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さて夕飯でやらかした感(=食べ過ぎ)があるけれど、
『宝亭』で頼んでおいた料理を受取りに行った際にデザートまで買っていたんだよー。
MONT BLANC(モンブラン)
洋菓子屋の『モンブラン』といえば、東京もんのわたしには自由が丘なのだけど
どっこい、こちらも1947年創業と歴史のあるお店。
熱海在住だった作家、谷崎潤一郎も通ったお店らしい。
上品なマダムが接客していて、ここもいい雰囲気だなぁ。
マダムが手際よく包んでくれたケーキ。
この包装も好きだなぁ。
前回デザートとお土産を買った三木製菓(⇒★ )もだけど
ロゴとか古いものを大事にそのまま継承しているお店が好き。
代替わりなどでロゴを変えちゃうところって結構あるんだけど
なんだろう、以前の方が良かったって思うことの方が多いんだよなぁ。
この日、生憎谷崎潤一郎が愛したというモカロールは無かったのだけど
わたしが選んだのはこの2つ。
チョコレートスポンジと生クリームが層になっているケーキ。
ご覧の通り、華やかさなどとは無縁だけど
いいんです、これでいいんです。
と言いたくなるのはやっぱり熱海の雰囲気かな?
わたしは好きだな。
お店の名前がついているから思わず決めたモンブラン。
一般的な(栗の)モンブランとは違うもので、こちらはいわゆるサバラン。
サバラン生地にラム酒とキルシュがしみ込ませてある。
でもこのお店では上に白い生クリームが山頂の雪のようにのっているからモンブランと名付けられている。
たっぷりとしみ込んでいるけれど、アルコホルをそれほどきつく感じなかったのはこれをいただく前にそこそこ飲んでいたから?
でもきつくないので食べやすかった。
生クリームの甘さとちょうどいい感じだった。
オットと絶対食べ過ぎだよねーと言いつつも、きっと朝にはまた食べ過ぎるんだろうなぁ。
ま、旅行だからいいか。
美味しかったです。
ごちそうさまでした☆
…つづく。