先日放送の「爆笑!明石家さんまのご長寿グランプリ2023」が面白かった
中でも特に「ご長寿早押しクイズ」は、久しぶりに腹を抱えて笑いました
出場者は、強烈なキャラクターの80〜90代の高齢者達。
ネット上ではあの番組は「やらせ」だとか言ってる人が散見されるけど、それって実際どうなんでしょうね?
あの人達の自由奔放な立ち居振る舞いを見ていると、とても演技をしているようには見えなかったんですけど。
仮に台本が存在したとしても、果たして一言一句全て覚えられるのか?って話。
クイズの問題に対して誰一人まともな回答ができず(全無視)で、話がどんどん違う方へ脱線、トンチンカンな回答の連発でめちゃくちゃ笑ったんですが、アレは編集で珍回答だけを繋ぎ合わせた「作られた笑い」なのか、それとも本物の「天然ボケ」なのか?
真実は制作スタッフのみぞ知る所ですが、この番組は「珍回答・迷回答を上手く編集で繋いでより一層面白くした(作られた)笑い」なのではないかと思います。
番組に出演したことのある老人の息子が「ウチの親がボケ扱いされた」とか言ったらしいのですが、ご本人達は自らの意思で予選会に足を運んで、見事決勝に進出し、テレビに出演することができた訳だから、冥土の土産としてはそれで充分でしょ。
Yahoo!知恵袋では、「老人を笑いものにしている」って意見もあったけど、私は面白い一般人(高齢者)を起用したお笑いバラエティ番組と捉えれば、それもアリだと思いますが。
よく、バラエティ番組以外でもドキュメンタリー番組や報道番組で「やらせ」が問題になりますが、私は歌番組でも「やらせ」はあると思います。
誰とは言いませんが、大人数の女性アイドルグループなんかは明らかに口パクですよね?
あんなに激しいダンスしながら歌うなんて無理ですよ。
実際、後列の方なんて、口パクすらしていない不真面目な人もたまに見かけますから。
プロスポーツに於いても、八百長や無気力試合みたいな「やらせ」は少なからずあります。
10年前、静岡へ行った時、「テレビ(夕方の情報番組)で紹介されました!」とアピールしていたとある飲食店で偶々親子丼を食べたら、鶏肉が冷凍焼けしていたのか、パッサパサで臭みがあって、クソ不味かったんですが…そういう消費者を欺く行為もある意味「やらせ」だと思います。
イチイチ挙げたらキリがありません
私は過去に何度かテレビやラジオの公開収録の観覧をしたり、お笑いライブを観に行ったことがありますが、収録前(またはライブ前)に番組スタッフや若手芸人から、必ず「前説」があります。
あまりウケなくても、「盛大な拍手をして盛り上げてください。」とか。
そういう盛り上げる為の演出(前説)も「やらせ」ってことになりませんかね?
限られた枠(放送時間)の中で、視聴者の心を掴むには、ある程度そういう手法も必要なことだと認識しています。
余計な疑念は一旦横に置いておいて、単純に番組を楽しんで、心の底から笑ってハッピーになればそれで良いと思いますがね!