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https://www.bbc.com/news/articles/c511ny02qjwo
ウクライナ、ロシアのドローン基地を破壊したと発表
2024年6月23日 11時 GMT
マット・マーフィー、BBCニュース
ウクライナは、衛星写真がイラン製ドローンの発射と士官候補生の訓練に使用されていたロシアの倉庫の破壊を示していると発表。
ウクライナ海軍が投稿した写真は、クラスノダール南部のロシア飛行場付近で大規模な爆発があったとの報道を受けてのもの。
モスクワは報道についてまだコメントしていないが、金曜日の夜中に同地域で多数のドローンを撃墜したと発表している。
キーウの海軍当局は、金曜日の夜に発生した攻撃で、イラン製シャヘドドローンの操作を学んでいた訓練教官と士官候補生が多数死亡したと発表。
キーウの海軍当局はテレグラムへの投稿で、この作戦はウクライナ諜報機関と共同で計画され、実行されたと述べた。
基地は、占領下にあるウクライナのマリウポリ市と向かい合うアゾフ海に位置していたことが、写真を撮影した米国企業プラネット・ラボのデータで明らかになった。
海軍当局はフェイスブックへの投稿で、「新たな衛星画像により、6月21日夜にクラスノダール地方にあるシャヘド136/ゲラン2の保管・準備施設、訓練施設、これらの無人機の管制・通信ポイントが破壊されたことが確認された」と記した。
ソーシャルメディアに投稿された写真には、4月11日に南北に走る道路によって分断された2つの大きな倉庫が写っている。その後、土曜日に撮影された写真では、倉庫の1つが完全に破壊され、もう1つは大きな被害を受けていることが示された。
ロシアは金曜日、ウクライナ軍が同国南部の石油精製所と軍事施設を攻撃した際に、114機の無人機を撃墜したと発表した。当局は、落下した破片で1人が死亡したと述べたが、無人機基地への攻撃については言及しなかった。
土曜日、ロシアが占領下のクリミア半島に据えた当局者は、半島の海岸でウクライナのミサイル攻撃により子供2人を含む3人が死亡したと述べた。
2020年にモスクワから同地方知事に就任したミハイル・ラズヴォジャエフは、セヴァストポリ市近郊のウチクエフカへの攻撃でミサイルの破片により100人近くが負傷したと述べた。
ロシア国防省は、5発の発射体が防空砲により破壊されたが、迎撃の残骸が沿岸部に落下したと述べた。当局者らは、ミサイルは米国製のATACMSで、ロシアが支配する領土の奥深くまで攻撃できると述べた。
また、ロシアのベルゴロド地方の知事は、日曜日の夜、ウクライナのドローンによるさらなる攻撃で1人が死亡、3人が負傷したと述べた。
ビャチェスラフ・グラドコフは、ドローンの1つがウクライナ国境から約6キロ（3.7マイル）離れたグライヴォロンの駐車場を破壊したと述べた。
一方、キーウ当局は、土曜日の夜にロシアのミサイルとドローンがウクライナの首都を攻撃し、2人が負傷し、多数の住宅が被害を受けたと述べた。
キーウ地方行政長官のルスラン・クラフチェンコは、人々は落下した破片で負傷したと述べた。同氏は、攻撃で6棟の高層ビル、20軒の民家、数軒の店舗が被害を受けたと指摘した。
ウクライナ空軍は、ロシアがキーウ地方に向けて発射した3発のミサイルのうち2発を破壊したと述べた。
首都での夜間演説で、大統領ウォロディミル・ゼレンスキーは、ウクライナに新しい防空システムを供給するよう西側諸国に再度要請し、特に米国製のパトリオット・システムを求めた。
「ウクライナは、これらの爆弾の運搬者、特にロシアの戦闘機をどこにいようとも破壊するために必要な戦力と手段を必要としている」と同大統領は述べた。
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仮訳終了