他のブログで昔書いたサザン絡みの記事を読み返していたら、何だか無性に「音楽寅さん」が観たくなりました。
久方ぶりにDVDを引っ張り出してみると、パッケージの天面(上部)にはめっちゃ埃が…
買ったばかりの頃はよく観てたけど、最近は全然観てなかったからなぁー
やっぱ、たまには観てあげないとダメですね(反省)
DVD1発目は、いきなり「桑田佳祐追悼特別番組」から始まりました。
第1回 「桑田佳祐追悼特別番組」
エイプリルフールにちなみ、ドッキリ企画としてオープニングから『桑田佳祐追悼特別番組』が放送され、司会として佐々木恭子アナウンサー、ゲストとしてユースケと岸谷五朗が出演。番組の最中に虎の着ぐるみを着た桑田が登場するが、着ぐるみが佐々木・ユースケ・岸谷に見えていないという設定で番組が進むため、スケッチブックに「はすい(破水)してます」と書いてカメラに出し、その後乳児(の人形)を足元から取り出してみたり、尻尾を股間に挟みそれを用いて自慰を連想される行動を取るなど、好き勝手な行動を連発した。
ユースケによれば、「これは『リニューアル』として一度桑田佳祐に死んでもらい、『新生桑田佳祐』として生まれ変わってもらおうという意図(生前葬)があった」とのこと。追悼特番の終了後、スタジオライブ形式で桑田のライブがスタート。このライブではアンコールを除きサザンオールスターズおよびソロの曲は一切演奏せず、主にアメリカンロックが披露された。また、曲の合間のMCではこのライブを「佐々木アナご着床・分娩記念ライブ」だと発言したりと、こちらでも好き勝手な言動を繰り返した。
前述のオープニングの影響もあり、この企画はネット上で様々な反響を呼んだ。また、「フジテレビ史上第2位」とされるほどの量の苦情の電話も殺到し、これが原因で恭子アナの兄・佐々木将プロデューサーは髪が白髪になるほどのストレスになった事がDVD版で言及された。視聴率は9.8%。
─Wikipediaより
「追悼特別番組」と謳いながら、途中から下ネタ&不適切発言炸裂。
令和の今改めて観ると、コレは完全にアウト!
間違いなく炎上案件でしょう
そう言えば、大人の事情で収録されなかった「アベーロード」
15年前とは言え、よくこんな攻めた番組を毎週地上波で放送できたものです
この番組では、歌以外に桑田さんがロケやコントにも挑戦しているのですが、出演者全員本当に楽しそうで、観ている私も毎週元気をもらっていました。
初回放送後、フジテレビには苦情の電話が殺到したそうですが、当時、私はメンタル的に病んでいて、特に週初めはまさにBLUE MONDAY
月曜夜の寅さん(桑田さん)にはどれだけ救われたことか
現在、阿部サダヲさん主演のドラマ「不適切にもほどがある!」が話題になっていて、私も毎週欠かさず観ています。
クドカンの脚本は秀逸です
昭和の常識=令和の非常識?
昭和というか、平成の前半くらいまではテレビが面白かった。
今の時代、コンプライアンスだとか、ハラスメントだとか…制限だらけの中で作られた番組は、どこを見ても当たり障りのない内容ばかりで、テレビ(特にバラエティ番組)がクソつまらなくなりました。
もう「音楽寅さん」みたいな面白い番組が作られることはないのかもしれませんね。
何か寂しいですよね