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青学の近く、渋谷からも表参道からもちょっと距離のある
LATURE（ラチュレ）
店名は２つの言葉を合わせた“自然の雫”という意味の造語らしい。
おもてには￥２２００のランチコースがこうして出ていたけれど
「せっかくだから」とわたしたちが予約したのはもうひとつのコース。
こちらのメニューには出ているね。
￥４８００の方。
階段を下りるとこんな雰囲気のドアが。
扉の向こうはどんな雰囲気かな？
予約を入れたらかろうじてカウンター席が空いていたのだけど
割と落ち着いて座れる雰囲気だったし、
厨房が見えるのでこれもまたいいかな、と。
昼間から飲んじゃいます。
せっかくなので赤を。軽めの赤。
この後、おすすめというフルーティーな赤に。
コースのお値段もだけど、ワインも良心的。
ミコロちゃんはさすが、泡やってた。
こちらのお店、ジビエが食べられるんだけど、ジビエは基本はディナーで。
でも嬉しいことに色々出たよー。
（※猟の期間があるのでメニューについては事前にお問い合わせを～）
蝦夷鹿のブラッドマカロン
なんと鹿の毛皮にのってきた！
こういう演出が家じゃ絶対にないものなので楽しい。
鹿のブーダンノワールをマカロンで挟んでいるんだけど
甘じょっぱさが絶妙で、これもっと食べたい！と思った。
鹿のブーダンノワールはくせのないレバーパテのような風味。
樋熊と胡桃のケークサレ
これも器が素敵。
北海道の樋熊のすね肉と胡桃を使った生地に
クリームチーズと熊の好物の蜂蜜が挟んである。
次に出るお料理の魚を見せてくれた。
鰤の藁燻し焼き。この鰤が…
ラディッシュに隠れて出て来た。
寒鰤の藁燻し焼きとパール柑、松の実、ディルのマリネ
爽やかな風味。
さっぱりしているけれど、寒鰤が脂がのっていて
もっちりとしていて美味しかった。
パンとバター。
器のこだわりがすごいなぁ。バターナイフが木製で鳥のかたちとかかわいい。
国産ジビエ（鹿、猪、熊）のパテアンクルート
フォアグラも入っている。
パテの部分はもちろんのこと、ジビエで取ったコンソメジュレもパイも美味しくて
２人してワインが進む、会話が進む、目じりが下がる（笑）
美味しいものは正義！
添えられている野菜も新鮮。
棗や無花果、金柑を一緒に食べ、風味が変化するのを楽しんだり。
メインで使うナイフとフォークがセットされ、
店名が入ったナイフが素敵だなぁ。
メインはジビエではなく、
牛ほほ肉の煮込み
ナイフが不要なくらいにやわらかなほほ肉。
家で柔らかく煮込もうとすると、コンビーフのようにパサついてしまうのだけど
トロットロでしっとり。どう火を加えたらこうなるんだろう？
野菜ひとつひとつも味が濃くて美味しい。
ソースはパンでしっかりぬぐって堪能。
デザートは蕗の薹のアイスとソルベ
白くて細長いのはメレンゲで、キノコのパウダーが振ってある。
ソルベの方は蕗の薹の風味を強くしてあって、
口に入れると蕗の薹の香りと独特な苦みがあって
アイスの方は控えめな仕上がり。
雉の脂のフィナンシェ
まるで木に鳥がとまっているかのような雰囲気。
色々とジビエが使われていたけれど
言われないとわからないくらいにくせがなく
ジビエはちょっと…という人にも、
ジビエ好きな人にはこんな料理に！？と驚きや感動があって
夜にもゆっくりと訪れたいと思った。
とっつきやすい接客も、ドキドキしないで料理が楽しめるのでイイ！
美味しかったです。
ごちそうさまでした☆
ラチュレ
（フレンチ
/ 表参道駅
、渋谷駅
、明治神宮前駅
）
昼総合点-
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