昨日、四天王寺で大阪能楽大連吟の本番がありました。
大阪能楽大連吟とは、演目「高砂」の謡を100人以上の方々と謡うというイベントです。
1月から4月まで小稽古や全体稽古を行い、本番にのぞみました。
稽古の様子もほんの少し書いています。
能楽堂へ着物でお出かけのはずが~お能の謡を気軽にお稽古「能楽大連吟」
謡のお稽古に西宮能楽堂へ~大阪能楽大連吟
本番当日は大雨。
結局一日中、やみませんでした。
「潤って、のどの調子がいい。能楽日和」だそうです(笑)
リハーサルをも行いました。
運よく最前列に座ることができ、低めアングルから撮影。
本番では「高砂」を100人の方々と謡いました。
大阪での能楽大連吟は今回が第一回目。これを記念して特別に演目「石橋」が上演されました。
後半のクライマックスだけを演じる半能で、白獅子と赤獅子の豪快な舞にひきつけられました。歌舞伎の連獅子などのもとになったものです。
「石橋」は能楽師にとっては節目となる演目。なかなか演じることができないそうで、間近で観ることができ幸運でした。
すべて終わり、帰る前にお友達と。
(ayaaya先生の着付け教室で知り合い、仲よくしていただいています)
参加された方の着物は、付け下げや色無地、紬などさまざまでした。「大雨だったので、着物は止めました」という方も多くて残念。
打上げにも参加。先生方をつかまえて(!)一緒に写真に納まっていただきました。
講師のお一人、能楽師・齊藤信輔 先生(右端)
※左端はお友達のご主人。ご夫婦で参加されました。素敵ですね。
もう一人の講師、能楽師・今村哲郎 先生(右から2番目)
4ヵ月間、お世話になりました。
来年も参加したいと思います。よろしくお願いします。
お能のことはほとんど知らない初心者です。
「高砂」をお稽古できて、身近に感じられるようになりました。
舞台も観に行こうと思います。お能は奥深いので、これから少しずつ知っていきます。