ナミビアの同性愛禁止は違憲と判断 | KGGのブログ

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https://www.bbc.com/news/articles/c7220g65xllo

 

ナミビアの同性愛者の性行為禁止は違憲と判断

2024年6月21日 12時 GMT

ナターシャ・ブーティ、BBCニュース

 

 

 同性愛者の権利活動家にとって画期的な判決で、男性同士の同性愛行為を禁止する法律はナミビアで違憲と判断された。

 

 植民地時代の「ソドミー」や「不自然な性犯罪」の有罪判決はまれだったが、逮捕を恐れて暮らす同性愛者への差別を助長した。

 

 ナミビアには女性同士の性行為を禁止する法律はない。

 

 その南部アフリカの国では同性同士の結婚は依然として違法である。

 

 しかし、同性カップルが海外で結婚し、一方がナミビア国民でない場合、その結婚は法的に認められる。

 

 金曜日の判決が首都ウィントフックの高等裁判所で読み上げられた後、LGBTQ団体イコール・ナミビアの活動家は、法廷で抱き合う人々の写真をシェアした。

 

 「新しいナミビアへようこそ。生まれながらの自由を持つナミビアです」と同団体はソーシャルメディアで述べた。

 

 「生まれながらの自由」という言葉は、隣国南アフリカで、1994年に白人少数派による統治が終わった後の民主主義の夜明けに育った第一世代の子供たちを表すのに最もよく使われた。

 

 

「もう犯罪者だとは思わない」

 この訴訟は、英国の慈善団体ヒューマン・ディグニティ・トラストの支援を受けて、フリーデル・ダウサブというナミビアの活動家が起こした。

 

 「もう愛することは犯罪ではない」とダウサブ氏は判決に反応して述べた。「自分の存在だけで、もう自分の国で逃亡中の犯罪者だとは思わない」

 

 彼はロイター通信に対し、自分の感情を総括して「ただ幸せだ」と語った。

 

 国連もこの判決を称賛し、医療サービスやHIV治療へのアクセスも改善する、より包括的な国家に向けた「力強い一歩」と呼んでいる。

 

 人権団体アムネスティ・インターナショナルは、判決への反発を恐れ、ナミビア政府にLGBTQの人々の安全と尊厳を確保するよう求めている。

 

 アムネスティは、裁判が近づくにつれ、同国で「不安をあおる」発言や「脅迫的な」発言がすでに記録されていると述べた。

 

 ナミビアは当初ドイツに植民地化され、長引く戦争の末、1990年に南アフリカから独立した。

 

 近年、アフリカのいくつかの国が反LGBTQ法を廃止したが、同性カップルが結婚して養子縁組ができるのは南アフリカだけだ。

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仮訳終わり