Re:無題
>Rinkoさん
マーサ・グラハムやさらに遡ってイサドラ・ダンカンを源流とするモダンはもともと裸足なんです。おそらくこれは文明批判や女性解放の意味も含んでいたのかなと。
だけど湿度の高い日本だと裸足で踊ると皮がむけるので、30年前にはレッスンでは先を切った靴下を履いて練習し、舞台では裸足でした。(今はボール部分だけを覆う肌色のスキンシューズや新体操シューズがあるけど)
で、いわゆるジャズシューズは80年代ジャズブームの頃には履いてたけど、今はシアタージャズぐらいで、主流のスローやリリカルだとスキンシューズや靴下かな。
フラッシュダンスや武富士のはハイカットのジャズシューズで、ジャズスニーカーはもっとゴツくて80年代後半のヒップホップ以降に流行ったように思います。
日本だと、暗黒舞踏の影響もあるせいか、モダンやコンテには難解でおどろおどろしいイメージないですか?
ローザンヌの課題曲のような美しい作品やアメリカンダンスアイドル(SYTYCD)で踊られるようなリアルな感情を表現した作品は、日本だとむしろジャズの方が近いのかな?、と。(勝手な推測ですが)
ていうか、日本人って「難解な方が高尚」って感覚強くない?
昔、ローザンヌのコンテ部門でスティーブン・マックレーがタップ踊って優勝した時はビックリしました。外国だと大衆芸能ダンスでも評価されるんだぁ、と思って。
サラリーマンとOLのコンテは、アメダンに出てくるコンテ作品みたいですね。面白そう!^_^
高尚なものよりも、日常の感情に根ざしたものの方に胸を打たれます。
>キミドリさん
キミドリさんの説明、とても分かりやすかった!
ありがとうございます!
>抽象芸術が「モダン」で大衆芸能が「ジャズ」って感じ。
前者は素足かブーツタイプのシューズ、
後者はスニーカータイプのシューズだったりしません?
ジャズを始めたとき、勧められたシューズはブーツタイプでした。
バレエシューズみたいに柔らかくて甲や爪先のラインが見えやすいタイプ。
武富士や映画フラッシュダンスではスニーカータイプでしたよね。
でも、どっちがどっちのシューズってわけではなく、
この作品/この振り付けにはこのシューズ・・・ですよね。
ウチの先生のコンテの作品に、パンプスと革靴が出て来たことあるし~
事務服のOLとYシャツネクタイのサラリーマンの扮装してたの。
>「内面の精神を表現するのがコンテ、音楽を表現するのがジャズ」
ローザンヌのコンテで、英詩の朗読で踊った子がいたのを思い出しました。鳥のさえずりもバックに流れていたような?
英詩の韻を踏む調子が心地よくて、ただただ綺麗でした。
Re:無題
>みかさん
キビシイなぁ、みかさん。笑
似たような作品になるのは、振付家のこだわりで同じモチーフを何度も使うこともあるだろうし。
ただ、コンテやる人の中には甘い人がいるのも確かで、「型」や「音」に合わせる踊りなら、できるようになるために可動域や筋力や反射神経を訓練するけど、「自分の内面」にも合わせて自分らしく踊れば良いとなると、苦手な動きを避けてやりやすいことしかやらなくなる恐れも。
私が術後コンテに戻らなかった理由の一つに、これではリハビリにならないってのもあります。
>キミドリさん
なるほど。
先日、リーダーの出演するコンテンポラリー公演を観に行ったら、ハブと同じ内容の部分があり、
「クラシックバレエは同じ物を観るけど、前衛作品を観に行ったのに。新しいアイデア出せよ。」
って文句言ったとこなんです。
Re:無題
>みかさん
コンテは範囲が広くて、昨今ではポワント履いたバレエでも創作作品は「コンテ」と称するし、ストリート系のコンテもあるし。
以前習ってたコンテの先生は「音楽を主体に動のはジャズ、身体を主体にするのがコンテ」と言ってましたが、コンタクトのインプロなんかまさにそれですよね。音楽よりも相手の呼吸や身体の動きに合わせる方が重要というのは、私は苦手でした。「音楽は聞くな。BGMだと思え」とよくコンテ師匠には言われたけど、競技ダンス出身の私は音を外すのはすごく気持ち悪くて。
型もなく音にも合わせなくて良いとなると、ともすれば自己満でしかなくなる。それが観客に見せられるものに値するかどうかがコンテの難しいところかなと思います。
おおおお~。先生のダンス、いいですねー。
うちのハブ イバラキのリーダーが
「僕、コンテンポラリーダンスっていう訳わかんないのやってるんです。」
って自己紹介するんだけど、私は
「以前テレビでローザンヌバレエコンクールっていうのを見ててそん時、クラシックバレエとコンテンポラリーを若者達が踊ってたけど、バレエのコンテンポラリーとは違うね。」
と言って、一公演終えた後もまだ
「コンテンポラリーって何?」
と思っています。
彼とコンテンポラリー友達がやっていたコンタクトインプロヴィゼーションは検索しました。
床をはいつくばるような踊りとクラシックバレエの私がどうやったら一緒に踊れるのか。
とりあえず腕立て伏せを寝る前に五回やっていたのを十回に増やしました⭐️
今回のキミドリさんの動画の手をわちゃわちゃ動かす所、リーダーのダンスと似ています。
Re:無題
>ここちゃんさん
足つっ込んでみて下さい!
