ここからが今日の本題です
放射線科にて。
CTルームに着くと、看護師さんから問診があり、カニューレから造影剤ではない液体(何かは覚えていない)入れられました。
この看護師さん、すんごいおしゃべりで。
「きっとあなたもすごい待ったんでしょ?さっきそこにいたおばあさんは予約で来たんだけど、もう1時間半待ってるって。」
「私も4時上がりだけど、こんな状況を放ったらかして帰れないから、残業してるのよ〜。でもそろそろ帰らないと、うちの子達のご飯が〜」
「普段は放射線技師さん達、4人体制なんだけど、今日2人しかいないのよぉ〜」
と、こちらは何も言ってないし、何も聞いてないけど、勝手に色んな情報を教えてくれました
どうやら今日はかなりの人手不足らしい。
CT室に入ると
かなーーり寒い
機械を冷やすのに温度下げてると思われる。
今まで何度かCT受けたことはあるんですが、
それでも、リアルラジエーションハウスだ〜とちょっとテンション上がる私。
が、このテンションも長続きしませんでした
放射線技師さん、私の検査依頼書?的なものを見ながら
「あれ?あれっ???」
と何か戸惑っていました。
もうこの時点で嫌な予感しかない…
「ちょっと待ってて💦確認してくるから〜!」
と消えていき、待たされること5分。
さ…寒い…
台に横になると技師さんが説明しました。
技師「2〜3分で終わるからね〜。呼吸を止めてって音声が流れたら、呼吸を止めて気道を開けてね」
気道を開ける…?????
気道ってどうやって開けんの?
普通に呼吸止めるんじゃあかんの???
私「気道ってどうやって開けるんですか?」
技師「えーとねそうね、どう言えばいいかな?ほっぺをぷくーっと膨らませるじゃない?そしたら気道が開いてるの感じない?」
私「ほっぺをぷくーっとしてみて)…分かりません」
技師「じゃあ、トイレでいきむ時をイメージしてみるのはどう?こう、気道が開いてるの分かる??」
私「…分かりませんでもとにかくなんとかやってみます…」
大丈夫?この技師さん??
それともこの例えでみんなわかるもんなん??
途中で起き上がって説明聞いたけど、やっぱり例えがわかりませんでした(笑)
もう一度横になり、技師さんも撮影ルーム?に行き、いざ撮影!
と思ったら、
技師「ちょっと待ってね」
で待つこと15分。
ガンガンに冷房が効いてるCT室。
CT撮るためにコートは脱いでるし、造影剤入れるために袖は二の腕までまくってます。
寒い寒い寒い‼︎
指の感覚なくなりました
そしたら技師さんが戻って来て、
技師「待たせてごめんね〜私、これのプロトコル(手順)よく分かってなくて、ちょっと確認のために○○にいる同僚に電話で確認してみるからもうちょっと待ってね。」
わからないのに放射線(X線)ぶっ放して大丈夫ですか??
にしても看護師といい、技師といい、放射線科のスタッフはみんなよくしゃべるな…
もう寒過ぎて、凍死しそうです…
さらに待たされた後、やり方がわかったのか、今度こそ開始。
1分くらいで終わりました。
技師「ほんと、いっぱい待たせてごめんね〜っ 私、これこの間習ったばかりで、また3人の患者さんにしか使ってみたことないの〜」
ちゃんと撮れてる??
普通、CTってトータルで10分とか15分で済むんですが、
結局1時間かかりました
完全に体が冷え切って、室内なのにコート着て、ヒーターにくっついてました
ついに診断がおりる
病室に戻り、ダラダラ結果を待ってると、耳鼻咽喉科の朝とは違う医師が来て、
CTスキャンで腫瘍や膿瘍も見当たらないので、
リンパ節炎と診断されました。
「何の菌やウィルスなのかとか、感染経路は不明ですが、抗生物質と痛み止めで治るでしょう。もしそれでも治らないとか悪化した場合はまた救急へ行ってください。記録があるのでお待たせすることなくすぐに耳鼻咽喉科に連れて行ってもらえますので。」
←そんなの信じるもんかぁ〜!
とのことでした。
最初の夫の見立ては正しかった!
19:30 無事退院。
帰り際にギリギリで痛み止めが届きました
が!空きっ腹にコデイン(強力鎮痛剤:日本では劇薬指定)を二錠も飲んだもんだから、
家に着いてから副作用で、ひどい目眩(完全な千鳥足)とひどい吐き気(実際に嘔吐した)に襲われて、最後の最後までNHSの洗礼を受けました
抗生物質がよく効いてくれて、今ではすっかり熱は下がり、首や鎖骨の腫れもひきました。
首を押したらまだ少し痛いのと、疲れやすいとかはあるので、今も体が菌だかウィルスと戦ってるんやろうなぁと思います。
でも熱は引いたので昨日から仕事に戻りました
みなさんのお叱りが聞こえる〜
無理せずゆっくり働いてるので心配しないで〜
今の目標、早く抗生物質飲み終わって、お酒が飲みたい!