インフルエンザで異常行動「タミフルの副作用が明らかに」国、窓施錠促す方針 | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

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今年のインフルエンザはスタートがゆっくりです。
寒さが穏やかなためか、あまり”インフルになった”という声は聞こえてきません。
流行らずに終わってくれればそれが1番ですが、だいたい年明けぐらいから流行は広がってきます。
 
 
 
あれは15年前、まだインフルエンザの予防接種がこれほどまでに広まっていない時代でした。
長男が幼稚園からインフルエンザをもらってきて、それが次男にうつり、最後に私がかかり、一家総倒れになるという事態が起きました。
 
 
 
予防注射もしていない、抗ウイルス薬もない、真っ向からインフルエンザウイルスと闘うということは、それはそれは辛いものでした。
がたがた震えるほど熱がでて、体中は痛み、なにも喉に通りません。
「死期に近づくというのはこういうことか・・・」
いまではたかがインフルエンザなのに、そう思ったものです。
 
 
 
その後は必ず毎年予防注射をしています。
もう長男、次男はウイルスを家に運んできませんが、3男が学校から持って帰ってくるんですよ。
私は患者さんにうつしてはいけないし、仕事も休めないから、感染しないよう必死に対策しています。
 
 
しかし、予防注射をしていてもかかる子は多いものですよね。
発症から48時間以内に使用すると劇的な治療効果が得られるインフルエンザの抗ウイルス薬タミフルが発売されてから、重症化することは少なくなったので心配は減ったというものの・・・。
 
 
 
そのタミフルの副作用が以前より問題になっていました。
「幻覚、幻聴、異常行動」
いままで国は「インフルエンザの異常行動はタミフルとは因果関係は認められない」と、異常行動は薬を飲まなくても飲んでも同じように発症するという見解でした。
 
 
 
しかし今月、厚生労働省はタミフルと異常行動の関連性について「タミフル使用上の注意」という情報を発表しました。
このニュースをいち早く教えて下さった読者のC様、ありがとうございました。
私なりに調べてみましたのでお知らせしたいと思います。
 
 
 
 

インフルエンザで異常行動「タミフルの副作用が明らかに」国、窓施錠促す方針

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タミフル内服後の異常行動
 
「タミフルで異常行動がでる」というのは、医師や看護師の間では浸透している理解です。
子供や老人の患者さんに薬を飲ませる時は、必ず保護者や介護者が目を離さないようにと指導してきました。
 
 
厚生労働省の調査ではなかなかはっきりとした因果関係は証明できず、その関係性ははっきりとしませんでした。
しかし、インフルエンザ罹患後の事故が相次ぎ、先日「タミフル使用上の注意」を発表しました。
 

 インフルエンザ治療薬を使った患者の異常行動が昨シーズン、未成年者を中心に計54件報告されていたことがわかった。薬と異常行動との因果関係はわかっていないという。厚生労働省はドアや窓を施錠するなどの具体的な対策を促す通知を都道府県などに出すことを決めた。

 突然走り出すとか飛び降りるといった異常行動は、同省の副作用報告によるとタミフルで38件、リレンザ11件、イナビル5件の計54件あった。うち、リレンザとイナビルを使った10代の2人は、マンションから転落するなどして死亡した。

 通知では、インフルエンザにかかった未成年者がいる場合、家の窓や玄関にかぎをかける▽一戸建ての場合は1階に寝かせる――などを促す予定という。

*朝日新聞デジタルニュースより

 
 
追記:先日読者の方からいただいた情報です。
私の認識には偏りがありました。現時点での厚生労働省の発表は以下のようになります。
 

今月の厚労省の安全対策審議会では、インフルエンザと異常行動について検討しています。研究班がまとめた2016.2017年のインフルエンザと異常行動についての最新のまとめになります。

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000184039.pdf

タミフルと異常行動の因果関係は、まだ「不明」が公式見解です。現在の疫学調査ではどうしても因果関係を評価しきれないためです。因果関係がある、というのも間違いだし、ない、というのもまた同様に間違いだということです。
 
 
 
薬は副作用を理解した上で飲む
 
 
私がはじめてタミフルを使った時のことです。
インフルエンザにかかった長男はタミフルを飲んで4時間後、「うわ〜〜〜〜、蝶が蝶が!」と2段ベッドの上から飛び降りようとしました。
 
 
次男はタミフルを飲んだ日の夜、夜中何度も目が覚めて「ママ−」「ママ−」と大泣きしていました。手で空をもがきながら何かを追い払おうとしています。
 
 
あとから子供達に何があったのかたずねると・・・「とにかく訳がわからない悪夢を見た」というのです。どうやら幻覚がみえるようです。
 
 
特にはじめてタミフルを使う時には症状が強く出ると思います。これは単に私の経験則ですが・・・
 
 
あれだけ感染力が強いウイルスに効果がある薬ですから、副作用もあって当然です。タミフルを使わなければいけない状況では、必ずどんな副作用があるのかということを理解して飲むようになさって下さい。
 
 
 
タミフル、リレンザ、イナビルの違い
 
 
では、他のインフルエンザの治療薬は問題ないのでしょうか?
主な3種類の薬を比較してみようと思います。
 
 
タミフルは飲み薬、リレンザ、イナビルは吸入剤です。
 
 
【タミフル】
飲み薬ですので、成分のほとんど約80%が血液に入り全身に作用します。
1日2回5日間の内服です。
 
 
 
【リレンザ】
吸入薬で1日2回、5日間です。
吸入した薬のほとんどは喉や気管支、肺など、吸入した薬が粘膜にとどまって作用します。インフルエンザウイルスは口や鼻などの粘膜から侵入するので、この粘膜に生息するウイルスに効果的です。
 
 
 
【イナビル】
吸入薬で、20mgを2本、1回で吸入して終了です。
イナビルは他の薬とは作用機序が違います。肺の中の肺胞マクロファージに届いて作用します。
血液中に届く量はタミフルに比べると減少します。
 
 
 
このように、粘膜に届いて作用するか、血液から全身に届いて作用するかの違いから、中枢神経系への影響に違いが出ます。
 
 
タミフルは飲み薬ですので、薬成分の血液中濃度があがり、脳や中枢神経へ刺激を与え、異常行動を起こしてしまう可能性があるというわけです。
 

 

 

どの薬がもっとも良いかというのは、決めることはできません。

それはその人の既往歴、罹患歴、体力、免疫力など総合的に判断されるからです。

咳がでるだけのインフルエンザ症状の人と40度以上の高熱を出している人では、使う薬が違うというのは当然ですよね。

 

 
 
とにかく、インフルエンザにかかり薬を飲ませた患者さんを1人にしないことが大切です。
子供、老人は特に副作用が現れやすいものです。
「よく寝ているから・・・」
と1人にせず、視界にはいるところで休ませるようにして下さい。
 
 
 
薬は100%の万能薬ではありません。
その作用を上手に使い、体を守ることが必要です、
副作用もきちんと理解した上で正しい使い方をして下さいね。
 
 
 
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