バレエや社交ダンスとは違う、精神の解放感を感じるかも。^_^
Re:無題
>Rinkoさん
私は30年ぐらい前にモダンやってて、当時は「コンテンポラリー」という言葉すらなく、クラシックバレエ以外は全て「モダン」か「ジャズ」というくくりでした。
70年代後半から日本でブームになったジャズは、今で言うシアタージャズや武富士っぽいやつでしたね。抽象芸術が「モダン」で大衆芸能が「ジャズ」って感じ。
ちなみにバランシン以降の現代作家のバレエ(プティなど)は「モダンバレエ」でした。
その後80年代後半からヒップホップが上陸した時は「ジャズ」のカテゴリーの一つでしたが、今はストリート系はジャズとは別ですね。
で、「コンテ」と「モダン」の違いですが、以前習ってたコンテ師匠の言によるとモダンはグラハムの流れを汲むアメリカ由来、コンテはヨーロッパ由来とのことですが、ぶっちゃけ現代舞踊協会に加盟してる人のがモダンでその他がコンテかと。ただ、区分は明確ではなく、昔「モダン」を称してた人が今「コンテ」を名乗ってたりします。(理由を聞いたら「その方がカッコ良いから」ですって。^ ^)
また、「コンテ」だとイメージ的にとっつきにくいので「ジャズコンテンポラリー」「コンテンポラリージャズ」などと称する先生もいます。コンテ師匠の分類によれば、「内面の精神を表現するのがコンテ、音楽を表現するのがジャズ」だとか。
また、ヒップホップも発祥当時のものからより洗練されたシアトリカルな方向に進化し、「ヒップホップジャズ」と称してたり。
今やジャンルはボーダレスな時代、「どのジャンル」ではなく「どの振付家の作品」なんでしょうね。
言葉にするの、本当に難しいです。私も前回の記事でうまく伝えられなかったので、今回動画を出した次第。
>キミドリさん
実は私、ジャズとコンテとモダンダンスの区別がよう分かっとらんの。
調べてみたことあるけど、やっぱり ようワカランかった。
ホームスタジオは、私が入った頃(約20年前)はクラスの名称に「ジャズ」があったけど、今は、バレエクラス以外は「ダンス」って名称。
あ、それでね、入った頃に先生が言ってたのよ。
ジャズダンスと言えば武富士のイメージがあったから、
ずいぶんと印象が違うって私が言ったら、
「コンテンポラリーだけど、ジャズって名称にしてる」って。
その頃「コンテンポラリー」って名称だと、一般に分かりにくいからだったらしい。
「モダンダンス」と言うこともある。
先生は某大学のモダンダンス部の指導してるのね。
バレエクラスでグラハムテクニックを取り入れてると言ってたこともあったな。
んで、ヒップホップのテクニックが入ることもあると言ふ^^;
ジュニアダンスクラスでやるのは、ヒップホップ色が強い。
なんかもう、いろいろチャンポン。
どの名称のカテゴリに分類されるのか?は、どうでもいいと思うんだけど、文章で書くとなると悩むこと多々です。
これは なんなのかしら
人間の 内面の 表現なのでしょうか
よくわからないけど
何故か 惹かれますね
続けるべき ですよ やめたら 後悔する
できるものなら
ちょっと 足をつっこんで みたい世界ですね