「胃の痛みはなくなったけど・・・ムカムカが止まりません」ピロリ菌除菌後の逆流性食道炎と食道がん | 胃腸良子のアンチエイジングサプリメント外来 あなたの美腸内フローラ作ります

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あなたを美腸内フローラで若返らせる!
NRサプリメントアドバイザー&看護師 胃腸良子です。
 
 
 
先日、お友達にカバンの中を見られてギョッとされました。
「あんたの読んでいるその本はなに・・・?」
「あれれ、見つかっちゃった?気にしないで。気にしないで。私、相当のオタクだから」
 
 
 
いま私が読んでいる本は「失われていく、我々の内なる細菌」という本です。
この本、凄く面白いんです。
でもこんなマニアな本を買う人はめったにいないのでしょうね
なんと3200円もするのです。
 
 
 
この本を買いたくて、主人におそるおそる聞いてみました。
「Amazonで頼んでもいい?この本。ちょっとだけ高いのだけれど・・・」
意外にもあっさりOK。自分も読みたいから良いよと。
思い切って聞いてみて良かったです。
 
 
 
腸内フローラの解明の礎となったのは19世紀に始まる細菌学。
腸内細菌やピロリ菌などが発見されたのも「マイクロバイオーム:人間と微生物の繋がり」の研究が盛んになったためです。
 
 
 
代表格であるピロリ菌についてもさらなる解明が進んでいます。
しかし、研究者の間でも意見が分かれるところもあります。
「ピロリ菌は悪者か?良い者か?」
「除菌するべきか?せざるべきか?」
「除菌後の副作用は?」
 
 
 
除菌を終了して胃の調子は良くなったけれど、胸の辺りがムカムカするようになったという方が多いのも事実です。
胃の中の悪者であるピロリ菌を退治した結果、逆流性食道炎になることがしばしばあります。
これはどういうことなのでしょうか?
 
 
 
先日もお友達のAちゃんから質問を受けました。
 
ピロリ菌を除菌したら、その後からゲップがよく出るようになったの。なんで?
 
本日は、ピロリ菌の除菌をしたあとに起こりがちな逆流性食道炎についてお伝えいたしましょう。
 
 
 

「胃の痛みはなくなったけど・・・ムカムカが止まりません」ピロリ菌除菌後の逆流性食道炎と食道がん

 
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ヘリコバクター・ピロリ菌とは?
 
 
ヘリコバクター・ピロリ菌の除菌療法についてはいままでも何度かお伝えしてきました。
始めてでよく分からないという方はこちらを参考にしてみて下さい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ピロリ菌除菌後の逆流性食道炎とは?
 
 
ピロリ菌を除菌したあとには、胃酸の分泌が一時的に活発になり逆流性食道炎になりやすくなります(私もなりました)。
 
 
逆流性食道炎とは、内視鏡で観察すると食道下部が乳白色に変色したり、赤くなったり、さらに、食道粘膜が脱落して、びらんや潰瘍を形成している状態です。
 
 
ピロリ菌を持つ人が多い日本では成人の罹患率は少なかったのですが、除菌療法が普及するにつれて増え続けています。欧米では逆流性食道炎になる割合は約40%と言われていますが、日本でもそれに近づいているようです。
 
 
 
 
 
 
逆流性食道炎を放置するとどうなるの?これから増える?食道がん
 
 
どんな症状が逆流性食道炎かといいますと・・・
 
 
口まで酸っぱい液がこみ上げ、胸やけ、食道えのつかえ感、のどの痛みや違和感、逆流した胃酸を気管支に吸い込んで咳き込みなどの症状が現れます。
 
 

長年飼っていたピロリ菌がいなくなると体のバランスが崩れてしまうようです。ピロリ菌は自分の住み心地が良くなるよう胃酸の分泌を抑えるよう働きかけます。そのピロリ菌がいなくなったことで胃酸の分泌が増え食道にまで逆流してしまうのです。

 

 

多くのかたは、時間の経過と共に胃酸の過剰分泌も落ち着き、体がだんだんと適応していきます。

 

 

しかし、逆流性食道炎が慢性化してしまう人も増えています。慢性的に食道が炎症を起こした状態が続くと、食道上皮が胃の上皮と同じ円柱上皮に変化する事があります。

 

 

これをパレット食道と呼びます。

 

 

食道上皮は白っぽい色合いですが、バレット食道になると少し赤みのある色合いに変化します。バレット食道は欧米人に多くみられ、食道癌になりやすい状態です。日本でも欧米なみに逆流性食道炎の患者が増えているますので、今後は食道癌が増加することが心配されます。
 
 
 
 
 
逆流性食道炎を予防するには?
 
 
逆流性食道炎の増加はピロリ菌除菌だけが原因ではありません。
食生活の変化も影響を及ぼしています。
 
 
食道がんになりやすいパレット食道を防ぐためには・・・
 
・胃酸の分泌を増やす、油っこいもの、辛いもの、甘いもの、コーヒー、炭酸飲料、アルコールなどをひかえましょう。
 
・食べた直後には横にならない。牛にはなりませんが、食道がんになってしまうかも?!
 
・前かがみをさけ、ベルトを強く締めすぎたり、きつすぎるパンツなどは止めましょう。
 
・排便時に力まないように、便秘を予防しましょう。
 
・太りすぎに注意しましょう。

 

 

胃がんは防げたけど、食道がんになってしまった!なんてことにならにように胃酸の分泌を上手にコントロールしなければなりません。

ピロリ菌を除菌したらあとは大丈夫、そんな油断は禁物です。一年に一度は胃の内視鏡検査を受けて食道粘膜の状態を診てくださいね。

 

 

 

 

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いままでの記事をわかりやすくまとめてみました!どうぞご覧下さいね。↓↓↓
 
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