタン酸エステル水和物)・・・こちらも吸入薬です。最大の特徴は1回吸入するだけで治療が完了することです。ただし1回の吸入を確実に行う必要があります。副作用は下痢、悪心、胃腸炎、蕁麻疹などがあります。
・ゾフルーザ(バロキサビル系)・・・たった1回飲むだけで治療ができるインフルエンザの新しい治療薬「ゾフルーザ」は発売開始後人気薬となり、シェアの4割を占めるようになりました。ところが、服用した患者からこの薬が効きにくい「耐性ウイルス」が出現することから、日本感染症学会は「12歳未満の子どもの使用は慎重に検討すべき」という提言をまとめました。
インフルエンザは病院にかかるタイミングが重要です。まずは慌てずにいつ頃から調子が悪かったのか整理してみましょう。
この時期は急な発症に備えて、アクエリアス、ポカリスエットなどの電解質入り水分を備えておくと良いですね。
子どもの熱はつい慌ててしまもの。でも様子をよく観察して痙攣症状などがなければ、まずは自宅安静を。
いまはネット相談などもありますから上手に活用しましょう。
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胃腸良子