良心的すぎるお店@新蒲田『がんころ食堂』 | 悪あがき女製作所

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ラヴ☆蒲田

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お昼に定食屋さんで食べたいと思った時に浮かぶお店のひとつ。

わたしが勝手に「新蒲田の良心」と呼んでいるお店のひとつ。


がんころ食堂


住所は新蒲田。

蒲田駅からも多摩川線のお隣、矢口渡駅からも、

池上線の蓮沼駅からもちょっと距離がある。

けれど、お昼時ご主人がひとりで切り盛りするカウンターのみの店内はいつもいっぱい。

お店に入る前にチェックするのはこの「日替わり定食」

上の札が本日の日替わり定食のメニューで

下の札はこの日替わり定食すべてにつく小鉢だ。


この日は

・カレイの煮付 ¥500

・アジ開き ¥500

・サバの塩焼 ¥500

・ベーコンエッグ ¥500

・メンチ アジフライ ¥550

・豚のロース焼肉 ¥550


日替わりといってもこんなにあるので、

ここは是非日替わりから頼んで欲しい。


お店に入り席につき、注文をする。

するとほどなくして小鉢が出てくる。



肉団子にオクラと長芋の和え物、麻婆豆腐、お新香。

これだけでも十分ごはんが食べられちゃう。

でもメインがまだ出てくる。

わたしが頼んだのは豚ロース焼き肉。



なんといちごまで添えられてきた。

このお値段でしっかりとしたロース肉がこんなにのってきた。

ごはんはいつも小ライスにしている。


男性で健康に気を使っているのか半ライスにしている人もちらほらいるんだけど、半ライスにするとわたしの場合どうしてもごはんとおかずの配分が上手くいかない。なので午後からは睡魔と戦う覚悟で小ライスをいただくのだ!

(実は小ライスでも配分はしくじる)


で、このセット通常は¥550なんだけど

小ライスだと¥50引になるのね。なんかそれが毎回申し訳ない。

同じでいいのにー、って思いながらご主人が言う金額を渡している。

こんなにたくさんのおかずで¥550だって安いよ…

ご主人、安すぎるよって来る度に思う。


みんな食事を終えるとダラダラしないで、サッと器をカウンターの上のところにのせてゆく。

「ごちそうさま」と声をかけ、お金を支払って満足そうに出てゆく。

わたしも若干食べ過ぎ感のお腹を気にしつつ、「ごちそうさまでした!」と声をかけ、ご主人の手のひらに500円玉をのせて店を出た。


このお店がある商店街をもっと矢口渡方面へ行ったところにあった

昭和食堂さんはとうとう閉店してしまった。

この辺りに町工場がもっとたくさんあった頃はこんな食堂ももっとたくさんあったに違いない。

このお店はまだまだ続いて欲しいな。

そう願う。

だからご主人もう少し高くても、いや、ごはんの量を減らしても値引きしなくていいよ、そう思うのだ。


美味しかったです。

ごちそうさまでした☆


最後はやっぱり

びば☆蒲田


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